<   2014年 02月 ( 13 )   > この月の画像一覧

閉ざされた村 3:雪

山の峠を越えた先の犬地域は昨日まで孤立していた。
マメたちのいる地域よりも峠のほうが除雪が進んでいると
村役場のヒトから聞き、15:00の時点でどちらへ向かうか考える。
散歩ナシで犬地域の給餌に回るか、
こちらに残って回れる地域の猫のみにするか。
もう日暮れまであまり時間がない。犬地域もあまりに心配だけれど、
行けても帰れないであろうということで、残ることに。
いずれにしてもわずかの数しか行かれず、できることしかできないのだ。

5軒目、母子猫 @15:30
風に舞う雪が夢のようにきれい。
a0180681_240364.jpg

歩くのに必死であまり写真を撮れていないことが痛恨で、
カミ先輩ががんばっているところを演出してみた。
そこを掘る意味はまったくないのだが、雪はきらきらきれいだ。
a0180681_240297.jpg

すべてが平ら。
厳しい冬を知り、この村で迎える二度目の春は
これまででいちばんうれしい春になるだろう。
a0180681_2403960.jpg

家は埋もれているけれど、前日に他の方が歩いたかんじきの跡があり
へこんだ部分は他より踏み固まっていて歩きやすい。
「愛ちゃんのブログ」[こちら
今日より状況が悪かった中、必死で歩いて回っていた方の足跡。
命をつなぐための文字通りの一歩ずつを辿って踏みしめる。
おなかを空かせた3匹(白、キジ白、茶白)が顔を出した。
a0180681_3112313.jpg

土地の神さま、どうか彼らのお守りを。
a0180681_24121.jpg

ここでHさんとnatsumintさんに遭遇。
除雪がされていない地域を福猫舎のお二人と4人で
4時間も徒歩で給餌&救出されていた。
おつかれさまです。Hさんのこの日の報告[こちら
natsumintさんの報告[こちら
Hさん装備のかんじき最強である。
出遅れたオレたち… かんじきデビューが待ち遠しいゼ。

まだ給餌ボックス回らんとならんからここらへん頼むねー とのことで、
Hさんが気に掛けておられる猫さんたちを回ることに。
最強の味方、晶子さんから借りているdocomoタブレット、
前日は電波障害の報告が出ていたけれど、一度も送信エラーにならず
Hさんと常に連絡を取れており、一軒終わるごとに次はどこへ行きますと
報告が交換できてとても心強かった。


6軒目、アプローチがいちばん長くて辛そうなところから @16:15
標識を見下ろすふしぎ。
a0180681_2413377.jpg

さぁ飛び込みますよ、目指すはこの写真右端ギリにあるお宅。
こちらもかんじきの跡が。
a0180681_2415694.jpg

寒さでだいぶ雪も固くなっており、スキーなしでスタスタ行けてる勇姿。
[撮影:猫撮る]
a0180681_2432475.jpg

このとき「オレ、ネコ、オレ、ネコ」と唱えている。
かんじきやスキーで地面に体重を分散させる下方向のイメージとは逆に、
オレは猫である、軽いのである、と体重を上に逃がすイメージで歩く。
靴まで脱ぎたくなる。イケてる。(時にズボッと落ちる)

きれい
a0180681_246234.jpg

雪の怖さを知ったけれど、雪はだいすきなんだ。
a0180681_2461677.jpg

転んだついでに腹這いで撮ってみた。
歩けるほど固いってことは、転ぶと痛いよ。
a0180681_3203076.jpg

到着。
その屋根危険!
a0180681_248579.jpg

みなさんハラペコ。
a0180681_251584.jpg

なつっこいアメショミックス。
a0180681_25055.jpg

14匹近くいるこのお宅は猫おばさんウハウハである。
前回は2匹しか寄って来なかったのに、今回は4〜5匹が近くまで来た。
ハラペコだったんだね。[撮影:猫撮る]
a0180681_672444.jpg

今日は全部で10匹くらいいた。噛む犬タロウもお元気だった。
寒さに弱い猫と、繋がれている犬、飢えに関してはどちらも辛い。
でもやっぱり鎖がない分、猫のほうがなんとか身を守れるのかなぁ。
屋根がもちこたえてくれますように。

帰りは両手にモノまで持ってスタスタである。(缶詰が減って軽い)
いつもより1m以上高いところをスタスタ歩くのは
鳥にさえなった気分である。置いてっちゃいますよスタスタ [撮影:猫撮る]
a0180681_2532164.jpg

次のお宅、7軒目 @17:05
こちらもスタスタ。
猫さんおらず。でも天井からドタッと降りる音だけ聞こえた。食べてね。
a0180681_2551015.jpg

野生の鳥たちもエサが取れずにたくさん寄って来ていた。
イノシシも猿たちも、どこでどうしているのだろ。困ってるだろうな。
そうした者たちが動き出す春に向けてはまた別の怖さがある。


終わって17:20、あれ、日が伸びたなぁ。
a0180681_2564515.jpg

寒いのは大キライなのに、冬の村に来るようになって強くなった気がする。
マイナス気温はもちろん寒いし冷たいのだけど、
寒いと言わなくなったら感じなくなった。
車の中はあったかいし、犬猫たちはもっと寒いんだもの。
a0180681_2594365.jpg

こんなに降ったことはないということは、
村のヒトさえ誰も見たことのない光景。
ただでさえ3年も続く非常事態。一日も早い復旧を願う。
a0180681_2593025.jpg

うたちゃーーん @17:50
オレ屋根まで届いちゃうよスタスタ。
あ、センサーで点いた。停電も復旧しとる [撮影:猫撮る]
a0180681_258491.jpg

うたちゃんの返事が母屋の中から聞こえた。
会えなかったけど、保護してもらえてよかた、無事がなにより。

18:00。
このあと最後の一軒ハイジ母子猫宅に向かうも除雪がされておらず、
街灯もなく真っ暗で坂道なので徒歩は断念。先に行けばよかった。
a0180681_303076.jpg

蒼く光る雪原のど真ん中で、満天の星空を眺めて終了。
雪に阻まれ7時間でたった7軒しか行かれなかった。
でも、できることしかできない。出会えたコしか触れない。
これはまだまだ続く。また来るためにも、無事でいなくちゃ。
言い聞かせ、帰路に着く。

仮眠&自分給餌もしつつゆっくり進み、夜明け前に無事浅草着。
今回ばかりは無事が叶わないかもと思った。
みんなとの約束を果たせてよかった。
無事を守ってくれた銀次親分と先輩と
応援してくれたメンバーに感謝。

行くまでは怖かった。
ヒトの営みが奪われた村で、原発惨禍に自然災害をプラス。
とてつもない無力感に包まれて帰って来るのを想像していた。
でも包んでくれたのはやはり、生きるチカラのきらめきだった。
雪原の猫の足跡ひとつ分ほどの一歩だけれど、来てよかったと心から思えた。

ただまっすぐに、生きるチカラ。
道具がなければ動くことさえできない弱い存在なのに、
すべてをややこしくしているのはニンゲン。
「できることしかできない」を言い訳に使うなら、
「得られるものしか得られない」があたりまえなはず。
ここまで多くのものを踏みつけにしてまで、
手に負えないものをいかにも簡単に手にし、
手に負えなくなると放り出して棄てて目を閉じる。
それを止めない限り、私たちが何かを脱することなどできやしない。


彼らは生きていたというだけであって救われたわけではないから、
駆けつけたいというこの気持ちをこのまま繋いでいきたい。
命の危機に瀕した犬猫たちはまだまだたくさんいる。
この日は5組が入って安否確認できたのは全体の2割弱、
翌日で3割弱とのHさんの報告。[こちら][2月20日 こちら
「ナナぱぱのブログ」[こちら

今も除雪が届かず埋もれている犬猫たちに、命の期限が近づいている。



Gallery ef, Asakusa, Tokyo
旧ブログ『今週の銀次親分』

by ginji_asakusa | 2014-02-20 15:19 | お出かけ

閉ざされた村 2:犬

いちばん心配だったお宅 @11:50 [前回
繋がれた犬たちの埋もれっぷりは想像通りだった。
そもそも屋根もない庭にいて、その庭はすべて埋まっていた。
この厚みで。
a0180681_0562584.jpg

雪はいっぺんに降るわけではないから、
犬だけは雪の高さとともに上がっていく。
けれども地面に挿した杭や地中から繋がれている鎖の長さが限界に来たとき、
またはどこかに絡まったなら、やがて表面に出られず埋まってしまう。

彼らは3年間がんばって生きて来たんだ、あきらめちゃダメだ、
と先輩に言われても、ヒトも死ぬような雪ではきっとダメだと思っていた。
半日でも一日でも遅れたらダメだと思っていた。

きみたちを掘り出すために来たんだ。
心が凍り付くような覚悟をして来たよ。
生きててくれてありがとう。呼んでくれてありがとう。
お父さん来てくれてよかったね…
a0180681_0594317.jpg

いちばん心配だった木(モク・仮)の犬小屋は中も雪でいっぱい。
a0180681_102080.jpg

がんばったね、辛かったね、よく生きていてくれた。
ありがとう。
a0180681_1105423.jpg

林くん(仮)の犬小屋も、もちろん入れないけれどなんとか無事。
a0180681_13544.jpg

こんなときでも、おやつムハムハ…
いや、こんなときだからこそ。ありがとう。
a0180681_12133.jpg

そして最近なかよくなった森くん(仮)。
犬小屋はプラ製だけれど深く沈み、頭上の木は今にも折れそう。
茶色くなっているのはすべて下痢便で強烈な匂い。
a0180681_142459.jpg

屋根からの落雪も心配される。
a0180681_195662.jpg

ありがとう。もう会えないと思ったんだ、ごめんね。
[撮影:猫撮る]
a0180681_19122.jpg

3日間の冷えと飢えと体力の消耗、平気なわけがないし、
大量の雪は当分溶けそうになく、溶けても当分地面は湿って凍るを繰り返す。
目眩がするほどの量の雪をいっぺんに全部どかさない限り、改善できない。
全員をあたたかく乾いた毛布の上で思いっきりなでて抱いてあげたい。
全然「よかった」では済まないし、ヒャッホーやったぁとも思えなかった。
ともかく彼らは、生きていた。
お父さんがおられるので、次へ進む。


続いてプラッチことシロの家 @13:00
シロのいる納屋は扉が半分まで埋まっていた。
a0180681_1111292.jpg

雪かきしておこうか、とスコップを取り出すと、
ちょうどそこへゴム長靴にスコップ一本でお父さん登場!
シロは4日ごはん食べてないとのこと。
雪かきお手伝いします、シロを出してあげましょう、と申し出る。
するとお父さん、バツが悪そうな感じで「鍵が…」とつぶやきながら
納屋よりまず母屋の方に向かって雪を掘り始めた。
「納屋の鍵があっちさあって…失敗したー」
「あっちってどこですか、どのくらい遠く?」
と尋ねても、お父さんは口ごもるばかり。
いきなり見知らぬ他人に鍵の場所を訊かれても、言いたくないのは当然だ。
Hさんと付き合いが長いお父さんなのでHさんの名前も出してみたけどダメ。
でもお父さんその長靴じゃ到底行かれないし、掘りきれないよ…
たぶんオレしか行かれないよ… 雪の上歩けるから、オレに行かせて…
何度訊いてもお父さんモゴモゴ。

とりあえず、お父さんに並んで納屋の前の雪かきを進めつつ、
諦めず何度も訊き、ついにお父さんが鍵の置き場所を教えてくれた。
うむ。ちょっと遠いし深そうだけど、埋もれても笛で呼べばいいし、
シロにごはんあげるためならなんてことないさ、
行って来る、ゴー!
a0180681_1242643.jpg

何度も転んで埋もれながらも、やはりスキーは活躍して
ようやく目的地に近づいた。
a0180681_1293667.jpg

物干竿を見下ろすふしぎ。
a0180681_1294870.jpg

犬小屋は完全に埋まっている。
ちょこっとふくらんでる、あそこかな? [前回][夏の景色
a0180681_1561032.jpg

写真データによればここまで15分。
ようやくたどり着くも、扉は鍵穴まで埋まっていた。
そうだ、スコップ… orz
a0180681_1303080.jpg

どこかに立てかけてないかと探したけれど、
いつもきれいに片付いているお宅なので外には見つからなかった。
アホのように引き返し、納屋の前の雪かきをだいぶ終えた
カミ先輩とスコップを連れて再びいちばん奥まで戻る。
必死すぎ&雪まみれすぎてこの間の写真がないのが痛恨だ。
カミ先輩は四つ足歩行していて珍しく必死でおもしろかったのに。
体重が軽いほうがラクなのだよ。

掘り進んで、ガチガチに凍り付いたドアになんとか隙間ができ
体を擦りながら中に入る。蔵の裏で風太救出、長崎での設営
25cmの隙間に入るミッションはこれで三度目だよ。
お父さんの言った秘密の場所に鍵を発見し、RPGゲームの気分。
「イズミーは 納屋の鍵を手に入れた」
やった!これでプラッチに会える!

小屋にあったスコップを杖代わりにスイスイ戻り、再会!
納屋の中はビニールハウスのようにとてもあたたかく、
シロがこんなところにいられて安心した。
けれども鎖とロープがぐるぐる巻きになって動けなくなっていた。
周りは下痢便だらけ(子どもの頃からの体質だそう)。
お父さんがほどいているところ。[撮影:猫撮る]
a0180681_1325670.jpg

いったいいつから動けなかったのか、なんて考えてもしかたないけれど、
解き放たれてすぐさま凍った洗面器の汚れた水をガブガブ飲み続ける
シロを見ればわかる。

お父さんを追って外に出ているシロ。
うまいメシ作っておくからね。
a0180681_1391221.jpg

秋に病気してからずいぶん老けて小さくなった。
夏にはいっしょに走って散歩したよね。
ちょっと悲しげな、やさしいその目が大好きだよ。
a0180681_140173.jpg

お父さんと。よかたね。おやつもおいしいね。
鍵のあった場所がシロのフード置き場でもあったので、
当分たどり着けないだろうからこちらにドライフードを差し入れ。
ンコもお父さんが片付けてくれた。
a0180681_1405892.jpg

お父さん一人では日暮れまでにシロ救出は絶対無理だったから、
それだけでも、来てよかった。[撮影:猫撮る]
a0180681_2271356.jpg

除雪は公道が優先。アプローチの除雪は、高齢の方たちには
とてもたいへんというかほぼ無理だろう。
とはいえ我々でも奥までやるには日暮れてしまうので、
次に進む @14:05

こんな晴れ間もありつつ。
a0180681_1431969.jpg

車内で片手弁当 @15:00
母作、おにぎり三種と手作りコロッケ&煮卵。うまー
いつも作ってくれるけれど、今回は特にコンビニも空だと聞いていたので
助かりました、ありがとう。
a0180681_1434492.jpg

もちろん銀さんもいっしょさ。
あ、でも外でコケシ写真撮る余裕はなかったな。
a0180681_143341.jpg


つづく


Gallery ef, Asakusa, Tokyo
旧ブログ『今週の銀次親分』

by ginji_asakusa | 2014-02-20 15:05 | お出かけ

閉ざされた村 1:猫

2月18日、午前2時に浅草を出発してチーム銀次は飯舘村を目指す。
村が未曾有の豪雪に閉ざされて3日目。
山梨や秩父での閉じ込めも解消されず死者も二桁になっており、
大規模で深刻な自然災害であることは明らかなのに、
国も動かず報道はオリンピック一色という不気味さの中、
「誰も助けに来ない」という怖さを想像する。

ただでさえヒトのいなくなった村がいったいどうなっているのか。
ヒトはいなくても、近づけなくても、そこには犬猫たちが残されている。
休みの日は毎週行くつもりだったし、心配すぎてじっとしていられない。
少ない情報をじりじりと追いながらすでに半日で頬がげっそりこけた。
顔も名前も知っている動物たち。命に関わることでなにか一つでも
できることがあるなら行く意味があると思ったけれど、
通行止めが解除されず除雪もされなければ近づくことさえできない。
自分が遭難したら余計な迷惑をかけることもわかっていたし、
サバイバルにおける自分のあまりの無能と非力がむしろ清々しいけれど、
(車のエンジンのかけ方さえ知らないんだゼ)
交通状況や現地の除雪状況を入手しながら、なんとか行かれそうだと
22時に決行を判断。慎重に行動し必ず無事戻るという約束で出発した。

先週来Hさんから、かんじきやスノーシューズなどの補助具がなければ
話にならないと聞いており、カミ先輩が注文してあったものの、
大雪の影響で出発までに届かず。
最低限の装備を整えるため、福島市の24時間営業のなんでも屋に向かうが
絶賛棚卸し中で臨時休業だった。なぜ今なのかよ…
他の山道具屋などは10:30開店で、さすがに待てない。
かんじきは売っていないと聞いていたけれど、
ホームセンターの9:30の開店を待って駐車場で仮眠。
徹夜で来てしまったので少しは寝ないともたない。
とても寝られる気分じゃないけど…
と言いながらぐうぐう寝てスッキリ。図太さだいじ。

ホームセンター二軒とも雪かき道具もすべて売切で、
子ども用スキー(499円…)2足をなんとかゲット。
村へ向かう。
ここらで時間記録のため写真を撮り始めると、唐突にカメラが壊れた。
撮れるには撮れるけれど、スイッチが切れずに変な音がする。
なぜ今なのかよ…
ま、2年使えば壊れるそうだし、銀さんに散々蹴られてたし、何度も落としたし、
この冬あまりのハードワーク@アウトドア@マイナス気温で、
雨、雪、水、よだれ、涙、鼻水、血、いろんな液体を浴びたしな… 
でも壊れたのはレンズ部分だけどな… ハハ
考えてもわからんし、直せやしないので、
恐れ多くもカミ先輩が補助機を貸してくだすったよ。
全く使い方わからず、今回の写真はいつにも増してヘタでござるし
状況説明は猫撮る撮影写真で補う所存。(許可アリ ©猫撮る/表記ナシはオレ撮る)


10時すぎ、ようやく村に入る。
気温は前回ほど寒くなく、マイナス3℃くらい。風が強い。
a0180681_22483499.jpg

何もかもが見たこともない埋まりっぷりで、さらに山の奥の地域のことを思うと
雪の重みと同じだけ心も重くなる。
a0180681_22541141.jpg

道路脇はすべて車道からどかされた雪の壁。
車内からだと景色が見えないほど両脇に積まれている。
除雪でできた道はどこも一車線のみで対向車とすれ違えない。
所々に作られた退避場所や辻までバックしては譲り合う。
a0180681_01555.jpg

自販機の高さは183cmですと。
a0180681_22555763.jpg

退避場所に車を置いて、一軒目 @11:00[前回
プラッチックの留め具があまりに頼りない以外は、スキー快調。
[撮影:猫撮る]
a0180681_22581825.jpg

床下への入口はもちろん埋まっており、
中にも大量の雪が吹き込んでいた。[普段
でも床下までということは、ここは少ないほうだろうか?

出だしからスコップを車に忘れて来ており、猫撮る手で掘る。
いつもはドライを皿に盛るけれど、雪に埋もれて取り出せないので
非常事態の今日は(いつも非常だけど)袋を裂いて丸ごと入れておく。
雪が溶けるまでまだまだかかりそうだから、なんとかこれで食いつないでおくれ。
a0180681_2257599.jpg

床下から出たり入ったりのキジトラ。サビはいなかった。
[撮影:猫撮る]
a0180681_5192061.jpg

とてもおなかを空かせていた。あたりまえだ。
a0180681_2322295.jpg

ズボボ、からの、何事もなかったようにスタスタ復帰。
これを一歩ずつズボズボやっていたらとても歩けない。
おもちゃのスキーでもずいぶん役立った。買えてよかった。
[撮影:猫撮る]
a0180681_2311451.jpg

車に戻って次へ向かうため再び家の前を通ると、
床下から茶トラが顔を出してこちらを見ていたので
車道から再度のウェット給餌。[撮影:猫撮る]
a0180681_237242.jpg

途中、除雪作業の方たちに現在の状況や今後の予定を教えていただく。
徹夜での作業。ヒトのいない村でも、これだけの努力が。
しかし追いつかない。
a0180681_2313140.jpg

二軒目/三軒目 @11:50[前回
ここの3頭がいちばん心配で、真っ先に来たかった。
積雪は犬小屋がとっくに埋もれている高さだし、
鎖がどこかに引っかかっていれば犬もろとも。

はたして犬たちは、生きていた。
a0180681_23174567.jpg

ちょうどお父さんが帰って来てショベルカーで雪かきをしていた。
今の今まで3日間、小屋なしで凍った雪の上にいたということ。
犬たちの声は涸れていた。それでも、生きていた。

お散歩できる状況ではないので、まずはお隣の猫たちから。
銀次亭カウンターキッチン開店だよー
[撮影:猫撮る]
a0180681_23192181.jpg

今日のメニューはケイさんから大量ご支援いただいた缶詰と、
ヒロコさんからの焼きかつおにお湯とかつおぶしをトッピング。
うまうまだよー
a0180681_23183879.jpg

いつもならこのキジ白くんと共に真っ先に迎えてくれるちーちゃんがいない。
ずっと呼んだけれど最後まで出て来なかった。
お母さんが保護してくれていることを願うけれど、
同じく飼い猫のはなちゃんはここにいる。
a0180681_2324253.jpg

他にも飼い猫ではない白、黒、キジ、たくさん。
太っちょのビーグルはすでにシェルターに移ったと聞いていた。
この大雪の前に移れたコはしあわせだ。でもほんのわずか。
a0180681_23244964.jpg

かつお狙いのキジ白くん。
トッピングだけ食べちゃダメですー
a0180681_0481827.jpg

雪の上を歩くのは辛いのに、わずかの土の部分まで行っておトイレ。
はなちゃんは繊細なコなんだね。
a0180681_23263485.jpg

おうち埋まっちゃったね…
a0180681_23344628.jpg

村のヒトたちが口を揃えてこんなに降ったのは初めてと言う。
どんなに寒くて怖かっただろうね。
それでもここに、置いて行かなくてはならない。
a0180681_2334369.jpg


つづく


Gallery ef, Asakusa, Tokyo
旧ブログ『今週の銀次親分』

by ginji_asakusa | 2014-02-20 14:59 | お出かけ

七七日

本日、銀次親分の七七日。
七日が七回過ぎました。
お祈りくださったみなさま、寄り添ってくださったみなさま、
どうもありがとうございました。
a0180681_3311178.jpg

銀さんが旅立ってから、いっしょに村へ3回行きました。
頭も心も村の犬猫たちのことでいっぱいにしていました。
あのコたちは寒がりの銀さんだったかもしれないと思うからです。
a0180681_23203296.jpg

いっしょに行っているのだからあたりまえだけど、
へとへとで家に帰ると留守番猫はどこにもいなくて、
ただいまワーーー とそのまま大声で泣いてしまいます。
なんでいっしょにいられなかったんだろう?
今でもわからないのです。

それでもひとつだけ確かなことがあって、
それは銀さんがこの場所で幸せな4年間を過ごしたということです。
蔵の祭壇で子分さんたちと過ごした日々を通して
確信することができました。
みんなでいっぱい泣いて、いっぱい笑いましたね。
蔵の中はしんと寒いのだけど、とてもとてもあったかかったです。
ありがとう。
a0180681_3295687.jpg

昨夜琵琶ッチが上等なお香を持って来てくれました。
七七日の前の夜はお通夜と同じくらいだいじで、
「お逮夜(たいや)」と呼ぶんだそうです。
かつおぶしをお供えして、みんなでお祈りしました。
めでたい日なんだよね銀さん。
銀さんは「とてもとてもいいところ」へ着いたんだよね。
a0180681_3314340.jpg

セリさんが雪かきを手伝ってくれました。
初動がだいじ。
a0180681_3312775.jpg

右見て
a0180681_3315435.jpg

左見て
a0180681_3315981.jpg

すっぽり
a0180681_332786.jpg

15分ごとに出動したけれどだんだん追いつかなくなりました。
自分とこの前だけやるのはヤな感じなので、併せて三軒分。
自転車のサドルでまもなく20cm。このまま降り続けたら怖いくらいの勢い。
東京で、怖さを感じるくらいの雪は初めてかもしれない。
a0180681_23254575.jpg

アーケードの屋根が崩落というニュースが流れ、怖くなって屋上へ。
蔵さんは頭にモリモリ雪をのせて、まったく動じないお姿。
a0180681_23242536.jpg

とちゅうからみぞれになってきてよかった。
朝方4時に最後の雪かきをして、徒歩で帰ります。
仲見世です。端っこしか歩けない。
銀世界、やりすぎ。
a0180681_23302287.jpg

桜の枝が雪をのせて満開
a0180681_23183194.jpg

真顔で頭に雪をのせている狛犬さん
a0180681_23183370.jpg

三社さま
a0180681_23183557.jpg

まっさらの雪。ここには動物の足跡がないなぁ
a0180681_23183828.jpg

路地はまったく雪かきしてなくてズボズボ足を埋もらせながら
自転車で5分の道のりに30分かかった。
毎日もっと深い雪の中を給餌に向かうHさんの苦労と疲労を思う。

3年前の2月14日も、雪が降っていました。[こちら


本日琵琶ッチの公演も無事終わり、一息つきに外に出ると、
満月に虹がかかっていました。
呼んだら来てくれるよね、銀さん。
a0180681_2342100.jpg


ヒョコ
a0180681_231462.jpg

とTwitterにも顔を出してみましたョ。
アカウントは @iz_gin です。
140文字にはとても収まらないけれど、なんとかやってみます。
どうぞよろしくお願いします。
ブログが毎日更新でなくなってしまったのと、
メールの一斉送信が規制されてしまって
おしらせが届けにくくなっています。
追ってメルマガ形式もやってみようと思っていますが、
とりいそぎ細かいおしらせはTwitterに載せていきます。

村で連れ回して少し汚れてしまったコケシ一家、
尚子さんが手当てして連れ帰ってくださいました。
a0180681_23192968.jpg

東北のみんなを大雪からお守りください。
a0180681_231441.jpg



Gallery ef, Asakusa, Tokyo
旧ブログ『今週の銀次親分』

by ginji_asakusa | 2014-02-15 23:59 | 記念日

冬の犬猫牛まつり 7:+犬

前夜、宿でみんなで話し合った。
最終日は朝から牧場へ行って、帰りにいわきあたりの立ち寄り温泉でも、
と思っていた。苦行にせず楽しみもプラス主義。
仕事も休んで来ているメンバーたちから、せっかくここまで来ているから
最後に犬に行きたい、来るのがいちばんたいへんだし、との意見。
きっと温泉入ってもずっと犬の話してるし、
行ってあげればよかったと思っちゃうよね、ということで、
では牧場の朝の作業が一段落したらさっと出て、村に行きましょう、
と決めた。

訪れるのはきりがつけやすく南相馬からも入りやすい犬地域に決め、
ホームセンターで頭数分のフードを追加調達。
浅草の近くにはホームセンターがなく、車もないので行ったことがないのだが、
同じ商品がネットで買うよりうんと安いんだ。
ポチッと買って運んでもらえるのはラクだけど、
ここまで違うなら手配を考え直さねば。


というわけで、犬猫牛犬ツアーと相成りました。
すばらしく湖を見晴らせる場所でお昼休憩 @12:00
すばらしいチームプレイですばらしく時間通り。
a0180681_14262912.jpg

一軒目は前回(二日前)赤銀からも青銀からも抜けてしまった二頭の畑犬。
相変わらず全く触れ合えず。[12月
a0180681_6225862.jpg

二軒目は老犬とその子の二頭。[12月
a0180681_621392.jpg

二日前の赤銀ルートで豆かあさんが発見したこと。
盲目の老犬は鼻も利かないので、フードを鼻面まで近づけてあげないと
食べることができない。気づいたならモーレツに食べる。みごとに完食。
初めて来たときは気づかず皿を置き去りにしてしまった。ごめんね。
a0180681_6242553.jpg

子は私たちが去るまでは微動だにせず絶対に出て来ない。
ビビリにはひたすら固まるコと吠えるコと二種類ある。
a0180681_626638.jpg

三軒目も一頭のビビリ犬。こちらは吠えまくるコ。[12月
ごめんごめん。4人で来るのは多すぎるよね。車も控えよう。
a0180681_6252413.jpg

四軒目は盛大に歓迎してくれるチロ。
いらっしゃいませダンス。
a0180681_628955.jpg

また鎖が切れますよ、ハ〜イ、タッチ [鎖切れ事件
a0180681_6292074.jpg

お散歩行くぞビヨ〜ン&アヘ〜
チロおもしろすぎw
a0180681_6305772.jpg

あやこさんがお散歩へゴー。
散歩に出るときは右か左どっちに行くかを告げていきましょう、
という教訓は実らず、かなり見渡せる場所なのに20分間行方不明に。
どっちにどこまで行ったんだよぅー
a0180681_6313478.jpg

豆かあさんの携帯鳴らしたのにィ、と無事帰還。
あぁこっちは携帯を車に置きっぱなしだった、油断油断。
あんな坂上って橋まで行ってたんだ。おつかれさま、さぁメシメシ。

チロはおなかもすいているけど触れ合ってもいたいコで、
食べてる間にみんなが去ってしまうことが不安で
行ったり来たりするため中途半端な体勢で食べている。
a0180681_6272782.jpg

ヨガに犬のポーズってあるけど実際こんなんするか?と思ってたw
というあやこさん、並んでポーズ。
きみたちおもしろすぎ。豆かあさんそれは腕立て伏せw
でもチロはうれしいよね、よかたね。
a0180681_6305174.jpg

まだごはん中だけどムギュゥウ
a0180681_6323732.jpg

ンマーー、おやつボリボリ、ムギュムギュ、と忙しいチロ。
食べ終わるまで待ってるから落ち着いてお食べよ。
a0180681_14562533.jpg

行かないでアヘ〜ムギュ〜
a0180681_6365994.jpg

五、六軒目。若犬メイちゃんのところにはあやこさんと豆かあさんが、
まどかちゃんとオレで隣のコゲパンことメリーのところへ。[12月
お母さんが帰って来てた、大チャーンス!
a0180681_6372852.jpg

メリーは吠え系ビビリで、これまでほとんど近づけなかった。
こんなんじゃボラさんにも可愛がってもらえず散歩も行かれねえ、
とお母さんが嘆いていると聞いていた。
もしもお母さんといっしょのときにリードを繋いでもらえたら、
他のヒトとも散歩に行かれる楽しさを知ってくれるかもと思っていたのだ。

「お母さんに手伝ってもらってお散歩に行ってあげたいです」と伝えると、
「いいけど、かなり引くよ?だいじょうぶ?」だ、だいじょうぶです押忍。
お母さんではとても散歩に行けず、避難前はいつも30分ほど放して
疲れさせてから連れ帰るようにしていたそうだ。
今ではそれもしてあげられないとのこと。ならばなおさら行かなくては。

まずはメシから。お母さんを挟んでオレ用意して、皿を出す。
お母さんが「ほれごはんくれたヒトだよ?おいしいのくれたよ?
吠えねえの」と話しかけてくれて、メリーはしかたなく近くで食べてくれた。
a0180681_15433226.jpg

吠えるし唸るし怖いけど、か、噛まないかな…?
「噛みはしないと思うけど…」うーん、保証はないのか。
「いぐよ?いいかい?」お母さんリード装着完了、オレ持ち換える。

ダッシュのメリー、一気に坂を駆け下りる。
こ、これは… ムク並みの屈強引き! ヒーたおれるーー汗汗汗
あっポケットに凍った水を割るためのハンマーが入っとる、重てぇー
しかしお母さんが背後で見守るなか倒れるわけにはいかねえ。
メリーも誰と走ってるか全然気づいてないし!
史上最大に踏ん張り、ともかく、行けたのだーー
a0180681_14582776.jpg

橋の上で少し落ち着いて速度が落ちる。
ふと振り返り、見知らぬ他人を見つけたメリーは戸惑いを見せた。
目を見ず手も出さないようにしてしゃがみ込んでじっとしていると、
近くまで匂いを嗅ぎに来てくれた。
どうですかお散歩係ですご利用くだされ噛まないでね…
コゲたパン模様が、こんなに近くに。感激。
a0180681_1501730.jpg

続いて橋に向かって来たメイちゃんを見つけて猛ダッシュ。
メイちゃんといっしょにして平気かどうか確信できなかったので
引き止めつつ、追いかけて来てくれたまどかちゃんと交代。

あとで確認したら、カミ先輩がメイちゃんの散歩に出た際に
メリーのところに寄ったらなかよくしていたとのこと。
もしお母さんいなくてもリードを繋げるようなら、
次回は二頭でいっしょに出てみよう。
もっと散歩が楽しみになるかもしれない。

お散歩終わって、繋いだらまた吠えられちったけど、この顔。
お母さんにもまたよろしくと頼まれる。がんばります押忍!
a0180681_6374625.jpg

あやこさんはメイちゃんちのお父さんお母さんから
イノシシ罠の情報など聞いてくれた。正月だけで5頭も罠に掛かったと。
メイちゃんちの家の中にいるタレ目の三毛猫の名はみーちゃん。
しばらく姿を見ていなくて心配だったけれど、お元気だったそうだ。
飼い主さんたちからの情報更新もだいじな役目。
今日も来てよかった。しかし明日から大雪でみなさん来られないのか…


七軒目、母子4頭のお宅。[二日前
ゴロンサービスを受けモッフ献上。
a0180681_1533997.jpg

こちらもお父さんお母さん帰宅中。チャーンス!
4頭の名前を知りたかったのだ。
母犬は放されていたのでオレ以外3人で残りの3頭散歩にゴー。
その間にメシの支度とお話を聞く。

手前の母犬は「ちゃこ」10歳くらい。
そして2番目は「イル」。
なんと、息子1ではなく、ちゃこと夫婦、父犬だった!
だから3番目(息子)と折り合いが悪かったのか。
ちゃこへのヤキモチなんだそうだ。17〜8歳でかなりの高齢。
3番目が息子1で「マル」。4番目が息子2で「スロ」。
イル、マル、と来てなんだか欧風ね、と思ったらスロ?
パチスロ?スロベニア? 「スロ?」と二度尋ねると
お父さん「んだ、スロ」。
念のため「ス、ロ」とメモに書いて見せ、「んだ」と確認。
ちゃこは家の二階で子育てしたんだとか、おやつは骨っ子が好きで、とか
明日は大雪予報が出ていて来られなくなるからと、避難先から40分かけて
来たこととか、いろいろお話を聞いているうちに、あ、と気づく。
福島弁、きっと「シロ」だ…
文字で確認もしたけど、眼鏡なしできっとよく見えてなかったんだ。
でも完全にスロという発音で呼ばれてるからスロと呼ぶことにしよう。
銀さんも「親分」じゃなくて「ギ」の音に反応していたことだしな。
シロは他にもいっぱいいるし。よす、覚えた。
スロの皿には二日前にオレが入れたキャベツがまだ残っていたごめん!
お父さんから栄養補給ドリンクを全員分差し入れいただいた。
飼い主さんたちもどなたも高齢。犬たちの散歩は無理だと実感する。

ほたちゃんちもお父さんが戻っていて
犬ンコの掃除をされていたのでスキップ。

最後の八軒目、犬5頭のお宅。[12月
二日前、あまりに日当りが悪く一面凍った雪の上に繋がれていた
ライフの係留場所を変えたので、その後絡まっていないか
カミ先輩も心配していたから、様子を見に来られてよかった。
水はすべて凍っていた。
a0180681_15275869.jpg

4頭みんなであぜ道散歩。いい道だ。
a0180681_15294082.jpg

アクアと。
a0180681_1529537.jpg

散歩から帰るとお父さんも水汲みに帰宅された。
そのせいか、いつものようにはしゃがないアクア。
ほかほかメシと、珍しくドライもガツガツ食べてくれた。
ペディグリーのドライが好きなの? 覚えておくね。
a0180681_15285344.jpg

アクアと同じ暗い納屋にいるチビ。
動いているのを一度も見たことがない。[12月][9月][4月
きみの時間はどこで凍り付いてしまったんだろう。
でもンコは外までしに行ってるし、ひなたぼっこしてることもあるそうだ。
里親募集中。
a0180681_15274284.jpg

三本脚のチャックは骨っこよりさつまいものおやつが好き。
覚えておくね。
a0180681_1528761.jpg

明日から大雪だって。
ドライ大盛りにしておいたからなんとか食べてね。
a0180681_15281766.jpg

いちばん大きいライフはこわごわのオレには興味なく、あやこをご所望。
頼もしい大型犬担当員だよ。
a0180681_15282823.jpg

まだまだ心は残るけれど、ここまでと決めていた。
15:30にて任務完了。短いながら収穫も多かった。来てよかった。
凍り始めた雪道を慎重に走って村を出る。

羽生PAで自分給餌 @19:30
地味で小さいPAだけど、江戸村風に改装されてなかなか楽しい。
a0180681_15283848.jpg

たいがい深夜から深夜の道行きなので、
福島以外の場所でもあまり多くのヒトには会わない。
今回は今までで一番早い時間帯で、ドロドロボサボサのまま
多くのヒトの中に突如置かれている気まずさと、ズレる現実感がキツい。
先日朝帰りしたときもそうだった。
仕事に向かうグレーの人波と、その人波が置き去りにした村の静寂とのギャップ。
汚れてるから隠れたいような気持ちと、大声で叫んで今すぐ伝えたい気持ちと。
この中の誰一人村のことを知らず、自分もまたその中に帰って
日々に埋もれてゆくという怖さが、結局はなにより堪えるかもしれない。
そうしてまた心だけが村に残り、舵を失ったまま目隠しの都市の生活は
凍った路面を車輪が滑るように、多くの命を蹂躙しながら暴走を続ける。


21:30には解散、心配組各方面に到着の報告。
23:00前には最後の豆かあさんも無事帰宅。無事がなによりの宝。
銀次親分、お見守りありがとうございました。
フードのご支援をくださったみなさま、ありがとうございました。


そして夜からは東京にも昨年を超える大雪が降った。
普段ならヒャッホーと外に出て見慣れぬ光景の写真を撮るところだが
あまりにずっと深い雪の中にいたので全然興味なく、寒くもなかった。
その日の村の雪の様子はHさんの報告[こちら
一日ズレていたら帰れないところだった。震度4も二度あったし。

そんなことより、雪に閉ざされた村で、犬猫たちはあの日以来
二日間ごはんを食べられていないことになる。
それでも東京は、この原発惨禍をなきものとして
世界一の都市を目指すというのが昨日の都知事選の結果。
恥を知れ、足るを知れ、黙殺の罪を知れ、
このくさりを断ち切れ、家畜に優る価値が
その命にあるというのなら。


:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:+:

赤銀チーム
まどかちゃんの一日目レポート[vol.1][vol.2NEW!
豆かあさんのレポート[vol.1][vol.2][vol.3NEW!
初参加・尚子さんのレポート[こちら
青銀チーム
猫撮るレポート[vol.1][vol.2



Gallery ef, Asakusa, Tokyo
旧ブログ『今週の銀次親分』

by ginji_asakusa | 2014-02-10 18:24 | お出かけ

冬の犬猫牛まつり 6:牛2

午後の作業は、普段手が足りずなかなかやれないことを
この機に、ということでお姉さんと旧牛舎へ @14:30
a0180681_454577.jpg

屋根が瓦だ、カックイー
a0180681_1283389.jpg

おもむきのある建物。
古材を集めるのが父上の趣味だったそうだ。
a0180681_1293896.jpg

牛たちが踏んだり食べると危ないモノを拾い集める作業。
木材は燃やし、プラッチック破片や金属類はまとめるなど。
a0180681_4415045.jpg

好奇心旺盛な牛たちが、なんやなんやと集まって来る。
a0180681_443550.jpg

外にいる牛たちはみな強くて巨大で、近づいて来ると思わず逃げ腰に。
たぶん逃げたほうがいい、うっかり吹っ飛ばされないよう。
a0180681_1285047.jpg

よだれも鼻水も凍るよね。
オレもマスクの中、鼻水しかねえべさ。
a0180681_454457.jpg

ゴミを拾いながらあちこち探検。
a0180681_5193451.jpg

こんなところでひっそり過ごしている牛たちも
こんなにいたんだなぁ。
a0180681_5194943.jpg

つららら
a0180681_459758.jpg

時を止めた古い牛舎の中を、時折巨体がぬっと横切る。
廃墟の中、耳元で生々しく響くブシューという鼻息と、
ボスボスという足音と。奇妙な夢の中のよう。
a0180681_459112.jpg

あ、ここの牛たちも水が凍って飲めずにいる。
a0180681_53316.jpg

お姉さんに伝えると、給水係を仰せつかる。
「でもここの牛たちは強くて乱暴だから…できるかな?」と心配される。
で、できますとも押忍。

その脇を、重機に乗った伊東先生に連れ去られる豆かあさん。
先生の粗大ゴミ処理熱が収まらなくなってきた @16:00
あやこまどかは引き続きゴミ拾いと火の番。
a0180681_55312.jpg

大きくはない給水プールに、かろうじて動いている温水器からホースで注ぐ。
デカ牛たちがわらわらと集まって来る。
a0180681_356164.jpg

ものすごい勢いで舌ですくってゴブゴブと飲み、全然溜まらない。
頭のいい牛はホースごとくわえてヂュウヂュウ吸ってしまう。
近づいて来る牛の脚で地面のホースが踏まれ、
逆流して蛇口からホースがぶっ飛んでしまう。
はめに行く、戻ってホース持つ。
また踏まれて飛ぶ、はめに行く。
とっとと出さんかい、と詰め寄られる。逃げる。
a0180681_3563181.jpg

その飲みっぷりと水の足りなさっぷりに呆然としながら
1時間以上ホースを握りしめて立っていた。
食べるためのロールを集める以外に、こんなに大量の水も必要なのだ。
これだけ経費のかかる牛を、100円のハンバーガーや290円の牛丼として
大量に消費していることの異常。
こんなにも手に負えない命を、私たちはいかにも手軽に享受している。
命のプロセスをすべてスキップし、病気になれば石ころのように棄て、
忌避し、無駄に死なせる、苦しんで死なせる。

水は十分に溜まることなく、満足して去って行ったのはたったの3、4頭。
他たくさんの、首さえ入れられずにひしめき合っている牛たち。
いま目の前で関わった生き物の、たった今の水とメシしか救えない。
それは犬猫の給餌と似た感覚だった。
意味もわからないままどこかで割り切って、諦めなくてはならない。
牛350頭のうちの3頭と、犬200頭のうちの20頭と。
明日も来週も保証はないけれど、でも今日の今の3頭。
それが何になるのか全然わからない。
わからないからとりあえず私は、彼らの前に立ってみる。

圧倒的な命の重量と、ニンゲンの罪の重さ。
警戒区域で餓死していった牛たちはどれだけ水を欲しただろう。
彼らにゴロンされたら私は確実に死ぬ。
なのに命の価値はこんなにも逆転しているのだ。
日も暮れて、鼻水も涙も凍らせながら心底冷えて朦朧として来る。
気温が何度なのか、線量がどのくらいなのか、
彼らを前に何も考えられず感覚が麻痺していくなか、
恐ろしさだけが根雪のように全身を締め付けていった。

あ、ロク、踏まれるから来ちゃだめだよ
a0180681_5151845.jpg

タンク車を重機で引っ張ってゴミ置き場に移動しようと
あの手この手で四苦八苦していた先生とお姉さんと豆かあさんも、
どうにも動かせず時間切れでギブアップ。

誰にもかまってもらえず手がバッテンのロク @17:30
また明日ね
a0180681_516106.jpg

あまりに冷えたので車の中でも震えが止まらず、
豆かあさんと宿で先に降ろしてもらってお風呂に直行。
火の番だった二人が夜ごはんの買い出しに行ってくれたありがと。
ようやくお酒も交えて翌日の計画など話し合う。
0時前にバタンキュー。


二日目、朝の給餌開始 @8:30
a0180681_4264252.jpg

凍ったテントの氷とつららを舐める牛
a0180681_4154758.jpg

口に入る前に鼻で割って落としてしまう。
今日も給水器は直らないのだろうか。


ふくちゃんおはようさん、ペロッ
a0180681_4153337.jpg

南側は少し融けて水が出るようになった、よかった。
a0180681_425343.jpg

後ろ足も力強く。
a0180681_4261553.jpg

一歳半になるのに体が大きくならないちび太。
いちごちゃんとなかよく、お元気でね。
a0180681_4311280.jpg

牛舎に入れない牛に、野菜のおこぼれをお届け。
a0180681_484162.jpg

やがて雪は溶け草が生える。
そんな当たり前のサイクルからさえはじき出されている動物たちのことを
多くのヒトに知ってほしい。
これは「かわいそうな牛」の話ではなく私たち自身の導いた結果であり、
私たちがこのまま目と口を閉じて進むということは
彼らを二度目の餓死へと追いつめることであり、
やがてまた別の場所でも同じことが起きるのだということを。
a0180681_1924158.jpg

ロールまで終わってきりのいいところで辞去 @10:00
やまゆりの岡田さんともお会いでき、
真っ先に銀さんへのお悔やみの言葉をいただいた。

まだ早いけれど我々にはもう一つ午後の任務が。

つづく


Gallery ef, Asakusa, Tokyo
旧ブログ『今週の銀次親分』

by ginji_asakusa | 2014-02-10 18:23 | お出かけ

冬の犬猫牛まつり 5:牛1

希望の牧場 @8:00
夏に二度、冬に来るのは初めて。
(夏の訪問記はこちら
a0180681_12344894.jpg

警戒区域で生まれたロクちゃん、お出迎えありがと
a0180681_12351031.jpg

ナナちゃんも
a0180681_12485270.jpg

赤銀号のナンバーも 67X だよ
ワンニャンメシも持って来たからね
a0180681_12353995.jpg

牛の鼻息スチーム、冬の光景
a0180681_12403720.jpg

朝メシはもやし糟から
a0180681_12401839.jpg

ンマンマ
a0180681_12405383.jpg

続いてりんご糟、続いてくず野菜。
牛舎が甘い香りに包まれ、牛たちはほんとうに美味しそうに
野菜や果物を食み、あっという間にたいらげる。
人間たちが日々捨てる膨大な野菜を、
全部ここに持って来られたらいいのに。
a0180681_12411369.jpg

続いて牧草ロール二発
a0180681_12413091.jpg

重機を運転するのは獣医師の伊東先生
a0180681_12415170.jpg

柱に吊るしたプッシャーにこびりついたりんご糟を
舐め取る牛さん、頭いいね
a0180681_1242817.jpg

チーム銀次参上の連絡がなぜか牧場に届いておらず、
今日は誰も来ない…と思っていたところに猫の手8本も登場したので
作業がサクサク進み、お姉さんにたいへん喜んでいただけた。
逆じゃなくてよかった。

第一牛舎に移動ー @10:00
a0180681_12422747.jpg

こちらには、特別に管理が必要な状態の牛たちがいる。
バンビのような子牛と母さん。
a0180681_12435327.jpg

おてんばケイちゃん、お元気ですか [前回
a0180681_1245733.jpg

わぁふくちゃん、精悍な青年に。 [前回
a0180681_3161416.jpg

二つの牛舎の作業を終えて、
休憩所にて吉沢さんのお話を聞くタイム @11:30
a0180681_294893.jpg

ハイハ〜イ、とあやこ隊長が配っているのは
前日の犬用蒸し野菜弁当の残り。牛さんにも大好評。
ガガさまへ。
a0180681_295959.jpg

犬たちにたいへん不評だったオレ持参のキャベツと白菜もね…
ちび太といちごちゃん。
a0180681_2402938.jpg

ふくちゃん、両後脚切断のハンデをものともせず、
普通に立って外に顔を出しておられる。
a0180681_1246369.jpg

他の牛たちも、ふくちゃん詣でなの?
a0180681_3225022.jpg

あぁ水を飲みたいのか
a0180681_3231269.jpg

あれ、レバーを押しても水が出ない。
たいへんだ、凍ってる。
a0180681_327508.jpg

これはマズイ、ということで、桶で飲ませるため
伊東先生の指示のもと水汲み @12:30
一頭の牛に一日30Lもの水が必要だそうだ。
なんという量。知らなかった。
a0180681_2101237.jpg

桶を飲み干さなくなるまで延々、文字通りのバケツリレー。
重機で運ぶより人海戦術が勝った。
a0180681_2102387.jpg

昼食休憩でお姉さんのお宅にお招きいただく @13:30
前回会えなかった美猫メイちゃん、
三毛猫ゲッター豆かあさんに肩乗り。
シャム猫クイちゃんは外の見回りに忙しく。
a0180681_1264925.jpg

うぅ膝乗りまで、いいな…
向かいのおばさんは猫欠乏未亡人なんですけどー
a0180681_127651.jpg

はぅ来てくれたょ…ありがと…
a0180681_1272729.jpg

「猫は目が命だね」とおっしゃる伊東先生に銀さんの自慢話をし、
名刺とカードをさしあげると「このコの目はすごいねぇ、いい顔だ」
と言ってくださった。
断然猫派というお姉さんにも銀さんカードをさしあげ、
喜んでいただけてうれしかった。
昨春の展示を観にいらしたお姉さんを
銀さんは蔵でお迎えしていたから。[こちら

[おまけのぷちにゃ遊び]
さぁお食べ!
a0180681_1274314.jpg

ちび太とれもんちゃん
a0180681_1281282.jpg


つづく


Gallery ef, Asakusa, Tokyo
旧ブログ『今週の銀次親分』

by ginji_asakusa | 2014-02-10 03:44 | お出かけ

冬の犬猫牛まつり 4

12月以来の犬地域に到着 @16:00
こちらは比較的雪の少ない地域だが、日が傾いて道が凍り始める。
a0180681_5552999.jpg

赤銀まだ南部でがんばってるから頭数の多い家から先に回って
お散歩がんばるゾ。最初のお宅、母子4頭。[前回
a0180681_553501.jpg

カミ先輩が母と子1号を二頭引きして散歩にゴー
オレはいつもの子3号。
a0180681_5543334.jpg

足跡かわええ。
a0180681_5545141.jpg

三角山、カクイーね
a0180681_55516.jpg

オ、あやこさんと2号も来たゾ。



a0180681_5554611.jpg

あやこ作蒸し野菜はサイコロ状に細かく切ってあり好評、
オレがスーパーで買ったまま丸ごと持って来た
キャベツのむしったやつは激しく不評。
なにコレいらん、という顔をされておる。
えと、草が食べたいかと思って…
愛が足りませんでしたごめんなさいもうしません。
a0180681_557353.jpg

次のお宅。この足跡だーれのだ
a0180681_5572343.jpg

ほたちゃんぞ @17:00 [前回
あったかメシ持って来ましたー
a0180681_5574115.jpg

犬3頭もメシメシ。
お湯は食べる直前に入れないと、入れたそばから凍る。
a0180681_55831.jpg

どんどん行きます、次のお宅。
犬5頭(1頭は引きこもりのチビ)[前回
アクアとお散歩 @17:20
a0180681_651538.jpg

ここのコたちはみんななかよしなので
一斉に散歩に出るととても楽しい。
道はつるつるざくざく。




アクアの蹴り上げ注意
a0180681_671346.jpg

戻って5頭のメシ支度 @18:00

チーム赤銀とついに合流して荷物の積み替え @18:30
ヒトド全員装着写真、明るいうちに撮ろうねなんて言ってたけど
いやー全然会えなかったね!
ルートに入ってないあのコやあのコの顔だけでも見に行こっかーと
思っていたけど全然そんな余裕なかったね!
雪に阻まれながらも目標一歩手前の合計39軒だった。
青銀は取材を挟んで16軒、赤銀が23軒行ってくれた。
フードもほぼ使い切ってギリギリ足りてよかった。
車の窓にカメラを固定してチーム銀次記念撮影。
おつかれさまでした。
a0180681_604894.jpg

ルート準備の段階から実際の任務完了まで、
これはなんの修行かという密度の給餌行だった。
それぞれにいろんな初体験が詰まっていて、新しい筋肉がついた感じ。
泣くヒマもなかったけど考えるヒマもなかった。
どちらがいいとは言えないし、いろんな回があっていいと思う。
地図とメモを頼りにポイントを探しながらゴールを目指して行くのは
オリエンテーリングのような楽しさもある。
その一歩ずつに犬猫たちの命がかかっているという重圧を除けば。

この厳しい寒さの中で、彼らは訪れるヒトの足音をひたすら待ち、
精一杯の生きるチカラで迎えてくれる。
生きていてくれてありがとう。ただそれは奇跡でしかない。
なぜきみたちがこんな環境で生きなくてはいけないのか、
どうしたら脱出できるのか、考え行動し解決してゆくのが
オレたちニンゲンの務めだ。
被災者の環境を改善しない限り被災動物たちが救われることはない。
それはHさんの言葉であり信条。ほんとうにその通りだ。

また来るからねチャック。
a0180681_64623.jpg

19時に解散、青銀号に日帰りのカミ先輩、山田クン、尚子さん、
赤銀号は南相馬で夜ごはんののち宿泊先へ。

この日の赤銀号の記録は尚子さん[こちら]、
豆かあさん[こちら]、まどか[こちら]、山田クン(未)にて
青銀号の記録は猫撮る[こちら]、あやこ(未)の各ブログにて。
赤銀ルートがどんなだったのか、私も楽しみ。


宿では四人一部屋で修学旅行のような楽しさだったけど、
残念ながらお風呂入って全員バタンキュー。
へとへとさむさむで、ビールも飲めないあやこさんを初めて見た。
日付変わって午前1:30には一番遠方のカミ先輩が無事帰宅と連絡あり。
よかった。続けてゆくためには無事がなによりだいじ。

明日は朝から牧場だゼ。

つづく


Gallery ef, Asakusa, Tokyo
旧ブログ『今週の銀次親分』

by ginji_asakusa | 2014-02-09 12:31 | お出かけ

冬の犬猫牛まつり 3

お待ちかねの猫さんです。
Hさんに教えていただいたお宅。
a0180681_425894.jpg

ミルクティ色の美人さん。
a0180681_4243088.jpg

あったかメシどぞ。
母さんなので子どもたちの分はちゃんと残してある。
a0180681_4245098.jpg

あやこ持参おもちゃでつい遊んでしまう母さんもまだまだ子猫。
a0180681_4273124.jpg

あやこさんが「ハイジのパンみたい」と言うので
ハイジ(仮)と命名。
a0180681_4253010.jpg

ここでHさんと連絡を取り合い、役場で落ち合う @12:30
前回聞かせていただいたお話の追加質問をお願いしており、
奥さまとともにとてもたいせつなお話を聞かせていただいた。
Hさんの活動だけでなく、命の扱いの根底にあるものに触れる。
その間にあやこさんにはうたちゃんの家へ行っていただき、
お昼休憩で役場で落ち合うはずだった赤銀チームもまだ遅れており
Hさんと3つずつポイントを交換し、猫フードをお渡しし、
我々もお昼を省略して次に進むことに。
その日のHさんの給餌[こちら

午後の部最初はナナムク母子。[前回
屈強散歩、お願いしまーす。
ドライも水も何もかも空になっていた。
時間が足りずンコ沼掃除は省略。
a0180681_4454149.jpg

続いてゴンちゃん。[前回
大きくて引っ張るのでHさんとはお散歩に行かれないゴンちゃんを
カミ先輩が屈強散歩。
帰って来たら汗だくでTシャツになってた。
a0180681_449457.jpg

ゴンちゃんの上には猫の餌場があり、どうやらこの藁の中に
3匹もいるらしい。ヒョコ見たいなぁぁ
a0180681_4515647.jpg

こちらもHさんからの餌場。[前回
ヒトに馴れ始め近寄って来るのは2匹だけ。先に食べられてお得よね。
a0180681_4521290.jpg

馴れてない10匹以上。
ここにダイブしたいわーとあやこ隊長。
いつかそんな日も来るさ。
a0180681_4524381.jpg

噛む犬タロウ。噛まれない猫撮る。
a0180681_452282.jpg

つららら
a0180681_4532953.jpg

流れる水も凍る。
a0180681_45375.jpg

チーム青銀を守る春待ち銀さん。
赤銀は小春が守っている。
a0180681_4534531.jpg

福寿草だよ
a0180681_4534442.jpg

同じ並びの母子猫がいる2軒も回り、13軒終わって犬地域に移動。

つづく


Gallery ef, Asakusa, Tokyo
旧ブログ『今週の銀次親分』

by ginji_asakusa | 2014-02-09 05:11 | お出かけ

冬の犬猫牛まつり 2

プラッチことシロの家に寄ってみたけれど外にはいなかった。
倉庫の中にいて会えない。
淋しいだろうけど、吹きさらしでイノシシに襲われるよりマシだ。
a0180681_3233363.jpg

少し離れた場所にあり、残ったフードをお預けできるお宅に
あやこさんを案内する。隣のお宅にいた長毛の猫さんにあったかメシ補給。

途中、丘の上から放れワンコが吠えており、
お宅の敷地内には入らないようチェーンがかかっているので
カミ先輩が手前まで登っておやつを届ける。
するとワンコはおやつをくわえてターと丘を駆け上がり、
ヒトに近づけず吠えているもう一頭のワンコに運んであげた。
今日食べられずに生きるか死ぬかの環境でわずかの食べ物を
他のコにあげるなんて、きっとあのコはお母さんなんだろう。
きみの分もあげるからもう一回おいで!と呼んだら
ちゃんと降りて来て、もう一本くわえて行った。
お皿も運べるならごはんもあげるのに。
a0180681_322305.jpg

公民館前のお宅。[前回
今回はおなかを空かせており2匹が大声で鳴きながら近づいて来た。
コンクリのタタキをほうきで雪かきしてあったかメシ。
a0180681_3235149.jpg

キジトラさんは床下で。
a0180681_324934.jpg

室内も凍っており、窓の内側に結晶。
a0180681_3242438.jpg

続いてチャッピー宅 @11:10
最後に会ったのは[9月]で、その後は除染が続いていて近づけなかった。
車で入って行っても飛んで来なくて、あれ、いないのかなぁと思ったら
納屋の裏からターーーと駆けて来てピト。
a0180681_3263162.jpg

お父さんが帰宅されていて、日の当たる場所に繋ぎ換えたと話してくれた。
よかったねチャッピー。
a0180681_3265698.jpg

今日はみなさんに、あやこ手作りの蒸し野菜弁当をさしあげてますよ。
かぼちゃ、さつまいも、にんじん、ほうれんそうなど。
チャッピーは食べるより触れ合うほうがだいじで忙しいんだけどもね。
a0180681_3271261.jpg

犬にも大人気の道産子あやこ隊長。
a0180681_3282712.jpg

お散歩にゴー
a0180681_3285041.jpg

ドーーー
a0180681_329544.jpg

南極か
a0180681_3292388.jpg

道ばたでアヘアヘ
a0180681_3295197.jpg

戻ってもアヘアヘ
a0180681_3301242.jpg

カミ先輩がお父さんから聞いたところによると、
子犬のようなはしゃぎっぷりのチャッピーは15歳超えの老犬だった。
以前は気難しいコだったのが、避難後ボランティアが入るようになって
みんなになつっこいコに変身したのだそうだ。
知らないヒトが来たら吠えるようにしつけられて来た犬や
長期間のストレスや野生動物に襲われて怯えている犬たちが
威嚇したり隠れてしまうのは当然なのだけど、
こうして近づければ触れ合えるし散歩にも行かれる。
なんとかみんな、怖さだけでなくわずかでも楽しみをつないで
生き抜いてほしい。そのために、何度でも会いに行くから。


続いて通りがかったお宅のクーちゃん。
お母さんが帰宅されていて、ごはんどうですかーと訊くと
なくなるから買いに行かなくちゃとおっしゃるのでたくさん差し上げる。
東京で応援している方たちからの寄付ですとお伝えしました。
a0180681_3303969.jpg

カミ先輩がお散歩に。屈強ですなぁ。
a0180681_358412.jpg

戻ってあやことアヘアヘ。
モッフ係も置いて行きましょかー
a0180681_3581520.jpg

7軒終わってまもなく正午。遅いー

つづく


Gallery ef, Asakusa, Tokyo
旧ブログ『今週の銀次親分』

by ginji_asakusa | 2014-02-09 04:21 | お出かけ


浅草ギャラリー・エフの看板猫・銀次親分の日々。


by 銀次親分

プロフィールを見る
画像一覧

S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28

検索

最新の記事

旅立ち
at 2017-03-25 16:56
みさと、お見合い決まりました。
at 2017-03-23 11:08
家族募集中「みさと」
at 2017-01-15 22:22
仁義箱 2017 上半期
at 2017-01-01 00:01
年末年始営業のおしらせ
at 2016-12-28 15:20
ふりかえる 月夜の森15
at 2016-12-26 20:00
秋〜冬のイベント
at 2016-11-06 00:00
月夜の森 15
at 2016-11-01 00:00
徒歩々遠足 果樹園にて
at 2016-06-22 17:01
へなちょこ山岳隊
at 2016-06-05 18:48

ブログパーツ

© Gallery ef, Asakusa
All Rights Reserved.
無断転載禁止



:+ 初めての方へ +:

銀次親分の足あと

紹介メディア

さくらのこと

すずのこと
a0180681_1905934.jpg



:+ 飯舘村 給餌活動 +:

チーム銀次 徒歩々班
猫の手レポート
2014.7〜[こちら
a0180681_20591367.jpg

チーム銀次 出動班
飯舘村給餌レポート
2013.4〜2014.9
こちら
a0180681_19172133.jpg

犬猫牛たちのための
仁義箱 2016
報告[こちら
2016.12.26 更新
a0180681_513712.jpg


:+ 店頭販売品 +:

チーム銀次 手芸部
チャリティグッヅ
こちら
入荷情報
a0180681_22234855.jpg

『銀次親分物語』
全国書店にて
好評発売中!
感想まとめ[こちら
a0180681_18511967.jpg

オリプレ OLIPLE
100%バージンオリーブ
ナチュラルソープ
商品の紹介[こちら
a0180681_18252391.jpg

ポーレ・サヴィアーノ
写真集 "FROM ABOVE"
内容詳細[こちら
a0180681_18251669.jpg

以前の記事

2017年 03月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月
2011年 09月
2011年 08月
2011年 07月
2011年 06月
2011年 05月
2011年 04月
2011年 03月
2011年 02月
2011年 01月

カテゴリ

全体
日常
お仕事
イベント
おしらせ
紹介
報告
お客さま
手ぬぐい
遊び
季節
できごと
思うこと
記念日
生きるチカラ
お出かけ
動画
ブログ

タグ

画像一覧

記事ランキング

ブログジャンル

猫
動物・ペット

フォロー中のブログ

ボンちゃんと歌おう si...
くらしのギャラリーちぐさ
にゃいさん
Non solo 15 ...
日々是肉球
BAR エフ 浅草
CAFE エフ 浅草
横浜 豆やん日記
いるいなあずき展 特設ブログ

その他のジャンル

ライフログ