2014年 04月 03日 ( 5 )

春来たる 5:夕暮れ猫

13軒目、母子猫その1 [前回
おっさん猫1匹のみ見かける。
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母子猫その2 [前回
家の前の車道と畑で白い子猫2匹を見かけ、
メシだよーと声をかけるも反対に逃げて行ってしまった。
車に気をつけてね…(除染関係の車輛のみがどんどん増えている)
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誰も来なーい
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帰るフリして覗いていると、かろうじて子猫ハチとおっさん茶トラを確認。
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「猫らに会えないととっとと次に行けてラクだわー」
と負け惜しみを叫びつつ次へ。

噛む犬タロウと猫たくさんのお宅。[前回
今日は女二人だから、怖いよー…(タロウは女ギライ、しかも噛む)
ハラペコの状態では小屋の近くに転がっているメシ皿も取りに行けない。
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前回の赤銀(まどかレポート)に倣って、おやつを放り投げて
取りに行かせた隙に手前に紙皿を置く作戦。
タロウが皿に戻るその素早さ、驚愕。
危ないところであった。



さ、オレたち猫班。
ポンちゃんええ位置におられますね。
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今回もヒロコさんがたくさん持たせてくだすった焼きかつお、
ごちそうさまでーす
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豆かあさんが10匹までカウント
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猫メシ終わって、タロウの水がないことに気づき、
でもひっくり返ったボウルを取りに行くのはムリ。
そこで、落ちていた長い木の板の先に、
水を張った猫皿を乗せ置いてそろそろと差し出す。
しかしタロウが板を踏んでしまうとバーンとひっくり返ってしまうため、
更にもう一本の長い木の板で先っちょの水皿を押し出す、という作戦。
二人がかりなので写真はナシ。
だいぶこぼれたけどなんとか地面に置けた。ナニこの苦労。
マジックハンドが必要? いや、短すぎるか。

きっと満足できておらず、吠え続けるタロウの声が時々喉に詰まって
「ナンデ」と聞こえてドキッとする。
彼らがヒトの言葉を持てるとしたら、まず伝えたい言葉だろうと思う。
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大雪の重みで折れたままの幹
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福寿草咲いた。
2月に銀さんと撮影した株だと思う。
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猫たちは珍しく、庭でくつろいだり畑で遊んだり活発だった。
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メシ喰って遊んでひとやすみ。ただそのことがしあわせ。
ずっと見ていたい光景だった。
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ポンちゃんまたね、お元気で
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18時前でまだ陽はあったけれど15軒で終了。
マメやムクにも会いたかったけれど、蔵らのところからあまりに心が重く、
泣いたから頭痛も重く、それ以上先に進めなかった。
冗談でウソのひとつもつけなかったし、ほんとうのことしかいらない。
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疲れた体は帰りたいのに心はすべて村に置いて行く帰り道、
一日目の月は猫の爪ほどもない細さで、
引っかき傷のような血の色をしていた。
東京の空では、ないことになっているのかもしれない月。

日中はとてもあたたかく、一度も上着を着ずブーツも靴下も不要、
ちぢこまる体の負担も少なかった。桜はまだ。

自分給餌&仮眠しながらゆっくり帰り、浅草で解散。
豆かあさんの安全運転に感謝。
ネ根性ペースとはいえ初めての一人運転、おつかれさまでした。
いっしょに隅田川でお花見したかったけど、遠回りする余裕もナシ。

全国のチーム銀次メシ部のみなさま、
ご支援ご参加ありがとうございました。購入報告[こちら
交通費(自己負担)も大幅アップのため、メシ代とても助かります。
残った分とストック分は次回オレ銀号、青銀号、
そしてデビュー間近の銀銀号(!)に乗せて行きます。


浅草神社へお見守りのお礼参り。
満開の桜と銀次親分。
私たちの一歩ずつをつないでください。
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旧ブログ『今週の銀次親分』

by ginji_asakusa | 2014-04-03 20:40 | お出かけ

春来たる 4:丘の上で

多くの命を危機に追い込んだ未曾有の大雪を経て、
待ちに待った春の青空だった。
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けれど、より深い汚染を染み込ませ再び姿を現した大地と
損傷を受けつつもぐんぐん芽吹き始める樹々や草花に、
ヒトのいない哀しさ虚しさはむしろ強調される。
縁もない村に出入りを繰り返す自分もまた、足取りのない亡霊のように感じる。
オレここにいるよーー
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クラクションを鳴らすと集まる猫5匹のお宅。[前回
クラクション二度鳴らしても誰も現れず…
メシだけ縁の下に置いて帰るフリして離れて待っていると
サビ猫ヒゲちゃんと茶トラのアカのみ食べに来た。
逃げ出すアカ。
とっとと帰りますから、みんなでゆっくり食べてくだされ。
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真向かいに見える蔵らのいる丘。[前回
雪の間は一番の難所だった。(かんじき隊
あぜ道を走り、丘の上まで車で行かれるようになった。
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蔵らの小屋に着き、雪どけのその有り様に立ち尽くす。
柱の根元までイノシシに掘り起こされボコボコになった地面。
日比さんが埋葬したたぬきの死骸まで地表に出ていた。
骨は剥き出しだったけれど毛はまだふさふさしていた。
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ここは開けた丘の上で、飢えた野生動物たちが寄って来ている。
飼い猫にはあまりに過酷な環境。
日比さんのレポートで、最後に餌場で会えていたのは[3月16日]、
私たちが[18日]に行ったときも会えず。
その後あぜ道で見かけられるようになった蔵らはずいぶん遠くまで降り
ねずみを捕まえ、車道を渡ってまで移動していた。[3月27日
もうここからは離れてしまって会えないと思っていた。

そこへ、ニャーという声。
荒れ地の向こうから、しっぽを立てた蔵らがやって来た。
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ハラ見せゴロン
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オレモッフ係、豆かあさんメシの支度。
むさぼる蔵ら。カロリーエースもほぼ飲み干した。
あなたがねずみを食べていたの、東京で見ていたのよ。ごめんね。
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鼻づまりか胸の音か、ゼェゼェ鳴っている。
役場で日比さんは「風邪引いてへんな咳をしている」と言っていた。
これを咳と呼ぶだろうか?
胸まで鳴っているとしたら、悪化しているのではないだろうか?



とても心配で日比さんに電話する。
蔵らに会えました、でも心配です、風邪も悪そうだし、
餌場にも寄れないし、まだ観察しないとなりませんか。
「咳は一週間ずっと続いていて、悪くなっているとは言えない、
見守って、悪くなったらすぐ保護するつもりだから」と言ってくださった。
尻穴からは白い虫が出て来たのでつまんで取った。
ねずみを食べたらきっといろんなばい菌が入っている。

こんなところで、今日のひととき出会えた奇跡。
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次に日比さんが来るまでに蔵らが安全である保証はどこにもない。
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おなか落ち着いてスリスリ
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久しぶりに安心して食べ、甘え、くつろぐ。
獣の臭いが漂い、横には腹を裂かれたたぬきの死骸が転がっている。
思いっきり甘える猫の姿と、周囲の過酷な環境とのギャップ、
その異様な光景に、涙が止まらなかった。
蔵らは明らかにヒトの手を必要としている飼い猫だ。
心の底から「ごめんね」と悔しい想いが溢れて止まらない。
ごめんねと言いながら今日も私はこの状況を放置する。
生きていたらまた会おう、と去ることは、ここで生きろと強要することだ。
こんな小さな猫にそこまでさせて、私には何ができる?

ぐぅぱぁ
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小春を保護したときも豆かあさんといっしょだったな、と思い出す。
あのとき迷ったせいで一歩遅く、
もっとしてあげられることがあったのではと後悔した。
あんな想いは二度としたくない。
でも私はキャリーを持って来ていなかった。
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次に来たとき、ここに転がっているのは蔵らの死骸かもしれない。
大雪のあとの猫たちのように、二度と会えないだけかもしれない。
どこかで生きていてくれよと願おうが、後悔に押しつぶされようが、
乗り越えようが忘れようが、蔵らの生涯にはなんの助けにもならない。
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やがて蔵らは私の手のひらを枕にすぅすぅ眠ってしまい、
私たちは丘の上で1時間を過ごした。
せめてその間は、獣も鳥も近づいて来ない。
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もう一食分のメシを小屋の屋根裏に置き、
日比さんと猫撮る先輩がきっと来てくれるから、
明日もあさってもここにごはんを食べに来るんだよ、気をつけて、
と蔵らに言い聞かせ、身繕いの隙に車に飛び乗る。
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明日までの保証はない。あさっても遠い。
何が起きているのかも、他にどんな世界があるのかも知らない蔵らは
「ここから連れ出して」なんて言わない。
ただこの村の、一変してしまったあの日より前の日々と、
いまの日々があるだけ。ただその中を生き抜くだけ。
決めるのは、彼らの世界を変えてしまったニンゲンでしかない。
今日のこのとき、蔵らを置き去りにするのは私なんだ。


つづく


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by ginji_asakusa | 2014-04-03 16:51 | お出かけ

春来たる 3:仲間

7軒目、メェメェとマァマァの家。[前回
呼んでしばらく待ったけど誰も来ない。床下にもいない。
どこかでひなたぼっこしているのかなぁ。無事ならいいけど。
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こんなに会えないならミーちゃんともう少しいてあげればよかった、
と思うけれども行く先で何が起きるか全くわからないのが
この旅のおもしろさでもあり鍛えられるところ。

壁面にメモ。日比さんだ。
真似してその上に貼ってみた。銀次参上。
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プラッチはお父さん不在で納屋の中(と思われる)。

続いてのお宅へ向かう途中、地図にあって行ったことのない家を
ここかな?と探して出会ったビーグル犬と、
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大きなモッサ犬
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きゃわゆ!はじめましてー
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リストに入っていないお宅は給餌してはいけない。
ご挨拶にささみおやつを進呈。
オレに見せびらかさなくていいよ…
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8軒目、ゴンのいた家、納屋の二階 [前回2月]
崩れた土壁の隙間からさす光が文字みたいに見えた。立川か三月。
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まだ一度も会えたことがない、藁の中に住むという猫たち。
どうぞ食べてください。
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福寿草とクロッカス
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役場でお昼休憩。毎週添加物ナシのお弁当(母作)を食べられてありがたい。
4月1日ということもあり、役場は車とヒトで賑わっていた。
新しい課が二つ開くそうだ。

日比さんが寄ってくだすって、心配な蔵らの様子など情報更新&質問事項を解決。
わずかの時間でも、お目にかかれると心強く元気が出る。
日比さんも、仲間が増えることがなによりうれしいと言っておられた。
3月に日比さんから「車のナビ頼りでは道は覚えない」とアドバイスを受け
豆かあさんはナビ離れ訓練をしていて、手描きの地図を作って来ていた。
みなそれぞれに、持続可能な方法を探りながら経験を身に付けてゆく。
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午後最初は犬チーズと猫チビ&ロンのお宅。[前回
豆かあさんは初めて。
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積まれた資材の上に駆け登って大歓迎。
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お揃いでしっぽ立てて来たわね
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来たわねチビ
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ピント合わないの呪い
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メシ待ちロンちゃんスリスリ〜
触れないけど触ってくださる。
(ロン毛をロンと呼ぶと後が続かないので他の名前を考えたいところ)
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ロンちゃんはメスなの?チビはほんとにオスなの?
と窺っていると、チビがぐいっとシリアナ見せてくれたー
ごめん、それでもわかんないや…
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チビのハラモフゲット
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砂だらけ
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ロンちゃんもね…
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いつもハラペコのチーズ、飲むように一気に食べる。
安心してゆっくり食べられたらいいのにね。
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あまり感情を出さないチーズだけど、
ンマかったと言っているようだ。
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水が出た。チーズの給水器も洗って満タンにしておいたよ。
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そこへチビがつかつかとやって来て…
なんとチーズの鼻面に猫パーンチ!
これまでチーズエリアにはあまり近づかなかったのに、
猟犬にまでケンカを売るとは強気なチビ… しかも唐突すぎナンナノw
あまり感情を出さないチーズも憮然。
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みんなでなかよく助け合ってね
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また来るからね
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チーズも落ち着いたのか、資材の上でひなたぼっこ。
またね。
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滅多に姿を見せない三本足の猫がいるという、
二軒隣のお宅にも徒歩で行ってみた。
猫の気配はなかったけれど空のお皿があったので補充。
もしかしてロンちゃんもこのお宅から来たのかな。
歩いてみると、猫にとってもそう遠くない距離。
チビの納屋に移住したロンちゃんの、
生きるための英断が微笑ましく思えた。仲間だいじ。
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つづく


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旧ブログ『今週の銀次親分』

by ginji_asakusa | 2014-04-03 14:46 | お出かけ

春来たる 2:心配

続いてワンコのみなさん〜 [前回
モク(仮)
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林くん(仮)
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本日もピカピカ笑顔なり
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大歓迎、アヒョダンスなり
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その奥の森くん(仮)
エッ…… エッ…
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ちーちゃん、森くんがいないどうして…
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血の気が引いて、豆かあさんと立ち尽くす。
森くんはまだ3歳で一番若いんだから……


はたして森くんは、私道をはさんで反対側の空き地に移動されていた。
入って来たとき気づけよオレたち…
わーんびっくりしたよーゾッとしたよー なんでだろー
雪どけでずぶずぶだったからかな… [撮影:豆川]
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しかしこの位置、日差しを遮るものがなくて心配だな。鎖も短いし…
はぁ冬の心配が終わったらすぐに夏の心配…

姿を消してわからなくなる猫と違って、明らかにいなくなったことがわかる犬。
きっといつかこういう場面に遭遇するのだと想像してはいたけれど、
疑似体験した気持ちだった。
森くんいつものようなはしゃぎっぷりがなくて気になるものの、
無事でよかった。また会えてありがとう。


とりあえずお隣の猫さんたちから。[前回
シロビさんゴローン
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今日は猫さん少ないな…
まずむぎがいないのは珍しいし、はなちゃんもいないし、
ヤマパンは家の中できゃーきゃー鳴いている。
オレたち入れないんだから、自分で入ったところから出て来なさいよ…
ヤマパンのビキニパンツ(腹の模様)確認がミッションだったのになー
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女子会になっとる。ケンカする男子いないと穏やかだなぁ。
やがて黒猫1匹と黒白が遠巻きに姿を見せていた。
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猫メシ終わって久々にお散歩ゴー 林くんと。
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豆かあさんはモクと。
この2頭もいがみ合うので近づけてはなりません。
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戻って豆かあさんが犬メシ支度でオレと森くんでゴー。
なんかテンション低いね… 笑顔もキレがないんじゃないの。
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ついには道路の真ん中で座り込んでしまい、
もう帰ると言われた。そうなの…
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森くんは3月13日の赤銀号のときも、すぐさま「帰る」と言ったそうだ。
いつでも心配だきみは。

ンマかったーー!の林くん。
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また煮干しもらったの、よかたね。
メシがっつきすぎて吐いちゃったのよね、あとでもう一回お食べよ。
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相変わらず色っぽい、ちーちゃんのお見送り。
ありがとまたね、むぎたちによろしくだよ。
お天気がよすぎて、遠くで遊んでるか、寝こけてるだけだよね。
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つづく


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旧ブログ『今週の銀次親分』

by ginji_asakusa | 2014-04-03 14:15 | お出かけ

春来たる 1:四月馬鹿

4月1日未明、隅田公園の満開の桜を横目にチーム銀次赤銀号
改めオレ銀号は豆かあさん(時に豆川)と私の初組み合わせで浅草を出発。
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まさに今日から高速料金がアホみたいに値上がって深夜割引もなくなって
痛いのなんの… でも負けない。かく言うオレもアホ社会の構成員なわけだし、
なによりみんなに会ってウマいメシをこの手で届けたいから。

高速に乗ってまもなく、すぐ前を走る車のナンバーにハッとする。
ほんと? エイプリルフールのネタなの?
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ウソじゃありません。
ワンニャン肉球、銀次親分のお命日じゃござんせんか。
数字は時に重要なメッセージである、と最近聞いた。
今日はなにか銀さんからのお導きがあるのかな。


東京では気づきもしないかもしれない新月の夜の暗さに
少し震えながら高速からの道を行き、村の手前で仮眠してスタート。
なんともいいお天気、10℃を超えてぽかぽかで上着いらずだこりゃ。
普段は雨女なのに村ではかなり天気に恵まれている。
豆かあさんは花粉症なので車の窓は開けないように。
気づけば杉林だらけのこの村、
3月の赤銀ソロデビューで花粉に苦しんだ豆かあさんは
怯むかと思いきや4月はますます通うという屈強な心意気。
キャップにマスクにサングラス、バックミラーを覗いては
「私、怪しい…」と悲しんでおられた。
けれど花粉を避けるあらゆる工夫はそのまま
放射性物質を含んだ粉塵を避けることにも役立つのだ。
オラは犬猫アレルギーなんで自ら飛び込み免疫鍛える主義押忍。


まだ行ったことのなかった2軒からスタート。
いつも行っている地域から少し離れた小さな集落は、
大雪のときなどは誰も来られなかっただろうなと思われた。

初めての家を探すときは宝探しゲームのような気持ち。
わずかのヒントが書かれた宝の地図を片手に餌場を探す。
隣り合っている家はどちらかわかりづらいので、
「青い屋根」「蔵あり」など目印になりそうな建物のパーツを記録する。
ヒトが来れば鳴き始める犬と違い、ひっそりどこかに隠れているはずの
猫の気配や痕跡を探して、出会えたときのうれしさと言ったら。

1軒目、おそらくここであろうと思われるお宅には
猫の代わりに大きな猿がいて家屋の裏の林へと抜けて行った。
リストには「猫3匹」とあるが猿に食べられそうなので1皿分のみ補給。
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クロッカス咲いた
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2軒目、給餌ボックスも置いてあるお宅の荒れた庭で
ふさふさとサビ、猫2匹の後ろ姿を目撃。
逃げ去ってしまったと思ったら、いつの間に物置小屋の梁からヒョコ。
そりゃそうだよね、待ってたよねメシ。
なんとかわゆい。この奥まった地域で、あの大雪を生き抜いた命。
チーム銀次よろしく押忍、どうぞお見知りおきを。
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望遠で撮影。
ちょっとでも近寄るとすぐに屋根裏に戻ってしまい、また降りて来る。
メシだけ置いてとっとと帰れの歌が流れてまいりましたー
ハイハイ帰りますよぅー
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二人が車に乗り込んだ瞬間に、ふさふさは飛び降りて皿に駆け寄った。
フロント窓越しに望遠で撮影。
寄らずにおれない家がこうして増えて行くよなぁぁ…
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次のお宅へ向かう途中、腰骨を浮き上がらせた白い子猫が車道を行く。
おやつを片手に車を降りるとピューと森の中へ逃げ込んでしまった。
ココちゃんの子どもだろうか。
雪でもない限りあんな真っ白なコが森の中で暮らすには
目立ってしまって辛いだろうに。


ココちゃんの家。[前回
ハクビシンが使うようになってしまったベッドはどかされていた。
それでもお構いなしで住んでいるハクビシンのものと思われるンコが。
うぬぬー…


続いてお隣りの…近い近い
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ミーちゃんの家 [前回
日差しが暑いようで、ちょこまかとヒトの影に入ってかわええ。
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お湯ポット持って来てるけど、ごはんも常温でいいね
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お食事終わって、飛び乗ってくだすったのよ [撮影:豆川]
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砂場でゴロンゴロンするから背中がゴミだらけですよ
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ゴミ落としがてらマッサージ進呈 [撮影:豆川]
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うふうふ今日も猫びよりなのかしらー [撮影:豆川]
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すっぽり♡ でも真顔♡
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また豆川さんを日除けに使ってますね
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真顔だけど、地面をグーパー握りしめてるその手の動きで
うれしいのがわかるよ。私たちもミーちゃんに会えてうれしいよ。
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20分ほどひなたぼっこして、身繕いしておられる隙に次へ。
なかよくした猫ほど、隙を見て帰るのが辛い。
またすぐ来るから。エイプリルフールだけど、ウソじゃないから。


つづく


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旧ブログ『今週の銀次親分』

by ginji_asakusa | 2014-04-03 04:04 | お出かけ


浅草ギャラリー・エフの看板猫・銀次親分の日々。


by 銀次親分

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