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ちびーず顔見せ会

涼しくなってきて途端にくっついて寝るようになるのねぇ 
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行きますよー 
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この日は福島からやって来る仔猫たちの顔見せ会
主に飯舘村でこの夏保護された仔猫たちです。
前夜の会場準備ではすずくんもハリキッテいました。
猫の手はボン母さんと、福猫舎の保護猫を家族に迎えたtomoさん。
猫たちのため何かしたいというヒトたちが自然に集まって自然に動く。
チーム銀次のええところなぁ。
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時間通り、浅草に到着ー @10:30
14匹のちびーずたち、そして福猫舎おっちゃんこと犬班A。さんと
ちーむぼんぼんたこちゃん。ご無事にようこそ!
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たこちゃんが持って来てくれた、桃たくさん!
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日陰亭あやこ園長+チーム銀次参加でさくさくと搬入完了
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蔵のなかに史上最多数の仔猫! 大合唱が響き渡る〜
これずっと聴いていたいライブ。チケット完売だな。


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松子〜
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チラシのセンターだった宝と書いてほーちゃん
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この日参加した仔猫:
福猫舎から5匹[こちら]ちーむぼんぼんから9匹[こちら

ちびーずをキャリーからケージに入れ替えます。
こちらのケージはRAINBOW PROJECTのマメKさんからのご支援
マメKさんもご来場で初めてお目にかかれて感激。
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仮積み
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少しでも落ち着けるよう、一つずつケージカバーをかけていきます。
こちらも手作りの支援品。あちこちに猫たちへの愛情が溢れています。
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ちびーずも、チーム銀次手芸部のKaeさんとナリナリさん作の
首輪&首飾りを着けておめかしです。
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階段下に福猫舎の5匹。
ケージにお名前プレートもつけました。
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正面と右列はちーむぼんぼんの9匹。
なんとか一匹ずつのお見合いスペース(間隔)も確保。
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よい出会いがありますようにな
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がんばって福島からやって来たんだもんね
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準備完了してカフェで腹ごしらえしながらスタッフ打ち合わせで
それぞれの役目と流れを確認。

13時、顔見せ会開始。
ランチをしながら開始を待ってくだすった方も。
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お見合い担当は犬班おっちゃん、たこちゃん、
そしてチーム福猫のむーまま、日陰亭のあやこ園長。
命のやりとりをするために必要なことを聞き出し、伝える、
肝力の必要な役目。誰にでもできることではなく、経験が物を言います。
4〜5組の希望者が同時に入場でき、10〜15人くらいが
蔵のなかにいたことになります。面積的にかなりの熱気です。
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私はカフェでの待ち合い担当。
お見合い担当が全員ふさがっている状態で蔵も満タン、
常に3〜4組の方たちにカフェでお待ちいただかなくてはならないほど
たくさんのご来場をいただいたのでした。
うれしい悲鳴で全員フル稼働のてんてこまい。
時々給水に飛び出して来るおっちゃんとたこちゃんに、
カフェでお待ちのサポーターの方々や、日陰亭を通して
福猫舎の猫たちの里親になった方々をご紹介したり。
支援のやりとりでは長い付き合いでも会うのは初めてな方ばかり。
一目会いたいとみなさん駆けつけて来られたのでした。
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わ!検討しててくだすったんだ!と初めて知った子分さんも
ご家族と来てくださり、うれしかった。
いつかそんな日が来ることを願っていました。
そんな方たちが、まだまだおられるのだろうと思うのです。

カフェ猫の手は今週もまどか&ムニ夫妻。
入口案内と消毒係は豆かあさん。
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蔵の入口に貼ったマメKさん作の注意書き。
開始前におっちゃんがヒドく頭をぶつけ、
でっかいたんこぶができたのは本当の話。
手ぬぐいで氷袋を包んで頭に巻いている姿が最高におもしろいのに
写真をお見せできずに残念です。
[追記:マメKさんのブログに写真が! こちら
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マメKさんが描いてくだすった銀さん
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松子がんばれ〜
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4時には終わらない感じになってきました(汗
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少し遅れてしまいましたが、大盛況のうちに終了です。
一刻も早くちびーずとおっちゃんたちを福島へ送り返すべく、
みなでさくさくと撤収。
シェルターでは50匹の猫たちがおっちゃんの帰りを待っている。

新幹線の名前がついたちびーずたち、
並んだキャリーが発車を待つ新幹線の車庫みたい。
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人数多いからすべてバケツリレーで早い早い!
お手伝いはそんなにいらないと思うよなんて言っていたのだけど全然必要だった。
みんないてくれてぎりぎりなんとかなってほんとによかった。
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ねむねむ松子、おつかれさん。
チーム銀次では一番人気の松子は残念でしたが
4匹のトライアルが決まり、まだ検討中の方々も数組。
どうなることかドキドキだったけれど、成果があってよかった!
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最後におっちゃんに給餌しながら、見送りのヒトだかり。
現場を支えたいと思う気持ちは親戚付き合いにも似て。
気負わないけど揺るがない、そんなスタンスがいいなぁと思うのです。
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今回は「店の前のポスターを見た上司から教えられて来た」
という方がおられたそうで、にゃんとうれしい!
「家族に迎える猫とはああいう場所で出会うもの」
という認識が共有されるためには、定期的に続けてゆくことが必要。
ネットで知ったヒトでも近所のヒトでも「あそこに行ってごらん、
いろんな猫に会えるよ」と誰かに話してくれるヒト、
誰かを連れて来てくれるヒトが増える。
そんな場が生まれるための第一歩となった一日でした。

引き続き募集中、ちーむぼんぼんの仔猫たち[こちら
この日のたこちゃんのブログ[こちら
この日の福猫舎のブログ[こちら
チーム福猫では[若葉]、日陰亭では[幸生]、それぞれ家族募集中です!


さてさて、出番ゼロだったうえに誰にもかまってもらえず
二階でずっとひとりだったすずくん、イジケたあまり
紙袋のなかで眠っていました。こんなの初めてです。
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スネヲくーん
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by ginji_asakusa | 2015-08-25 23:27 | イベント

キリハリの歩み

昨年5月中旬、日比さんのツイッターでこの写真を見たときの衝撃。
このとき初めてキャンペーンのことを知りました。
ちょ、これ、毎日の給餌の合間にご夫妻がやっておられるのか…!?
たいへんすぎるやろ!
しかしその時点で締切間近、お手伝いできませんでした。
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こちらは12月の日比家の作業。一家総出…手伝いたい…
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昨年は、締切に間に合わなかった前年のと併せて
2年分が溜まっていたそうです。
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届いた賞品、ドドーンと48箱!
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これを見たとき、毎週モーレツに通った4〜5月の間に、
どれだけ(千本近く?)のパッケージを捨てたことか!
と歯ぎしりしたものです。だって、抽選じゃなくて「もれなく」もらえるんです。
景品のために買っていたわけではなく、給餌でもシェルターでも「必需品」、
その捨てていたゴミが、再びみんにゃさんのウマウマおやつに!

そこからは、給餌用に買ったりお持ち寄りいただいた焼かつおは
直ちに切り取るようになりました。
切ってからお持ち寄りくださる方も増えました。
焼かつおとささみは袋を開けると汁がつくので、
開ける前に切っておくのが得策です(中まで切ってしまわぬよう注意)。

主に私と晶子さんでやっていたのですが、百本単位で切るものがあって
最初の呼び掛けをしたのは8月終わりのことでした。
カフェやバーで居合わせた方々とおしゃべりしながら
猫の手貸していただいたら早い早い、もう終わり?ってくらいあっちゅー間。
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貼らなくてもだいじょうぶだよーと聞いて、
この頃はまだ切って溜めているだけだったのですが、
2月にお持ち寄りくだすったTさんが、こんなにきれいに
10枚ずつ養生テープに貼ってくださり、しかも250枚あって感激。
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これはいいアイデア!ということで真似しまして、
最初は25枚の2列で1シート、という細長いのを作っていました。
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のちにこれは長過ぎることに気がつきまして、
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最終的に10枚×5列に落ち着きました。
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貼っても貼らなくてもよいみたいなんですが、数える係のヒトも
たいへんだろうし、お互い数えてるうちになくしてしまってもいやだし。
(実際、50枚とお持ち寄りいただいた袋に49枚しか入っていなかったことも)
なんせ一口250枚ですからね。
パッと見て数えやすく整ってるほうがいいかなーと。
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5月12日、シェルターに溜まっていた
「ちゅーる」の外袋をたくさん持ち帰りました。
焼かつお分は移動の車中で切ろうかと思ったほどですが、
車酔いしやすい体質なので「吐かれても困るからやめとけ」と言われ。
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その後も続々とお送り/お届けいただき、
中には応募用にと切手まで同封してくださったり。
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17口を応募! ×250枚で4,250枚です。
切ったニャ〜貼ったニャ〜
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その後も締切に合わせて続々とお持ち寄りいただき、
中には250枚揃っているのも二口もあり、
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遠方から速達でもお送りいただき。
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最終集計をして、あと80枚でもう一口なので買い足して応募しまーす、
とおしらせしたら、その夜のうちに浅草のお二方がお持ち寄りくだすって
ちょうど80本に!
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しかも中身つき。中身は給餌用ストックへ。
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というわけで、新たに5口分も追加できることになりました。
17+5、+日比さんキリキリ分20、計42口=10,500枚!
給餌とシェルターで使った分が主ですが、たくさんの方々の
数十枚〜数百枚ずつも集まって大きな力になりました。
みなさまのご参加ほんとうにありがとうございました。

もれなくもらえる景品は、高級おやつ缶詰24缶入り。
約50匹を抱えるシェルターでは、一箱が一度のおやつタイムで消費されます。
シェルターは二軒ありますので、一年間、月に二回弱の
おやつパーティーが開催できます。(目標は、毎週!)

ご支援でシェルターに直接届く分は、さすがに切ってから送るわけにいかず、
おっちゃんも切るヒマがなく、浅草に送って送り返す送料ももったいなく、
日比さんのところへ回ります。
それ以外のものは引き続きエフを拠点に、
来年もキャンペーンがあることを信じて!また溜めていきます。

私、実はこういう作業が好きなわけではなくw
お店のポイントカードも絶対なくすので作らないくらいでして、
溜めるということができませんから懸賞も応募したことありません。
でもやっぱり、これほどの量を買って使っている物のゴミの一部が
こうしてみんにゃさんのうれしいおやつになって戻って来るっていうのが
とってもがんばり甲斐のある作業でした。
いつでもやるよー、と飲みながら気軽にご参加くだすったり、
今日はないのー、と帰りに覗いてくださる方たち、
猫の手みなさまのおかげで「作業」という感覚もほとんどなかったし。


最後に、今回職人並みにキリハリが上達しました私からw、
おうちでもできるハリハリのやり方をご紹介します。
(焼かつお/ささみ以外は専用用紙のほうがよさそうです)

[10枚×5列、計50枚を1シートのまとめ方]
テープの糊面を使うので、溜まってから一気にやる用です。

◎養生テープかガムテープ(紙テープでも、厚めのもの)
 約13cmの長さで3枚
◎ハサミ

参考動画(6倍速。実際は1シートに4分ちょいかかっています)



【追記】応募した44箱が届きました!2015.6.19来年もがんばるゾー!
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by ginji_asakusa | 2015-05-27 23:39 | 紹介

徒歩々遠足 4

おっちゃんのミッションはまだまだ続いている。
村の近くの病院で猫さん一匹降ろし、入院していた一匹を乗せ、
B病院へ行って無事抜歯手術が終わった二夜を引き取り
A病院へ行って一匹を検査に預け(Q:さて車には何匹?)、
シェルターに戻ったのは21:30。
まだ会ってないみんにゃさんに会いたいから、
この時点で最終の新幹線で帰ることに決めた。
22:24発だそうです。

キャリアっこ部屋ちらり。
今日はよく迎えに来てくれるね、わたる。
待っててね、最後に必ず行くからね。
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やっと会えました二階のみんにゃさん、こんばんはー
お出迎えはおっちゃんの猫ココ
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おっちゃんの猫ヤム
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獅子丸(手前)と福丸
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朝陽
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ジト三かわええ
左から優雨(ゆう)、美空(みく)、真(まこと)
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幸生(こうせい)
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おなかをモフられてるうちにズブブと沈んでとろけてゆくオレさ…
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心音(ここね) ここから動いたの見たことないなぁ
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あぁ好きw
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おっちゃんの猫ぷーち
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リキw その味わい深いお顔
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あぁリキw うしろはいつき(樹)
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レオ 同じ床の上にいてくれるなんて
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三本足の福丸、ごはんおいしいね
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みはる(深春)
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うらら(麗)
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そう(爽)
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イカ耳コンビ、レオと朝陽
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チャティ シャーされたけど、それはチャティの挨拶だそうで、
指出したらちょいちょいと握手してくれる
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おっちゃんが「この幸生見てよーかわいいのー」と呼ぶ。
あぁ内股かわええ、蓮くんみたいなおデブ座りですね
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幸生は片目がつぶれてしまっているけど、それがなんなのってくらい
ええお顔だし、穏やかでとことんのんびりした姿にほっこりする。
とびきりの専用ハラモフ係と出会えますようにね。
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ピットさん、三つ指ついて
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神出鬼没の深春は鼻水模様がピットと同じだね。
ケージの上にいたと思ったら、ジャンプして欄間の上で
お猿のポーズ
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お待ちかねーのキャリアっこ部屋へ
手前:すなお(直) 奥:葉月
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千夏
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太陽
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わくわくした子どもみたいな顔してる寿珠(じゅじゅ)
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対して、武蔵センパイ…
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山猫顔のつとむ 今回初めてシャーされなかった! 
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ジャンボ兄貴はダイエット継続中
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あれ、さっきあっち側にいた武蔵。
そんな巨体で逃げ回らなくていいのにー
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左:宝珠(ほうじゅ) 右:すなお
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おもちゃで遊ぶ。今日のハッスル大賞はにぃにぃ。
ゴーゴーダンス、イェー、パー
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その背後で、明らかにみんなと違うタイミングとポジションで
飛び上がっては一度も捕まえられない千秋がおもしろすぎた。
しかもアゴ海苔模様がさ、大きく口開いてるみたいに見えて。
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ん、いいのいいの、そのままのきみがすてきです
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よじ登り組、奏と天音
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わたるのハラ出しゴロンサービス
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まだシャーせずいてくれるつとむ
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前回つけていただいたレースカーテンが、
絞り染めみたいになってますけど…
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ジャンボ放流ー 奏をぺろぺろ
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ケージから出て来ない組
上から:潮(うしお)、海人(かいと、うみんちゅ)、小玉(こだま)
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カメラのデータによれば、最後の写真を撮ったのが22:12。
最終の新幹線は、22:24発。
こりゃヤバい、行くよっ!とおっちゃんにうながされ、
急いで仕度して車でバビューン。

駅手前の信号で停まっているときすでに22:21。
ワー乗れる気が全然しねえw
22:22(ニャーニャー!)、挨拶もそこそこにロータリーで車を降り、
走れーー!というかけ声を背に走る。
こんなこともあろうかと切符はいつも往復で買ってある。
とにかく必死で走り、選んでるヒマもなく進んだ道が
どれもエスカレーターなし、
すでに到着した新幹線から人々がざくざく降りて来ている階段を
すべて一段抜かしで駆け上がる。

日頃の運動不足の蓄積というのはすごい。
最後の一段を跳んだとき、視界はスローモーションになり、
あ、オレいま棒になってる…
足が棒とはこのことだぬーぬーぬー…

ホームまで上りきったところで、開いている新幹線の扉を前に
動くことを突然拒否した下半身を残して上半身だけが虚しく空を掻き、
へなちょこ棒は倒れました。
それはもう、ビッターーンと全身で。
両腕前方に伸び、荷物ズザーーッ。
誰も助けてくれない。車掌さんにも見えてない。
目の前にポッカリ開いている扉はなんだか天国の扉にも見えた。
今ここで乗れると乗れないとでは天と地の差(大げさ)。
夜のうちにさくらとすずの元に帰りたい、がんばりたい…たい…たい…
(スローモーション)

這ったまま車内に転がり込んだ私の背後でドアが静かに閉まった。
荷物をバラまいたかもしれないけど振り向く時間はなかった。
ほんとに1秒の差だった。
それもこれもすべておっちゃんの咄嗟の判断のおかげさま!
と噛み締めながら、よろよろと席に着く。
「万が一乗れなかったら」とおっちゃんは駅前で待っていてくれたのだけど
乗れる確率のほうが全然万が一だったと思う。反省。

転んだショックと、激しく打った両膝が
あまりに痛くて泣きながら気絶。
オレ今日でいちばんがんばった(そこ!?)、
おっちゃんに見せたかったな…かなり笑ってもらえただろうな…
レポートの中でいちばん長い話がコレなのかな…

新幹線に乗っている間が、東京の暴風雨はいちばんひどかったようで、
留守番組から散々脅かされ心配されたけど、上野に着いたら
何もかもウソのようにおさまっていた。
自転車で帰るー


この日の福猫舎のブログ[こちら

☆警戒区域や飯舘村の猫たちが保護されているシェルター
 「福猫舎」への支援は[こちら]から☆


仁義箱からも定期的に支援金を送らせていただいています。
みなさまの継続的なご参加ありがとうございます。


シャワーして猫メシして洗濯して、気絶。
目が覚めたらさくらはんが腕まくら。
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布団の中にもう一匹。
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ほんの一時、村にいたのが夢のように思える。
「夢のような遠足だったなぁ」と声に出してみる。
その言葉と正反対の中身の重さに笑えても来るし、
自分一人では行かれないのだから事実でもある。

猫たちにとっては、あってもなくても同じかもしれない一時。
野生動物の口に入るだけかもしれない一皿。
それぞれの場所から村へ入るヒトたちの一歩。
7ヶ月ぶりの村行き。
それまでの様々なできごとやしがらみが
私の感傷を煽るには十分な時間だった。
けれどえぐられた現実が確かにそこに在るかぎり、
私の感傷も感情も、たぶんなんの役にも立たない。
なによりそこは、故郷を奪われたヒトたちの場所であり、
ゆくあてのない動物たちが追い詰められている場所であり。

自分の心も、何もかも、変わりゆく。
道しるべにできるものも、ほんのわずか。
一匹と一人から生まれたチーム銀次、
それぞれが「一人」であることの意味を見失わず、
どんなにトホホでも、何度転んでも、一歩の歩みを前へ。
by ginji_asakusa | 2015-05-17 02:58 | お出かけ

徒歩々遠足 3

◎タロウと猫たくさん [昨年9月
お出迎えは三毛ちゃんとキジトラさん。
三毛ちゃんはおっちゃんが手術(捕獲)したんだって。
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チャイさんスリスリ
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ポンちゃんも
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納屋の二階、空っぽなのでドライ補充。
(ここには給餌ボックスができたのを忘れていた)
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ちゃっかりポンちゃん、
犬班で犬飯準備中のおっちゃんのそばで待つ。
あぁ変わらないね。
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もう一匹キジトラさん、で計5匹
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ヌヌ?とおっちゃんが突然ポンちゃんを引き寄せ、口をこじ開ける。
「うわ、口内炎ひでぇ、臼歯も腐ってるし、こりゃ痛そう」
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え、そうなの… なんで口開けてみたの?
「口回りが汚れてっから」
そうか…猫たちの口をこじ開けるなんて、したことなかったな。
ごはんあげて、次へ向かうだけで精一杯で。
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ムハムハ。
ポンちゃんも以前と変わらずペロリとたいらげるけれど。
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チャイさんと三毛ちゃんも
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ハイハーイ、タロさん!
忘れてませんともだってごはん済んでもずっと大声でうるさいもん
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おやつあげます
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ようやくタロさが落ち着くと、おっちゃんが
ちょといらっしゃい、と腰を下ろし
改めてポンちゃんを保定してもう一度口の中を確認。
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あわわ… 大きなポリープが二つも。
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こんなヒドイのは、キャリアっこ部屋の奏くらいしか見たことがないと。
奏は抜歯して明らかに痛みから解放され、改善した。
「順番飛ばして次はきみかもね…考えるよ」とおっちゃん。
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ポンちゃんなつっこいし里子に行かれないかな。
「白血病かもしれないよね」とおっちゃん。…そか。
ここのコたちは比較的ダメージが少なそうに見えていたけれど、
それも半年以上前のこと。猫たちにとっては長く苦しい時間が過ぎていた。
そしてポンちゃんは男のコだったのね。

フレコンの上を渡っておトイレに向かうチャイさん
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犬班A。さんことおっちゃんは、村の給餌ボラではなく、
事故直後から現在も、主に20km圏内の保護を続けている方である。
村に出向くのは緊急事態などでヘルプ要請があったり、
特に気になることがあったとき。
道は全部知っているし全リストも持っているけれど、
各戸の場所の記憶はピンポイントであり「給餌ルート」ではない。
たとえば用がないからさくらのいた丘には一度も行ったことがない。
えーっと、まさかのオレ道案内…がんばれ…


◎ゴンのいた納屋 [昨年9月
空っぽのドライを補充。
ここはサビ母さんの子猫を見つけてしまったとき、
おっちゃんが何日も張り付いて捕獲してくれたのだった。
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◎クーの家を探してたら先にたどり着いた、
枯れ葉溜まりに 小さくら [昨年9月
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小ささかま
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つばき
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木蓮
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フレコン山に、見たことない排気塔みたいなのがついている。
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そして機械につながっている。何を測っているのだろ。
いつまで放置する計画なのだろ。この先も、いろいろ足していけば
それだけ誰かが儲かる仕組みなのだろう。
汚染は降り続け、大地は元に戻らないと、みな知っているのに。
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◎サビ一家のタマちゃんち [昨年9月
空っぽ
ここにも初期にはたくさんの猫がいたそうだ。
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あ、ヒゲちゃん見つけたよ
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ム、はじめまして…
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家を出たところでアカに会った。ごはん食べてね
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禿げ地の向こうから帰って来たキジ白くんも、食べてね
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うん、居着きのあのコだ(昨年7月末の写真)、
ハチワレがちょっと曲がっててフキダシみたいに見えっぺ
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◎蔵ら(さくら)のいた丘 [昨年9月
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荒らされてはいなかった。
給餌の間、さくらの声真似(高い声)で三毛ちゃんを呼び続ける。
誰もいなかった。
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さくらヶ丘。
今では信じられない。さくらがここで三年間も暮らしていたなんて。
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雨が少し降って来た。

◎もと噛む犬クーの家 [昨年9月
クーは村内のシェルターで暮らしている。
猫が二匹いるのだけれど、誰もおらず、メシだけ置く。
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たくさんの盆栽
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残したい花たち
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10軒終了、これにて私が知っているお宅は以上です。
一匹ずつをしっかりと見て行く時間というのが必要なこともある。
けれど問題が見つかったところで、受け入れ先不足や飼い主の事情で
保護できなかったり治療後にリターンしたり。
そんなコたちが今も残されているわけで。
どこにいようと関わり続ける私たちの一歩ずつが、
動物たちの最後のか細い命綱であることは確かだ。
レスキューの現場、仮の家であるシェルター、終の家族、
それらをつなぐたくさんの点やヒトの手を増やさなくてはならない。
村が黒く塗りつぶされる前に。
雨をしのぐ小さな小屋さえもが取り壊される前に。
一歩でも前へ、一匹でも多く、安全な場所へ。
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村をあとに @17:00
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つづく
by ginji_asakusa | 2015-05-16 04:07 | お出かけ

徒歩々遠足 2

まずは病院へ。
シェルターでは二つの病院を症状によって使い分けていて、
近いほうのかかりつけをA病院とすると遠いほうのB病院では
主に抜歯手術をお願いしているそうだ。
今日抜歯の二夜(にや)ばあちゃんは
シェルターと知ってか舎の前に棄てられていたコ。
がんばって元気で戻って来てね。
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こちらの病院に入院させていたのは二匹。
飯舘村の高線量地区で、セリとともに保護されたフキ、
(保護の様子:natsumintさんのブログ
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飯舘村の母子猫西宅東宅の合間であやこ隊長が見かけて(4/19)
騒然となった白ロン毛のロロ。
(保護の様子:natsumintさんのブログ
見分けがつかないくらい白猫が多い地帯ではあるけれど、
白長毛のこんな猫がいたら遠目でも目立つはずなのに
これまで誰も見かけたことがなかった。っていうのが
合点がいかないけど… ともかくひと息ついてくだされな。
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順番待ち&二夜の手術前検査の結果を待ち、
だいじょうぶそうということで、お預けして出発。
いつもならおっちゃんは、麻酔から醒めるときそばにいてあげるんだけども。
すでに予定より1時間遅れ。車中で昼ごはんモグモグ。


向かう先は村。
今のこと、今後のことをおっちゃんと相談している中で、
「あなた半年以上行ってないことだし、村行くか!」
と誘っていただき、一も二もなく「だな!」と決まった遠足。
ぐるぐる考えてないで、またいろいろ感じてみなさいよ、
という励ましのメッセージとありがたく受け取った。
遠足と言えば楽しそうだけど、いつだって命のかけらを背負う旅。
行くならば、と日比さんから二つの地域の給餌も任された。押忍。


山木屋の餌場 @13:45
こちらは黒でなく青いフレコンバッグ。
現在は建物内の撤去も始まっているそうな。
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いつもの猫たちはおらず、耳カットなしのキジトラがいた。
小柄だな、女のコ?
馴れてはいないけれどピューと逃げるわけでもなく、メシ待ちの様子。
あぁ久々の、「メシだけ置いてとっとと帰れビーム」だよ。
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レスキュー車レインボー号に積んである捕獲器を、
仕掛けてみっぺ?とおっちゃんが仕掛けて離れてみると、
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数秒で掛かった…

ハイ先輩、質問です、今の仕掛けのポイントは?
「捕獲器が登場してもメシの匂いに鼻をヒクヒクさせてたでしょ、
てことはハラペコ。そんなときはどこに置こうかとウロウロしたり
物陰に誘い込むなんてことせずに、当たり前みたいな顔して
置けばいいんだよ」
この猫は、この檻が何であるかなんて全く考えてないように、
メシしか見えてないように、ストレートに奥まで入っていったのだった。
さすがに捕らえられてからは慌てて、食べなくなってしまった。
ハラペコだったのにごめんよ…
こんなとき、これから村内を回るのだから帰りに、なんて思っても、
帰りにまたいるとは限らない。というか、ほぼいないだろう。
見つけたならすぐトライ。
去勢によって今後の長い苦しみが減ることを願って、ご同行願います。
あ、男のコでした。

日比さんが給餌されたのだろう、
通りに面したボックスは山盛り&猫が少し食べた跡
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「どこもかしこも。もう笑うしかできないよ…」
と聞いていた通り、村に入ると黒の山、黒の壁。
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運転しないからなおさら、絵として記憶している風景は
あまりにもねじ曲がっていた。
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その奥も、その奥も、もう遠慮などなく。
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一部のカバーが緑になったのは、黒だとあまりに禍々しく、
緑なら遠目で保護色になるから? 黒が足りなくなったから?
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◎母子猫西 [昨年9月
ジョセンが休憩中で入れた。
知らない作業おじさんたちにもめげず、飼い猫のバナナだけがいた。
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ごはんだよー おいでよー
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そんな前じゃやだよー
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ですよねー 奥までお運びしました
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◎母子猫東 [昨年9月
こちらは休憩中じゃなかったけど、作業員さんが
ものすごい笑顔で「いつでもどうぞ!」と通してくだすった。
猫の姿ナシ、二カ所に置き餌
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◎続いて、チビーー [昨年9月][チビ失踪
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「いつも通り」チビの案内で納屋に入ると、
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白い猫さんが!しかも首輪しとる…
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他のボランティアさんにも見かけられており、
「赤い首輪」とあったけれど茶色かもしれない。

あぁハイ、空っぽですね
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千夜はいなくなったけれどチビは変わらずそこにいて、
他の猫も受け容れたりしていて、その変わらぬ姿と自分の非力に
涙がこみ上げる。

チーズもお元気。
だけど「犬のノート」によれば誰も来ておらず四日目。
泣きたいのは私たちじゃない。
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じゃあドライもなかったチビはもっとおなかすいてるね、
メシメシ
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おっちゃんには、チビに会う理由があった。
前回会ったときに気づいたという目の異常。
白内障か緑内障か、ともかく目の表面が盛り上がっていて痛々しい。
うーん、写真うまく撮れず…
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ごめんごめん、大好きなちゅーるあげるからね。
ワイルドだね…
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ヘン顔特集
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肉球はどれも指だけマーブル
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白猫さんもメシ待ち
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チーズもいっぱいもらってよかったね
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おうち入りたいよね
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モッフをご所望
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チビといろんな話をした。
千夜のこと、病気のこと、きっとよくなる、よくしようね。
バイバイ、ごめんね。
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◎並びのお宅 [昨年9月
猫声で呼んだら、床下にマガリいたー
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食べないの…
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車まで離れたらようやく食べてた。

小さいヒトたちが還れなくなった村の、
ところどころで見かけた鯉のぼり
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猫も犬も駆け回ったあの野原
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多くのヒトと動物たちの故郷
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つづく
by ginji_asakusa | 2015-05-15 02:17 | お出かけ

徒歩々遠足 1

メシ待たれ 
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支度もできて、1時間仮眠できるはずだった。
しかし私が電気を消し布団に入るのをスイッチに、
そこから2時間は暴れまくるのがすず。
いつもなら何度か起きて叱ったり止めたりしているうちに
私が寝落ちてしまうのだけど、そんなことしてる間に
起きる時間になっちゃたじゃないの…
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ええコでいてね…(特にそこのデビルマンみたいなひと…)
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そんなわけでまたしても徹夜で5月12日、
チーム銀次・徒歩々班オレ一名、
郡山のシェルター福猫舎に出動してきました。
"出動" と呼ぶのは憚られる行程なのだけれど、
おっちゃん(本名犬班A。さん♀)とある計画が。


8:33着。初めて郡山駅の喫茶店で朝食を食べてみた。
今日は移動が多くて食いっぱぐれるかもしれないからね。
朝カレーですと。美味しかったです。
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台風が北上しているけれど福島ではまだ崩れておらず、
暑くもなく寒くもなくいい天気。タクシーで到着。

天音(あまね)、おはよー
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兄兄(にぃにぃ)も、おはよー
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玄関開けて「おはよー来たよー」と声をかけるも返事ナシ。
おっちゃんは二階でお世話中だな、よしゴミ出しちゃおう。
一人で全部は重かったけど、カラスと闘いながらがんばりました。
途中で「トイレ借りるよー」と声をかけるも返事ナシ、
聞こえるのはみんにゃさんのドタバタ足音ばかり。まぁいいや。

ようやく降りて来たおっちゃん、「ありゃいたの!」とビックリ。
いたさー ハイおっちゃん給餌、と各種差し入れをお渡し。

じゃあまずこれ、と登場したのは箱いっぱいのちゅーる!
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「チャオ」というメーカーで5月末までのキャンペーンをやっており、
給餌やシェルターで毎回/毎日何十本も使っている猫用おやつの
外袋の一部を集めて送ると、250枚一口で「もれなく」
高級缶詰24缶入り一箱がもらえるのです。
ゴミがもれなくみんにゃさんのウマウマおやつに!
しかしみんにゃさんに差し上げると一回で一箱を使ってしまいます。
一年間、週に一度くらいはおやつ祭ができたらいいな〜
と、みんなでコツコツ集めてきました。
現在日比さん宅で20口分、エフでは15口分になっています!

何千枚もあると切ったり数えたり貼ったりするのがなかなかな手間。
これまではなんと日比さんご夫妻が夜なべでやっておられたのを
手分けしよう!と折りに触れカフェで切ったり貼ったりしていて、
これをキリキリ班とかハリハリ班とか呼んでいます。
おしゃべりしながら数人でやっていると苦もなくあっちゅう間。
貼り方には性格が出てとてもおもしろいです。
そんな浅草猫の手隊で預かるべく、ご支援で届いたたくさんの該当商品を
開封して外袋だけを集め、持って帰ります。


終わりましたー(あっさり)

玄関脇、キャリアっこ部屋の小窓から覗くと
一斉にドアまで迎えに来てくれるみんにゃさん。
上からにぃにぃ/寿々&にぃにぃ/わたる(航)&奏
はぁ〜遊びたいけどごめんね、
きみたちのところへは最後に行くから、あとでね
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まずはいつもの相撲部室へ。
おかえりみーちゃん、腫瘍の手術がんばったんだよね
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群れないオンナ・お歯黒ちーちゃん、ご機嫌いかがですか
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一朗、三朗、姫のかまってちゃん兄妹
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前回から今回までの間にこの部屋を巣立ったのはマメ。
GWに東京の里親さんの元に移ってしあわせに暮らしています。
代わりに今は日陰亭から一時里帰り中の「ゆら」が
マメのいたおっちゃん部屋にいるのだけど、出て来なかった。
元気になってまた東京においでねー

そしてあららっ、新入りのこちらのかわいコちゃんは!
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なぎさ(渚)ちゃん
首をすくめるので遠慮しているとおっちゃんが「触ってもだいじょぶよ」と。
ヒトのいない場所で生まれ育ち、ヒトが怖いものだと知らないから
そういうコたちは逆に触れるんだそうです。わー
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目が大きくて、片平なぎささんにそっくり!
とTwitterで話題に  覚えやすいわー
名前の由来は違いまして、原発周辺の海沿いの町で保護された猫たちは
みな海にまつわる名前がついています。
他にも登場するので見つけてください。
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療養中の吾妻さん  少しずつよくなってね
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茜 やっと三毛みーちゃんと見分けられるようになった
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醍醐の、真顔でお着替えターイム
半袖似合わないね?
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きをつけもしてくれず、かーちゃんにべったりすぎて
トリミングむずかしいです
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前回まさかの写真撮り忘れ、蓮くん。
こーんなに巨体なのに、どうすると見落とすんでしょうオレったら。
きっと座布団に化けていたのね?
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お詫びに、遊ぼ遊ぼ!
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別名「座布団」の蓮くん、意外と遊ぶんですなぁ。
あくまで省エネ設計ですけどもね
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横綱蓮くんに気を取られ、今度は巨猫No.2のローリエを
見落とすというね…(写真ナシ)
猫いっぱいいるとやっぱりテンパッてるんですかね…
見落とようなヒトにはシェルターの手伝いはできませんよな…


お隣の部屋へ
千夜  すっかりお顔もきれいになって、よかったね
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ちゅーる係で役得。
今日ね、チビに会いに行くから。
千夜ちゃん元気で安全なところにいるよって伝えて来るからね。
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飯舘村は母子猫西宅から保護された稲穂くん。
保護時の日比さんのレポート [こちら
声ナシのシャーをいただきました、かわええ。
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ちっこくてかわええこつぶ
これはシャーではないです、お話ししてます
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動きがトリッキーなまとも(真友)くん
トリッキーすぎて自分でも予測不可能みたいでw 台から落ちてた。
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「病院の時間だ、行くよー」とおっちゃんが呼びに来ました。


つづく
by ginji_asakusa | 2015-05-14 03:09 | お出かけ

ねこ集会 2

二階に移動します。
お出迎えは、深春(みはる)〜 青いね〜!
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カルアさんがご支援くだすった新品のベビーベッドが
日当りのいい二階の南窓に置かれていました。
工事班のあやこ隊長、おっちゃん、たこちゃんが
安全のための補強をしています。
あぁここでひなたぼっこするみんにゃさんの姿が楽しみ!
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中古で譲っていただける物があれば…という募集だったこちらのベッド。
カルアさんが「新品で買って送ったらダメかなぁ?」と相談してくださり、
していだけるのならぜひそう伝えてみてください、とお願いしました。
「がんばってきたみんにゃさんたちこそ新品を使ってほしい」
という言葉に、おっちゃんも私もうれし涙したのです。


ここからは窓拭き作業に勤しみ、写真がないなー…
14時過ぎだったか、空腹に耐えきれず泣き言を言い始め。
だって今日は顔合わせで昼食に出掛けるから
おべんと持って来ないでねって言われたんだもん…ぐるる
というわけで、やることはいくらでもあるものの、
キリのいいところでみなで出発。
掃除に明け暮れていた徒歩々班はこの時点で
カーテンのカの字にも辿り着いていないというか
話題にすら上がっておりません…


毛だらけボサ頭の7名がファミレスに集結。
(公衆の場であまりにテロなので、
少しは拭いたり洗ったりして行きましたよ…)
濃いぃメンバー。一人ずつならまだしも、
どこに出しても恥ずかしいこのかたまりw
(私は一般人ですよ?)
ハッキリ言って、ねこ集会というよりは妖怪の集まりです。妖怪です。
ヘンタイという(褒め)言葉さえ足りないと感じます。
お金や名誉や承認が目的であれば、
ここまでヘンタイである必要はきっとないでしょう。

なにしろ原子力緊急事態宣言は今も解除されておらず、
起きていること、行われていることはフツーに考えても
限界や常識を超えているなかで、
誰にもどうしていいのかわからないなかで、
巻き込んでしまった多くのヒト以外の動物たちに何ができるか。
少し距離のある場所から、みながヒトであり続けることだけに
しがみついていたら、どうしても力が足りないように思います。

妖怪なんていないよ、殺処分なんて知らないよ、
というヒトのほうが多いこの世の中で、
猫神さまのご縁で巡り会った妖怪たち。
妖怪「あずきとぎ」があずきだけを研いでいるように、
「あぶらなめ」が油だけを舐めているように、
猫のことだけに全力を注ぎ続ける。
その存在は私にとって奇跡のようにありがたく、励まされます。
その経験や想いや根っこにあるものに学びながら、
自分は自分で続けてゆけることを見つけ、実行してゆく。
合わせられる力は合わせてゆく。
猫の得を第一に、これからもトホホの歩みで進んでゆきたいです。
自分のこととしてシェルターや猫たちを支える気持ちや、
その先に行き場のない猫を家族に迎えてくださる方たちの裾野は
私たちだけでは広げられません。
より多くの方の、理解と周囲への働きかけ、語りかけ、ご参加を願います。

まだ明るいから16時半くらいかな〜と思っていたらば
とっくに18時を過ぎていまして、一同テヘヘと呆れましたが
いろいろと必要な話ができました。こんな機会、滅多にないのです。
みんなでお昼ごはんを、とご支援くだすったAさまKさま、
7匹でおなかいっぱい、ごちそうさまでした。
(封筒にトホトホ組と書いてあってかわいかった)


東京での家路もあるから21時台の新幹線には乗りたいところ。
無理だろうけど20時には帰り仕度を始めることを目標に、
さぁあと何ができるでしょうか。

尚子さんとharumiさんは二階の残り作業&カーテン吊りから @19時
見事に誰にも歓迎されてない二階のみんにゃさん写真集。
無愛想カレンダーにしたらむしろおもしろいですかね。
見たことないほど大勢でドタバタしてごめんなすってー
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ワシは階段の掃除。
harumiさんは一階のカーテン吊りに。さすがプロです早いったら。
ちょっと目を離すともう着いています。
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前回使えるようにした部屋の新入りさん。
飯舘村から保護中、クロ&ピー
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一週間ほど前の雹の日にシェルターに駆け込んで来たこつぶ
ちっこくてかわええです。
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そしておっちゃんがケージをもう一台セットし、
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洗濯ネットから解放されたのは…
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黒モフモフ…
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ち、千夜…ちゃん? なはずだけど、
えっと、千夜ってこんなにチビみたいな顔だっけ…?
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このときの私は、そしておっちゃんも、これ千夜じゃないんじゃね?
という印象でいっぱいだった。
村では昼間に野外で会っていたこともあり、
千夜の目はもっと細くてきゅっとしてて…
ひどい風邪で保護されたときは顔が潰れていたし、
千夜が保護された翌日に、チビの納屋から出て来て
日比さんが見たという「千夜もどき」ふさふさの存在も心を惑わせる。
今までみんなが見て来た千夜は時に千夜もどきだったのでは?
などと憶測が飛び交う中、私は半年に15回ほどふたりを訪ねて
「今日の千夜ちゃんはなんかヘン?」と感じたことは一度もなかった。

おっちゃんとブログを遡って写真を見るほどに「うーーん…」
でも千夜がしばらく行方不明になっていたのは事実だし、
チビの納屋で弱って隠れてたところを発見されたのだし、
初めての場所で緊張してるし室内だから瞳孔も開くし…うーん

チビと千夜の絵をたくさん描いて来た尚子さんなら
より特徴を掴んでいるだろうと思い、先入観なく
「とにかく見て来て…」とお願いを。
尚子さんは戻って来て「千夜ちゃんじゃないよう〜」と言った…
やっぱり、そう感じるんだ。

帰宅後に私がたくさんの過去の写真を拡大して確認したところ、
丸みのある耳カットの形状が一致しているので
やっぱり千夜ちゃんなのだった。

醍醐も保護されて三日後に別人になったことだしね…
外と中の違いって、こういうものかぁ。それにしても…ふしぎ。
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私にとってチビと千夜は、蔵ら(さくら)と同じに想いの深い二匹だった。
彼らの愛らしさやいじらしさやおもしろさやせつなさや、
それだけでなくふたりが置かれた環境を含めて全部。
自分が彼らの境遇だったら、きっと仲間がいてほしいと思ったりもした。
だからこそ、千夜が保護されたときから、感情に溺れぬように気をつけた。
ここオレすっごく間違えやすいポイント。知ってる。

ふたりがいつもいっしょで、支え合い守り合う心強い家族で、
着かず離れずひとつ屋根の下で眠り、同じ皿のメシを食べ、
ときにケンカしながら、野を駆け回っていること、無事でいること、
それは私たちが勝手に描く、私たちの心の救いのためのストーリーでしかない。
彼らがいるのは「あの場所」であり、それを忘れてはいけない。

千夜にはもう飼い主がおらず、探されても求められてもいない。
居着いている家からも、どこかへやってほしいと言われている。
誰にも望まれておらず、命の危険のある場所へ、戻すということ、
そこに正しい理由は一つも見つからない。
あの場所にふたりでいてほしいというのは、矛盾した自分だけの気持ち。
他のどの猫とも同じように、千夜の安全やしあわせも、
単体で考えなくてはいけない。

事故が起きたからふたりになった、
事故が起きたからまたひとりで生きなくちゃならない。
どちらもせつなく心を裂き、とてもとても悔しいけれど、
もどかしさも苛立ちも、ただ前向きに動かすしかない。
一匹でも多く安全な場所へ。一匹でも多く。一匹でも多く。

ある日ふたりがひとりになることを、とても怖れていた。
それは死がふたりを分つということであって、
千夜がひとりになったとき、死体を拾う覚悟もして私は相棒を探しに行った。
いま千夜はここにいて、生きている。
命を失ってからの後悔ほどには、間違っていないはず。
流されるな。私は自分に言い聞かせていた。
もちろん決断するのは、保護してくれているおっちゃんなのだけれど。

ガブガブの千夜ちゃんも、きっとおっちゃんのゴッドハンドで
すぐに甘えっコになる。賢いコだからきっとわかる。
結局はお任せなわけで… どうぞよろしくお願いします。
そしてついにひとりになった相棒と、
ほか多くの残された猫たちのことを考える。
考え続ける。行動する。


さて、最後にお待ちかねーのキャリアっこ部屋へ。
手前から、妹々(まいまい)、天音(あまね)、兄々(にーにー)、
ケージのてっぺんに武蔵
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天音拡大図、かわええぇ 絵本かっ
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奏(かなで)が駆け寄って来る
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奏も抜歯手術、がんばったね!強かったね!
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さすがにジャンボすぎてダイエット中のジャンボ。
うらめしそうw
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穏やかに見つめているのは、いさおと書いて「わたる」
ウソウソ、航。
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あらまっ、こんなにかわええコがいたかしら、どなた?
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「この前あなたに "山猫かっ" て書かれたコだよ、
だいぶマシになったんだよー、かーわいーだろー」
とおっちゃんが解説する横から、
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山猫かっ
こちらがいさおと書いてつとむ(勲)くんでした。

おっちゃんのネーミングはネタとしていつもからかっておりまして。
Call My Name 勝手に名付け班長の私としましては、
それでも必死で顔とともに覚えているわけですよ。
名前で呼びたいから。名前をもらった猫たちなんだから。

おもちゃで遊ぼー 太陽とじゅじゅ
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ヒャー天音やるじゃん!
声が出なかった天音、最近少し出るようになったんだって。
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じとー と奏
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このあと奏と天音からダブルキッスをいただきまして。
このふたりは近すぎてほとんど撮れません。
奏の口はもう膿の匂いがしない。痛くなくなってほんとうによかったね。
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harumiさんがジャンボー・リフティングに挑戦。
がんばってー
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尚子さんが白木音頭。
もうね、尚子さんより幅が広いです、ジャンボ。
体重はね、言っちゃいけないそうですw
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モテとる(奏とジャンボ)、キジモテ
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夫の白木さんへ:天音のチュー
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ドタバタと帰り仕度。忘れ物のないように、っと。
あやこ隊長は寝袋持参でシェルターに泊まる。イイナー
居残りかと心配されたharumiさんは、さっさと時間内にすべての南窓に
レースカーテンを着け終わり、そのうえ駅まで送ってくださることに。

振り返ると、新品カーテンきれい…
みんにゃさん、それは登るものではありませんからねー…
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帰りの新幹線ではさすがに寝落ち。
「泉さん顔が死にそうだから」って尚子さんに
朝から何回言われただろうか?(3回)
眠いだけよ…


ただいまー… @23:00
夕方さくらとすずの様子を見に来てくれていた母からの置き手紙。
「電気ストーブは倒れいろいろ物が散乱し」とな…
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まったく… どんだけ暴れたのきみは
(れんぷー祭壇もめちゃくちゃにしたらしい)
(そして母が来たら思わず駆け寄ってハラを出してしまったものの、
すぐ我に返って知らんぷりの甘えっコじゃないフリをしたらしい)
(店ではいつも甘々で抱っこされてるくせに)
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長い留守番は辛い、退屈、それはわかる。
ごめんね、がんばってくれてありがとう。
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ふたりはこうして家族いっしょにいられる。
それはとってもすてきなことだ。
当たり前に思えるけれど、それはとっても脆いことだ。
さくらはそのことを知っていて、私たちに教えてくれる。

日付変わって4月22日、4年前のこの日、
原発から20kmに警戒区域が設定され、取り残された動物たちが
餓死へと追いやられることになった日。
今年はもう都内での慰霊祭などはなかったようで、
どれだけのヒトが憶えているのだろう。
今もあの場所で生きている猫たちがいるということを、
どれだけのヒトが知っているのだろう。


この日の福猫舎のブログ[こちら
この日のたこちゃんのブログ[こちら


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by ginji_asakusa | 2015-04-25 23:27 | お出かけ

ねこ集会 1

4月21日、チーム銀次・徒歩々班、
郡山のシェルター福猫舎に出動してきました。
徒歩々の歩みも一歩ずつ。今回で5回目の出動です。
1  2  3  4

新幹線徒歩々組は私と尚子さん。
栃木から車でカーテン班のharumiさんが夏用レース設置のため、
そしてすずき工務店としてキャットウォーク設置のため
泊まりがけ覚悟のあやこ隊長が東京から車で向かいまして満員御礼。
去年から仁義箱より支援金をお送りしているちーむぼんぼんの
たこちゃんとの顔合わせも兼ねており、
昼食には福猫舎のもう一つのシェルターからまるこさんも集合するという。
想像しただけでメンバーの濃さに目眩がするという。


今回も徹夜で出発決定…
私が寝ないとベッドへは行かないみなさんが
いったいどういうつもりかと視線を突き刺し続ける。
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では出発します @6:30
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留守番組もがんばって、しっかりよろしくね。
(背後のさくちゃん、耳をとったらドラえもんのようだと話題に)
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運転できない組は車酔いにも弱く、体力温存のため今回は電車で。
猫とヒトへのおみやげや差し入れで大きなカバン二つ、
ありえんほど重いw それでも冬服が減ってマシになりました。
メシ班のみなさまがご来店のたびお持ち寄りくださるおやつや
ドライ類のうち、村での給餌よりもシェルターの方が使いやすい物
(たとえばちゅ〜るや小袋入りの高級ドライなど)は毎月ためていて、
みんにゃさんにお届けしています。

東京駅から新幹線に乗った尚子さんの隣に予定通り合流、
乗ってしまえば70分、寝過ごす速さ。
今日は雨の予報で窓の外にはなんとも恐ろしげな雲が横たわり。
でもオレ福島限定で晴れオンナだから〜
郡山に着く頃にはだいぶ晴れ間が見えてきたものの、まだ寒っ。
harumiさんが駅まで車で迎えに来てくださり、9時前にシェルター到着。
「朝のお世話が終わんね〜」とおっちゃん(♀)が迎えてくれました。
はい朝メシ朝メシ、とおっちゃんの好物を次々給餌。
私たちのお世話はいいからみんにゃさんのお世話に戻ってくだされ。
尚子さんもharumiさんも二回目なので、みな勝手がわかっています。

まずは火曜恒例ゴミ出しから。
続いて、カーテンが新調されるからにはぜひやっておきたい、窓拭き。
各々役立ちそうな道具を持参しています。
前回やり残した洗い物がそのまま庭に置かれているのを横目に、
室内はまだお世話中なので外から。
毎回半分の時間でやり残しを、あとの半分で常に新しい作業に
取りかかれたらいいなーと勝手に目標を描いています。
いずれにしてもおっちゃん一人ではやりきれない作業だし、
どうせすぐ汚れてしまうのもわかっているけれど、
次はあそこをやっつけるゾ!と次回の目標にもできるから。

水作業で写真撮らなかったけど、キャリアっこ部屋のみんにゃさんが
ホースの流水や上下に動く雑巾に向かって
窓越しにびゅんびゅん飛びついて来るのがかわいかった。
きれいになったでしょ千夏〜
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そのうちたこちゃんも登場して初めましてのご挨拶。
あぁなんだか、ブログやツイッターで見ていたまんまのヒトなのだ〜
いつもおつかれさまです!

室内へ @10:00
まずは相撲部室から。
オレオレアピールNo.1の三朗くんが熱烈に邪魔をしてきます。
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尚子しゃ〜わせ〜 でもジャマ〜
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ほんとジャマw さぶちゃんは作業工程を把握した上で
最もジャマになるところをしっかり知っているかのようです。
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妹の姫ちゃんも、あ・た・し・アピール。
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そだ、今日はおもちゃを10本持って来ましたよ!
前回1本持って来たら一瞬できみたちに壊されちゃったからね、
の三兄妹、預かり猫さんです。
上から一朗、三朗、姫、似てるなぁ。
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ドタバタお騒がせしてごめんなさいよ、
みんにゃさんがより気持ちよく過ごせるように
お掃除がんばってまッス
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今回までにこの部屋からいなくなったのは「ゆら」。
先月の徒歩々帰り道に搬送し、今は東京の日陰亭にいて
家族募集の準備中です。

あやこ隊長が登場でエステサロン開店♪
さぶちゃんジャコジャコ、つやつやしちゃったわよ!
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姫ちゃんショリショリ、さらにかわいくなっちゃうわよ〜
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さぶちゃんジャマジャマ
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さぶによる、足の封じ込め。
お望み通り「や〜ん、動けない〜」とharumiさんが
悶え苦しんでおられますよ
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吾妻 (保護の経緯
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かーちゃん(おっちゃん)にべったりのマメ登場。
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噛まれ傷が中で膿んでしまい、縫い閉じずに治療中。
膿が爆発したとき、治ったと思っていたのにエッ今さら?と驚きましたが
年を取った猫はこうした反応が出るにも時間がかかるんだそうです。
前日には虫歯の抜歯もがんばって耐えてくれました。
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もうすぐ新しい家族のもとへ旅立つマメ。
おじいちゃんの帰りをひたすら待ち、4年間村でがんばって来たマメの姿、
引き裂かれた家族の姿を私たちはけっして忘れることはないけれど、
マメの穏やかな余生はこれから始まるんだもの。どうかお元気でいてね。

真顔でパッカーーン
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わ〜いマメのちょいベロだぜー
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パッカーンのままオラも抱っこさせてもらたー
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マメの愛しい三角折れしっぽ
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続いてこちらも飯舘村出身の醍醐。
あやこ隊長がセーター作って来てくれたそうで、お着替えです。
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あらっ、にやう〜〜 目つきワル〜
大人数が苦手な醍醐くんです。
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自分の古セーターを、フェルト状になるまで縮めて作ったんですと、
なにそのヘンタイ的な作業!
ちょっと大きかったけど、背中のおハゲが隠れていいですね。
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醍醐くん、最近気をつけしてないじゃないの。
って前回も言ってましたけど、マメもいるからたまのかーちゃんには
ぴっとり抱っこじゃないと足りないんだもんね。
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はいよ、っと醍醐を渡されて、膝のせタイム。
他のみんなは二階へ。
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一人きりになれば、誰でもいい。
くっついていられる膝さえあれば。
醍醐専用のお膝もいつかきっと見つかりますように。
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ハッ、冷たい視線を感じる…
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お歯黒ちーちゃんも、大人数が苦手です。
村ではそんなこと、どーでもよかったのにね。
静かに醍醐をなでていると、降りて来て少し近寄ってくれた。
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うぉー おちょぼ口に見えるちーちゃん、実際口ちっさいな。
お上品なあくび。さくらは顔が剥けるほど開くぞ。
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醍醐が他人膝に飽きたところで、私も二階の窓拭きへ。
ちーちゃんどですか? タワーもきれいになって、新品みたいよ。
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姫ちゃん、窓もきれいになったでしょ
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さぶちゃんお手伝いありがとね
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座布団蓮くんの写真がナイとは…

つづく


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by ginji_asakusa | 2015-04-23 23:59 | お出かけ

猫の手八本 2

1ページ目を公開し、2ページ目を書いている一日の間に、
みなさまの反応から「晶子さんの猫シェルターデビュー」が
いかに衝撃であったかを実感しました。話題騒然でしたw


つづきです。
おなかいっぱいで、車中では寝落ちつつ
6時過ぎにシェルターに戻りました。
もう作業は終了にしたのですが、せっかく来たのだから
まだ行ってない部屋のみんにゃさんにも会って行きましょう。
普段ヒトが一人しかいないここでは
みんにゃさんとの触れ合いもだいじな仕事。
おっちゃん以外のヒトが来て怖がってしまうコもいるけれど、
いつか新しい家族と出会うためには、
少しずつでも慣れていってもらわないとなりません。

尚子さんは「仕事はここで終わりって決められるけど、
猫と会うのはどうやって終わりにできるの?終わりがないよ?」
と心配そう。そうね、新幹線には終わりがあるけど…
東京で解散してからも電車の時間があるものね。
晶子さんはこの間に車で仮眠してくれました。
作業中は「帰りもあるんだから休んで」と何度言っても休んでくれず。
今回徒歩々班の長老であり唯一の運転者ですからおだいじにしないと。


二階のお部屋へ。
左から、爽、ピット、レオ(なんと!床にいる!)
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獅子丸と、んー誰かしらw
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あれ、二階の写真、これしかありませんでした、
どんだけ眠かったんでしょう。深春がおもしろかったのに。
尚子レポートに期待w

この部屋には「彦左」と「ヒッチハイカー拓」と「このは」がもういません。
なんといっしょに迎えてくださるという方のお宅へトライアルに出た
拓と彦左は3月18日に東京のチーム福猫さんを通して正式譲渡になり、
このはは銀次子分ふぐふぐさんのお宅で
二匹の先住猫さんたちとトライアル中です。
シェルターから猫が出て行くのは当たり前のこと、喜ばしいこと。
こんな風に「うれしい不在」というのを体験したのは初めてです。
拓とぴこが一生いっしょにいられるなんて、
想像しただけで目眩がするうれしさです。


続いてキャリアっこ部屋へ。
の前に、もう一度相撲部室へ。
感染防止のためキャリアっこ部屋は最後なのです。
飯舘村でいちばんの移動距離を誇った風来坊の「ちょび」。
腫瘍が見つかって手術の後でしたが無事戻りました。
その後腫瘍は悪性でなかったこともわかりました。
よかった、元気で、新しいおうちで、やっとやっとしあわせになるんだよ。
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茜(あかね)
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もいちど蓮くん、ちょいベロとウインクゲット。
なんてかわいいのかしら??
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ボン母さんがなでなで
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醍醐はやっぱり出て来てくれず。
かーちゃんひとすじだなぁきみは。
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三朗ー
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ぐでぐで
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マメー
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ボン母さんに抱っこ、横綱・蓮くん
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尚子さんも重量級をどんどん抱いて、折れないでね。
巨猫No.2のローリエ
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いよいよ最後のキャリアっこ部屋へ。
かなで(奏)、がんばってるの知っているよ、えらいね。
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この部屋の不在は、あの夏の恐怖と痛みを思い出すと今も苦しい。
それでもおっちゃんは、他の猫といっしょにできず
行き場のない猫たちを引き受けている。
ほとんどが、原発被災地で遺棄されていた猫たち。
そんなところに猫を棄てるヒトがいるのもまた事実です。
それぞれが保護された場所や状況を聞くと、怒りや悲しみに震える。
そんな場所や仕打ちから猫たちを守る、
そんなヒトが一人でもいてくれる。一人にしてはいけない。
この部屋はだいじ。この部屋は、悲しくなんかない。


尚子さん、憧れのジャンボを抱っこ。
なんたるジャンボ!
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尚子、あなたモテてるモテてるわよ!
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ジャンボが顔を舐めてあげてるのがあまね(天音)。
その手前でぼくもと言ってる茶白がにーにー(兄兄)。
そこへもっと混ざりたいのがかなで。
あ、モテてるのはジャンボ兄さんか。
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なかよし。
この部屋には風雅兄さんみたいなアニキが必要なんだ。
ジャンボ、みんなを頼むよ。
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にーにーの妹、しっぽだけ三毛のまいまい(妹妹)
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子猫のときに棄てられて鳴き涸らしたのか、
声が出ない天音。抱っこすると必ずチューしてくれる。
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かなでもチューするかい?
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千夏 昼間は窓辺で応援してくれてありがとねー
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いさおと書いてつとむ 山猫かっ
おっちゃんには馴れてきたそうです。怖がらせてごめんごめん
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千秋くん
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千秋と葉月 穏やかにありがとう
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太陽
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寿珠(じゅじゅ)
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宝珠(ほうじゅ)
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ゼーハー、おっちゃんの付ける名前はっ、ほんとにっ、
意味深く美しいけど読むのも覚えるのもたいへんにゃのよっ!


そこへ事件ですw
来客パニックで部屋中を駆け回った巨猫・武蔵が、
三段ケージを駆け…駆けのぼ… れてない!落ちるーーっ!
そのすべての重量感に一同呆然。
あぶっ、あぶないっ!!(カーテンがっ!)
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咄嗟に体の動く女・おっちゃんに助けてもらってなんとか。
あーびっくりした、だいじなカーテンぶっちぎれるかと思った。
体は大きくても怖がりなんだね、大勢で入ってごめんよね。
体が半分くらい小さい千夏(右)に
「怖かったの、よしよし」となぐさめてもらってて可笑しかった。
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うしお(潮)(旧おにぎりくん)
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ジャンボ… あなたのこの腕の太さをどう伝えられようか。
ほんとに猫なの…?
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マジ猫
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母がおっちゃんにプレゼントした尚子さんの新作絵本
さくらいろのりゅう』、おっちゃんがサインをお願いすると
「ここで !?」と言いながら尚子さんは目の前のジャンボを見ながら
すらすらと似顔絵を描いていった。わぁいいなぁ〜すてき!似てる!
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この部屋にいるコたちを、一般家庭で引き受けるのは困難です。
せめてみんなで見守ってあげられたらと思います。
日の当たる部屋で、できるだけ穏やかに、苦しまず、暮らせるように。
おっちゃんが綴る毎日のブログで、名前を覚えて(むずかしいけど)、
今日は元気だったなとか、体調を崩したんだとか、
そのたびに必要になる支援や励ましなど、彼らを見捨てることのない
あたたかな手を増やしていけたらと思います。


名残惜しいが今日はお別れです @19:30
おっちゃんがゆらとお別れの支度をしている間、
借りてる車を汚さないよう、家の猫たちに持ち帰らないよう、
みな着替えます。私は外の暗がりで…
暗がりでも、窓の外からでも、一つの部屋が
また使えるようになったことの爽快感が溢れている。
みんにゃさん、おっちゃん、またね、また来るよ、
おつかれさまでしたーーー!


途中までは鳴くと思うよ、と言われていたゆらが
車が動き出しても一声も鳴きません。
ほんとに入ってるのかな? 怖すぎて声も出ないのかな…
だいじょうぶだからね、と声をかけつつ進みます。
あんまり静かで、いるのを忘れてしまうほど。

ナビによれば22:30到着予定だったのが、休憩を入れつつで
徐々に延び、23:00過ぎにようやく浅草に到着。
36軒という最高記録とともに給餌班オレ銀号は
その30分くらい前に東京を通過していたようでした。
みんなおつかれさま。
尚子さんとボン母さんは足早にそれぞれの電車へ。
家には愛する猫が待っている。

店の前ではあやこ隊長のウニ銀号が待っていてくれました。
ゆらの引き渡し。あぁ写真がないったら。
日陰亭には現在ナッキーがいます(ダイアナはトライアル中)。
どちらもたぬきMIX、じゃなくてシャムMIX。
私がたぬきMIXと呼んだら怒っていたのに、
自ら「たぬたぬ亭」と改名したようです。
シェルターを出て日々変わりゆく二匹の姿は
あやこ隊長のTwitterにて。

晶子さんは、浅草から家までがいちばん辛かったそうです。
みんなを乗せている間は緊張していて疲れに気づかなかったよう。
やっぱり一人運転は厳しいかなぁ。次の日も休めないし。
私も徹夜で行ったので、やっぱり頭痛に悩まされ。
長持ちする猫の手になりたいなぁ。

0時過ぎ、晶子さんから最後の帰宅報告。
この日動いたチーム銀次7名全員が無事帰宅できました。
銀次親分のお見守りに感謝です。
おっちゃんが言っていました。各地から送られて来る支援物資には
時々「チーム銀次メシ班」と書き込んでくださる方々がおられると。
銀さんの仁義が今も生きて届いている。とても誇らしい気持ちです。
どうもありがとうございます。

洗い物が半分残ってしまったことで、尚子さんとボン母さんは
達成感が足りなかったと。いやみんなフルでがんばりましたしw
部屋が復帰できたことは一つの区切り。
徒歩々の一歩。また行けばいいから。
次はアレを持ち込んでアレをやっつけてやるゼぃ、
と密かに狙っているわけです。

村にしてもシェルターにしても、東京から福島まで行かないとならない、
そのことだけが時間も体力も経費も、なによりの負担です。
でもそれこそが、送電線で結ばれていた福島と東京の距離であり、
そのことが招いた原発事故と放射能災害に対して、
他人事にするかどうかの距離であると思うのです。

おっちゃんがやっていることは私たちにできない。
おっちゃんの手が足りずやりきれていないことは、
他のできるヒトがやればいい。
私たちが見ずに済んで来たことを、全部見て来たヒトたち。
見てしまったからには、放置しなかったヒトたち。
動物たちのため、そうあってほしいと願う社会や現象や風潮を
形作っているのは私たち一人一人。
そこにはヒトの数だけ様々な関わり方があるはず。
へなちょこでも、トホホでも、かたちを作る。
猫たちが丸くなれるかたちを。


帰宅 @23:30
朝4時半に家を出たから19時間の留守番、おつかれさまでしたね。
普段もそういう日がなくはないけど、いっしょに布団に入らないまま
私が出て行くのは、いつもと違って不安だろうから。
でも母が途中で様子を見に行ってくれたので私は安心でした。
何もかも、一人ではできないことばかり。
店ではいつも母に抱っこで甘えているすずは、やはり自宅のさくらの前では
「馴れ馴れしいゼ」とばかりに甘やかしを拒否したそうです。
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次の日の昼にはおっちゃんが、私が暑くて途中で脱いだ腹巻きと首巻きと下着と、
前回もおみやげにいただきとてもおいしかった母上作の梅酒を
捕獲器の上に忘れていったのをTwitterにて公開してくださり。ウケた。
初めて行ったときも脱いだの丸ごと忘れて来たのよね。
まぁいいのよ、また行くから。物置に突っ込んどいてちょうだい。
きっとまたそれも忘れるだろうけどね。


徒歩々の歩み:1  2  3


福猫舎の心強いサポーター、RAINBOW PROJECTのマメKさんによる
シェルター、圏内、飯舘村訪問レポート [こちら
美しい写真からたくさんのことが伝わってきます、ぜひご覧ください。


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by ginji_asakusa | 2015-03-20 05:38 | お出かけ

猫の手八本 1

3月17日、チーム銀次・徒歩々班、シェルター福猫舎に出動してきました。
徒歩々と言いつつ今回は車です。
前回11月のカーテン設置のときから、
シェルター管理人犬班A。ことおっちゃんに相談されていました、
環境改善のためみんにゃさんのお部屋の大移動計画。
まずはいま使えていない部屋を片付けて復帰する大作業に、
人手の多い日が必要。
しかし運転できるヒトはなるべく給餌に行ってほしいから悩ましい。
ならば徒歩々班の出番、となるわけですが、
一人や二人ならまだしも、全員が往復新幹線で行く交通費を考えると
目眩がします。すると叔母の晶子(しょうこ)さんが
「今なら預かっている車があるからそのときは行くよ」と言ってくれました。
これまでも出動班をがっしり支え続けてくれているものの、
私が次々猫を持ち込むのでしかたなく慣れてくれてはいるものの、
もと猫嫌いの晶子さんが、マニアも唸る猫の巣窟へ!
信じられないうれしいお言葉、そんな機会はだいじにしたいものです。
しかしその後は私が本の制作にかかりきりになってしまい、
真冬に外での水作業は辛すぎるというのもあり、延び延びになっていました。

3月の公演も終わり、本も発売を待つばかりとなり、
来週なら行けるかも、とおっちゃんに連絡したところ、
一週間前の予報では最高気温17℃とのこと。
予報が外れてみんなに嫌われるかもだけど、やっちゃうか!
となりまして、「次はいっしょに行く」と言っていた徒歩々班・尚子さんと、
いつも応援してくださり醍醐の旧名「ヤマパン」の名付け親でもある
古参子分のボン母さんをお誘いしてみました。
猫の手八本増えるのだけど、体力自慢は一人もいないという
若干不安なメンバー、どうなることやら!


この日は豆かあさんのオレ銀号も飯舘村の給餌に出動していました。
長くお勤めだった仕事を辞めてお休み中だった豆かあさんは
この春から新たな一歩を始められます。
そのためこれまでのようには出動できなくなり、それまでは、と
モーレツに出動した春の写真展以降もこの冬の間も、
月に二回の平日の出動をがんばって維持してくれました。
ほんとうにおつかれさまでした。
出動し続けるにはなにより自分に信念がなければできないことですが、
一番遠くに住んでいるのに厭わず車を出してくれて、
スキーが好きで雪道の運転にも慣れている豆かあさんが
私の最初の誘いに応えてくだすったことは奇跡のようなできごとでした。
放射能汚染の問題で、誰でも行くことを勧められる場所ではないけれど、
だからってこういうヒトが日本に一人しかいないのか?と思うと
私はそんなはずはないと思っています。出会っていないだけ。
もっともっと話して、伝えていかなくては。

ただ給餌するだけでなく、命をつないだからには避けられない
TNRや保護、譲渡など、一人一人の取り組みの変化によって
原発被災地の厳しい環境から守られる猫が少しずつ増え、
様々な関わり方への提案や実行が目に見えるようになってきました。
猫撮る先輩の新たな保護活動に挙手してくださり、ダイクことカンナの
預かりに手を挙げてくだすった「猫寮母」さんが、
預かることを決めた経緯をブログに書いておられます。
ぜひ読んでみてください。[こちら
私も読んで初めて知ったのですが、以前浅草にお住まいで、
銀さんに会いにカフェに来てくださり、写真展も観てくだすっていたそう。
銀さんの命も、マーブルの命も、カンナの命に繋がっていたことを知り、
私はとても励まされました。

ともかく、止まらず動き続けること、やってみること。
徒歩々の歩みも一歩ずつ。
その中できっとまた新たな出会いがあるはず。
ご縁は猫神さま頼みなのだけど、豆かあさんと出会えたのも
猫撮る先輩と出会えたのも、みな猫神さまである銀さんのおかげだもの。

前置きが長いのは恒例だよ!


留守番組のおふたり、よろすくお願いしますね。
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朝5時に浅草を出て始発で晶子さんの最寄り駅に集合、
6時に出発、気合いを感じさせる朝食は佐野SAにてラーメンにカレー。
東北道で予定通り9時半すぎにシェルター着。

日当りのいいキャリアっこ部屋の窓からみんにゃさんを覗いて
きゃいきゃい言っていると二階から声が。
おっちゃんまだ朝のお世話が終わらないそうです。
どぞおかまいなくー

そこへ郡山にお住まいのYさんという女性も登場。
不定期でお手伝いに来てくださることになったそうで、それは頼もしい!
まずは火曜恒例、ゴミ出しから。
使用済みトイレ砂がメインのゴミたち、一袋でもかなり重たい。
最初の作業だからハリキッテ二袋持とうとするメンバーに、
みなさーん、今日は長持ちしてもらわないと困りますから
二個持ち禁止〜

みんなでやれば早い早い、ゴミ出し終わっておっちゃんが
「みんにゃと遊んでて〜」と言うのでまずは相撲部室から訪問。
「ふくらむねこの家」として定評がある
「ふくねこや」が誇る巨猫さんが多い部屋なのでそう命名されました。
過酷な環境から保護され、大所帯の仮住まいではあるけれど
ひとまず温度管理もされた屋根の下で安心できているみんにゃさん。
おっちゃんのケアやご支援いただく良質なフードのおかげで
少しずつ健康を取り戻し、ふくらんでいきます。

かまってくれるなら誰でもいい三朗ですが、
真っ先に晶子さんの足にしがみついて歓迎。
「え〜私でいいの〜ありがとう〜」と晶子さんも困惑しつつ感激。
イイゾ三朗!みんにゃを代表してハートをつかめ!
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ここでマメと会えるふしぎ。飼い主さんの依頼で保護中。
少しふっくらしたね。
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この部屋にはもうダイアナがいません。
日陰亭に移り、7万人目の子分tomoさんのお宅でトライアル中です。
本日の第二ミッション、家族を見つけるため帰りに日陰亭に搬送する「ゆら」。
空では帰りませんよ。
保護猫が一匹減ったあやこ隊長が「誰でもいいから連れておいでよ〜」
と言ってくれたんだもーん。
ゆらや、今日はシェルター最後の日だよ。
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この美しくさみしげなゆらのブルーの目が、
シェルターを出てどのように変化するのか楽しみです。
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尚子さんにガッシとつかまってうろたえるこの部屋の横綱・蓮くん
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机の下で目を逸らしてる醍醐。
最近「気をつけ」が少ないんですけど?
(かーちゃんにしがみついちゃうんだそうです)
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もうひとり、ここで会うのがふしぎなお方、
お歯黒ちーちゃん、療養中。
村では子どもたちを引き連れて真っ先にお迎えに来てくれたちーちゃん、
まだここでの暮らしに慣れていなくて隠れ気味です。
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尚子さんにおにぎりにされている三朗
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あ、そだ、おばさんみんなと遊ぶためにおもちゃ持って来たよ!
シュタッ!
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って次の瞬間には破壊されました…
壊したのは飛び入りの一朗兄さんでした。
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姫ちゃんの、トォ!
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さてさて作業開始。
ものすごい大量のお水のご支援が届きまして、
玄関前の軒下に積んでいきます。
2Lが6本入りだから一箱12kgですかな、いきなり腰が不安ですな。
必死だったので写真がありませんね。

続いて溜まった洗い物に取りかかります。
こちら二名は水仕事班。
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尚子さんの背後に登場した茶トラさん。
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私含め三名は、まるごと消毒して復帰させる部屋に取りかかる。
まずはケージの解体から。おっちゃんが部屋からどんどん運び出します。
簡単に見えてこれがもう、金具を外すのがあり得ないくらいたいへんで…
設計ミスだろー素人に優しくないぞーとぶぅぶぅ言いながらやりましたが
どうしても外せないところは力持ちのおっちゃんを呼んで。
組み立てるときも泣けたよ、日比さんとまること三人で、
勢いでやったよ、とおっちゃん。どんだけたいへんだったことか。
そしてまた、力も必要だけど、コツなんだなー
ようやくコツをつかんだ頃には終わってたんですが。
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もうね、あったかいどころか暑い。村もいいお天気かな。
念のため重ね着してきたけれどヒートテック、腹巻き、ネックウォーマー、
全部脱ぎました。半袖Tでオケー。

続いて、さっき解体したのより大きい、同じくらいの量のケージ。
どんだけ入ってんすか。こちらは解体せず丸ごと洗うそうです、ホ。
しかしこれまた柵を一本ずつ洗うのもたいへんで、くじけそうになったけど、
ここまでおっぴろげたからには空になった部屋も掃除して
きれいになったケージを戻したいではないですか。
この作業、いくらおっちゃんでも一人ではできないもの。
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それにしてもこの大きな三段ケージ、さくらを保護すると決めた日に
私が注文したのが同じサイズ。デカいw
結局一度も使わず、開梱することさえなく日陰亭の夏の子猫たちに貸し出し、
デカいデカすぎると言われ続けて訪問した際にはすでに撤去されていて
実物を見ませんでした。
その後ちーむぼんぼんのたこさんのところで募集があったので、
使っていただけてよかったですが。プロかw というサイズ。
きっとうちでは置くところなかったと思います。


まったくもってお天気が味方をしてくれています。
キャリアっこ部屋の日だまりで見守ってくれてる千夏ちゃん。
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相撲部室では三朗が窓に頭をこすりつけて応援。
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かわええぞー
今度はこの窓も洗うからなー
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尚子さんと私でせっせと柵を洗っている間に
おっちゃん、晶子さん、ボン母さんは不要になった器具やネットを外したり、
ゴミをまとめたり、せっせと何度も何度も拭き掃除したり。
すぐ隣の部屋に猫たちがいるので掃除機が使えないのです。
帰りもあるし、休んでと言っても休まない方々…
ボン母さんの百均レインスーツが破裂してておもしろかった。
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そしてついに、ジャジャーーン!!!
はぁぁぁぁ、まるでリフォームしたてみたいじゃないですか!
ケージの半量はまだ洗えておらず外に出しっぱなしなのですが、
おっちゃんも「ここまでできたらあとはコツコツ一人でもできる!
うれし〜ぞ〜うれし〜ぞ〜」と歌まで歌いながらたいそう喜んでおられます。
一人じゃできなかった、みんなだからできた、
徒歩々班出動の甲斐があったってもんです。がんばったーー
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ハラ減ったよーとつぶやき始めて数時間、パンやお団子をかじりながら
ようやく目標以上に達成できたので区切りをつけ、
洗って乾かしていた物たちを物置に仕舞い、外に放置する物たちを片付けて、
みんなでおっちゃん思い出のレストランへ。
もう夕方5時ですけどね。ヘンな時間でお客さんも少なく、ほっとする。
福島でスパゲティ食べたの初めて。おいしかった。すごい大盛りだった。
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レトロ感溢れる店内には、なぜかフラミンゴが20羽もいるのですw
ふしぎな生き物だなぁ。
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なんだか夢の中のようにふやふやと、
どこに来てるんだかすっかりわからなくなりました。
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つづく]のです。
by ginji_asakusa | 2015-03-19 01:26 | お出かけ


浅草ギャラリー・エフの看板猫・銀次親分の日々。


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