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DAY OFF:祝

双子ちゃんの初節句を祝って両家でランチ @上野精養軒(創業明治5年)
なんと双子ちゃんたち遥々電車で来たとな。
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まーくんおめでと〜
金太郎顔によう似合っとる。
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ハイハイ、あたちもね。
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お食事こちら。たいへんおいしくいただきました。
従姉妹のユキがこちらの宴会係でして、すてきな個室からメニューから
ベッド2台から、手配してくれました。
贅沢なひとときのはずが、ジジババオババカが大集結して完全に居間と化していた。
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ハイきみたちもメシメシ。
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7ヶ月になり、ようやく寝返りを打つようになったところ。
写真係だもんでね、もちろんまたいっぱい撮りました。
がわえぇ
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だ、だめだ…オババカが止まらねぇ…怒られる…あちこちから…
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エイッどーだ!
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今年の初めに書いたパゴダ大仏さんが精養軒の真ん前におられたのさ…

エフ戻ってひと仕事して買い物して、ただいまー @19:00
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ひとしきり銀さんとゴロスリして家賃を払いに大家さんの部屋まで行くと、
階下から銀さんの絶叫が響き渡ってきた…
公認だから聞こえてもいいけど、鳴きすぎ…

それでもさらにもう一度お留守番願って、
夜ごはん @CROSSROAD CAFE
プルコギ丼ンマンマ。
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FBやTwitterでの交流がさかんなこちらのお店では、
「今日は◎◎が食べたい」「◎◎作って」とメッセージが送られて来て、
マスターは材料を買いに走り、その場で何でも作る。「深夜食堂」みたい。
「メニューから注文するのは今や泉さんだけ」と言われる。ヒョー
にゃんバーガーもすでに定着しているそうです。ゼヒ!
そしてワガママを言ってみてください。

ここからはまたいつも同じ写真ですよー

れんちゃんの水を飲む。
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暗くてすませんね。
落下事故のあと、未だに電気は台所の蛍光灯以外点けていません。
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どぞ、おやすみくだされ。
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先週は飯舘村にいたんだな。信じられん。
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いつもと同じ、穏やかな寝姿。
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旧ブログ『今週の銀次親分』

by ginji_asakusa | 2013-04-30 23:59 | お出かけ | Comments(5)

牛ちゃん

昨夜のベストショット雲(ユン)さん。
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後頭部をウリウリしてたら気持ちよかったらしく、
指を離してもしばしそのままのかたちw
猫よ、きみらはほんとうにすばらしい生き物だね…

ハイハイ…
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あっ、ハイハイ龍(ロン)さんも。
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ハイハイ…
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また来週、ごきげんよう。
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夜はゆっくりいっぱい遊べていいネ。
今回は一度もくしゃみ鼻水出なかった!
飯舘村に行ったときから気付いてた。
あんなに犬とむちゃくちゃしても全然平気だった。
犬猫アレルギー完全収束宣言 v゚∀゚)v イェー


本日の銀次親分。
スカーー
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最終日になってふと気付いたんですが!
牛さんの模様、世界地図じゃないですかっ!
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外から。
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夕方帰ると言っていた雲&龍ご両親が昼には帰って来た。
おみやげに眠り猫(他たくさん)もらた!ヽ( ´¬`)ノ
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27日は希望の牧場で除角&去勢手術訓練中だった和田さんから
昨夜動画を送っていただいた。
動画の説明に「捕獲大失敗」とあり、どこが大失敗?と尋ねると、
もともと牛舎にいたのにこんなに散らばってしまったそうだ。
そりゃたいへん。
カンカンカン、は配合飼料のサイロを叩いている音で、
街宣車のマイクで拾ってスピーカー大音量で流しているそうです。
ブログは[こちら


そのあと見た写真家の太田さんのブログに、その前のシーンが動画で載っていた。
これはかわいい!(吉沢さんが!) のどかだ!
このスケールで、だーれも(牛ちゃん)聞いてなーい感じがたまらん。
そしてメシカンカンは一発だ。銀さんのカンカンも今度撮ろう。



本日『やまゆりファーム報告会』終了いたしました。
初日トークイベントにご参加くださったみなさま、
展示にご来場くださったみなさま、どうもありがとうございました。


やまゆりメンバーが選んだ写真は、どれも一見のどかな写真ばかりで
私には意外だった。
震災から一年の間、私がどうにかしてみんなに見せなくてはと思っていたのは、
警戒区域に取り残された動物たちがニンゲンたちの手を離れ
必死で生きている姿、無惨に死んだ姿、死んでなお放置される姿。
これを見てまだ再稼働に反対しないのか!!見ろッ!!! と
あらゆるヒトを蔵に閉じ込めたいくらいの気持ちだった。

ファームの説明は二カ国語でプリントを置いていたけれど、
それを読まずに説明なく写真だけ見たら、ただののどかな牧場と牛たちと
世話するヒトビトの写真だった。
物足りなく感じたヒトもいるかもしれないと思う。

二年が経ち、ひとときも休まず関わって来たヒトたちが「いま」選ぶ写真、
伝えたい内容を、私は尊重したいと思った。
もちろん、この数ですべてを伝えることは無理なのもわかっている。
この牧場の一角には、まだ埋葬も叶わない牛たちの死骸が山になっている。
日々生まれる牛もいれば死ぬ牛もいる。
それでも「生きているよ」と伝えたい。
せめていま生きている牛たちを守りたい。
怒りだけでも嘆くだけでもなく、この現実のなかを進むしかないのだから。

ポーレと続けているプロジェクト「FROM ABOVE」と似ていると思っていた。
朗らかに力強く空を見上げる老人たちの写真。傷跡を敢えて写すことはしない。
それぞれの写真プリントに付けられたキャプションを読まなければ
これもまたどこかの公園ののどかな集まりにしか見えないけれど、
そこには68年前の壮絶な被爆体験が綴られている。
この笑顔の裏に、どのような苦難の日々があったのかと想いを馳せる。
出会うことで、彼らの想いを直接受け取る。途切れさせてはならない。
それが私たちの務め。

みなが牧場へ行ってほしいとは思わない。
でもせめて講演会や街宣などに出会う機会があれば、ぜひ今後も
体験してほしいと心から思う。


そんなことを考えていたちょうどそのとき、京都在住の広島被爆者の
ルミさんから電話をいただいた。
ルミさんは5歳のとき被爆し、記憶を失った。
58年が経って突然その記憶を取り戻した。
想像するに恐ろしい二重の体験と、対極に思えるほがらかなお方。

京都での展示でお世話になった立命館大学の藤岡先生が退職なさるにあたり
記念文集が編纂されており、私も声を掛けていただき寄稿した中に
ルミさんのことを書いたのだった。昨日はその完成記念パーティーが京都であり、
ルミさんも私のテキストを読んでくださった。
あの夏の日のことを思い出し、気安く電話してくださってとてもうれしかった。
原発事故のあと、「原発を止められなかったのは私(たち)の責任。
力が足りず、申し訳ない」とおっしゃるのを私が直接聞いたのは、
小出裕章先生とルミさんの二人だけだった。

津波被災地を回られた話、京都に避難している福島の家族たちの話、
飯舘村の話、猫の話、そして NPT声明日本不賛同の話。

86歳だった広島被爆者の山下さんは、風に飛ばされて転んで大腿骨折って療養中、
医者に「ちょっと旅行に行って来ます」と方便を言って NPT会議に参加するため
NYと DCまで行った。
それがこの度「いかなる状況下でも核兵器を再び使用しない」に
日本が賛同せず、とは… 白目剥いて泡吹いた。
山下さんがもうおられないこと、いまもとても淋しい。
けれどこんな話を山下さん始め、無念のうちに亡くなって行った方たちに
聞かせられるか。どこまで「なかったこと」にするのか。

そんな怒りも、ルミさんと電話で共有できる。
再びの核の匂いの中、ともに歩むことができる。
敵を憎まず、争いそのものを憎むのだ、と言い聞かせ
長い年月を歩んできた方々と。
今度の夏の長崎で再会できることをとても喜んでくださった。
その笑顔に出会うため、がんばります。


展示に来られなかった方、YUちゃんが会場の写真を撮ってくれてますので、
見た目だけでも[こちら]でご覧ください。
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今後の活動をどう記録しどう編集しどう手渡してゆくか、
やまゆりさんたちとともに考えてゆく機会になったらうれしいです。
ぜひみなさまも感想をお寄せくださいませ。

銀さんもおつかれさまでしたね。
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いつだってそうだけど、どれだけウンウン唸って作った展示も
片付けるのはあっという間。1時間かからず全部からっぽに。

やまゆりメンバーと銀さんで記念撮影。
左から永澤さん、和田さん、宍戸さん。こちらのお三方と代表の岡田久子さん、
メンバーはこの4名だけです。信じられますか?
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寄付、支援グッズの売上は、すべてやまゆりさんにお渡ししました。
ご協力ありがとうございました。
映画『犬と猫と人間と2 動物たちの大震災』前売券(1,400円)は
引き続き店頭にて販売しています。6月1日(土)公開です。


本日もてんてこまいのカフェの片付けが終わらず
点滴は遅くなって 19:00。
タイミングが悪かったようで史上最強に怒られまくったけど無事終了。

水飲んで、
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爪研ぎシートでおやすみ。
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お客さまの背後にて、ジトーと自分の椅子狙い。
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お気づきかな、手ぬぐい換えました。
心はいまも牛さんとともにあれど、三社祭に向けて網模様です。
ちと早いか。

今日は祝日にて早仕舞い、明日は定休日です。



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旧ブログ『今週の銀次親分』

by ginji_asakusa | 2013-04-29 23:46 | イベント | Comments(6)

晴れの日

昨夜、たっぷり寝たから爛々の銀次親分。
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久々出ましたウッサ登り!
しかも珍しい位置から登って牛さんに並んで堂々アピール。
ガレキじゃねえ!食用でもねえ!生きとるんじゃア!
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カクイー…
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もう一度登り、降りる途中で静止。
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本日、連休中日。
いつもより早く出て、やって来ました猫おばさん @雲&龍(ユン&ロン)
(ご存知ない方は tag 留守番にて)


挨拶もそこそこに動画撮っててごめんなさいョ。
大歓迎ありがとー きみたちもうちょっと警戒したほうがいいョー

メシ喰って、なかよし。
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雲さんゴロスリ。
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龍さんゴロン。
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また夜に来ますからね。
しめしめ、おかげで写真が銀さんだけじゃなくなったゾ。


ハイ銀次親分おはようさんです。
浅草はすんごい賑わいです。銀さんにも外からヒトだかりが。
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見守り席は画家の尚子さんとしいなさん。9万人目と11万人目の子分、
絵本『おばけにょうぼう』を作ったお二人です。
しかしカフェがてんてこまいだったので全然写真撮れず(>_<)
おみやげ&療法食の差し入れ、ありがとうございました!

金沢での『いるの いないの』原画展[こちら]、
京都での『おばけにょうぼう』原画展[こちら
尚子さんのブログで紹介されています。ネコケシほしーー !!!
お近くの方はぜひ足をお運びください。
そして白木さんはペットシッターさんと初お留守番、
堂々こなされたそうです!全然さみしくなかった模様ですw(ウソだよ、そんなことないョ…)


起きまして @16:00
オッ、水飲んでますな。
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16:30、欧州から蔵の取材が来ていたが、見たことないほどヒドいチームだった。
乱暴なことで有名な国の大企業のサイトのヒトたちだったけど、
これは通訳の問題も大きい。
外国語って、自分がしゃべれればいいだけじゃないんだよ。つながないと。
挨拶も名刺交換さえなく、ドカドカと、入って行った。
インタビューもないから写真だけ撮って、掲載許可のサインだけさせられて。
しなくてもよかったけど、どーでもいいやっていう気持ちになったね…
いい記事になるわけない、とっとと忘れよう。今後は気をつけよう。φ(・ω・ ) メモった


気を取り直して、
やまゆりファーム報告会にもたくさんのご来場ありがとうございます。
銀さんもハリキッテご案内。
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展示は早くも明日が最終日。17:00までです。
メンバーの方々も見えますのでぜひお出かけください。
書籍『原発一揆』、こちらでの販売分は残り一冊となりました。
映画『犬と猫と人間と2』の劇場前売券も販売しています。
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石巻ぷちにゃも、届いたそばからどんどん旅立って行きました〜
とってもかわいい薄緑色のコがいたようだが、見る間もなかった…
キッチンにいたから、他にナニ色が入っていたのか見てない…
朝には12匹いたのが現在7匹。シマシマもいる!
ねこなでさん、白キープしてあります。
ほか、コインケースも新色が入荷しまして、写真以外にもあります。
GW中は石巻の工場もお休みなので、今あるだけです。
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一同へとへとで、ほっとひと息ついたところへ
久々 miikoさん。
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miikoさんからいただきました。
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今日はエフとれんちゃんの誕生日。16歳になりました。
萌え死注意、赤ちゃんれんちゃん写真[こちら]。

オープンの日から変わらず、毎年この日はいつも穏やかな晴れの日です。
長年のみなさまのあたたかい応援に、心より感謝申し上げます。
ビルの谷間に今にも呑み込まれそうなちいさな店ですが、
これからも銀次親分とともに一家でがんばってまいります。
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旧ブログ『今週の銀次親分』

by ginji_asakusa | 2013-04-28 21:45 | 日常 | Comments(15)

シルバーな日々

世間はゴールデンウィーク。
こちらは年中シルバーウィーク。
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って前にも言ったような気もするが。気にしなーい。
盛大な「あむっ」が撮れた。
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「ぺろっ」も。
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えぇ惚けっぷりで銀次親分 @14:30
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まだまだ起きませんよ、高飛び込み寝 @16:00
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なにか生えました。
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スカーー @18:30
日が暮れましたオヤビン。
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起きまして、点滴完了 @19:30
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以降ずっと起きていて、退屈そうーに不満そうーにしておられ。
オ、閉店ですゼ。
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銀さんのしっぽはほんとにおもしろいね。
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またたびぬいぐるみでひとりケリー
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モッフに移行。
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ムハムハ
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ハ、外が気になりますね。
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ぷりケツで、見張りに出動ー
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うわーん、写真が銀さんばっかりでつまらん(暴言)。

みなさまよいおやすみを。



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旧ブログ『今週の銀次親分』

by ginji_asakusa | 2013-04-27 23:54 | 日常 | Comments(7)

12万人目の二人目の。

牛 増量中。
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ねじり首巻きだと牛模様がよく見えないので
バンダナ巻きにしてみました。
これでもやっぱり「うしろまえ」になってしまうのだな…

カフェにご来店のちひろさんから銀さんにいただきました。
猫まくら(またたび入り)ですってー
れんちゃん色で風太模様ですってー
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畳んだ毛布は枕にするのに、枕を与えると使わない。
あまのじゃくですよなぁ。

さてさて、ちひろさんといえば 12万人目の子分なのです。
とっくのトォ!に写真も選んでいただいております。
忘れていたわけではないのですが、なかなか書き上がらず…
今日を機会に、12万人目の二人目の子分をご紹介します!

大阪出身のちひろさんと銀さんとの出会いは 2011年6月。
当時新婚さんで、新居を探すための仮住まい中、ランチを食べるお店を探していて
旦那さんがネットで銀さんの写真を発見し、「うっひょ〜」とご来店くださり、
以来毎日ブログを見てくださっているそうです。
初回、銀さんはシルバーシートでおやすみ中。
その後も何度かご来店くださるも、いつもおやすみ中…
それでもメゲず、癒しを求めて通ってくださいました。

私が初めてカフェでお話ししたときは、見目麗しい三姉妹がお揃いで
シルバーシート隣にお座りで「大阪三姉妹で〜す」と
自己紹介してくださったのを覚えております。
銀さんがまったく起きなかったことも…
そんなちひろさんは、れんちゃんが旅立った翌日に
腫れ目と花束を抱えて駆けつけてくださいました[写真]。
私の心が落ち着くようにとお茶の葉も。
その節はありがとうございましたのぅ。


子どもの頃から動物といっしょに育って来たちひろさん。
当時は猫は外に出すのが普通で、犬の散歩にも先立って着いて来た
れんちゃん模様の猫さんがいて、あるとき外で毒を食べて
死んでしまったそうです。
一晩苦しみながら、まっすぐちひろさんを見て一声。
その死に立ち会い、大人になったらかわいそうな動物をなくす世の中に、
と強く思ったそうです。

現在、ご自身の病気も抱え、時に歩くのも辛いなほどの痛みに耐えながら、
赤ちゃんを迎えるため通院治療をがんばっておられます。
毎日の注射も、ちょうど同じ頃点滴治療が始まった銀さんを
同志と思って耐えて来られたそうです。
治療が実りちひろさんの夢が叶うことを祈っております。

そんなちひろさんの写真選びは壮絶でしたw
以下引用。
"画像一覧" で見れることに気付かずに
ブログをさかのぼり 写真だけ見るつもりが
ついつい文章を読んでしまい
れんちゃんが旅立ったところにまできたところで
涙が止まらなくなり 中断w

気を取り直して
最初から見直すことにするも
やっぱり 文章を読むもんだから
いったい何日かかったことでしょう・・

だって Izumiさんの文章 すきなんですもん^^
ふぉぉ、ありがとうございます。
毎日書いていると一ヶ月前のことなどすぐに遥か奥に行ってしまうので
私も遡るとついつい「へぇこんなことあったっけ」と読んでしまいます。
画像一覧機能が付いたのはこの3月からなんです。

そしてなんとか 16枚まで絞り(エ…エラすぎる…)
そしたら先輩子分さんたちが選んだ写真と数枚かぶっていたり…(いいのに…)
コテツ母さんが二枚目に選んでくださったこちらとかね。
うん、私もコレ大好き。

で、やりなおし…(いいのに…!)
以下引用。
窓際同席サービスでのおててが出ているのも
同席サービスで なにか語りかけてくれている姿も 迷いすぎました~^^
正面からのにっこり顔、両手をくっつけずに座っている姿、窓際での横顔
テーブルへのひょっこり、同席サービス、ごろ~ん、のび~などなど
銀次さんのお姿は大好きなものばかりです。
っていうか、全部ですね!
そして一ヶ月以上かけて(ヒィー!)選んでくださった二枚が、こちらです。

床にころりんとしているカメラ目線の銀次さん♪
一撃ずきゅーん!!でした。
か、かわいい・・
「帰ろーゼ」 はい! 帰ります!!
元記事こちら[2011.7.4]
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二枚目
座っている銀次さんの両手がくっついていないところが すきです。
すこし首をかしげて 話しかけてくれてますよね。
うちの姫たちは いつも両手をくっつけて座っているので
銀さんの 堂々とした感じがたまりません。
銀さんは胸厚だから腕がくっつかんのよねw
元記事こちら[2013.3.1]
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他にも、これとかこれとかこれとかこれとか、(ム、横顔好きですね!)
ってもう、ぜーんぶ、好きなのがよーくわかった!
そして選ぶのはほんとーーうにたいへんだったと思います。
おつかれさまでした! ありがとうございま〜すヾ(≧ω≦)ノ
肉球サイン入りで、お送りしますね。
お守りに、あの写真も入れちゃいます。


現在ご実家には柴犬さんと猫姫ふたり。
保護ボランティアさんから譲り受けたももちゃん、12歳。
お鼻に鼻模様、ズキューン
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肛門嚢破裂 3回のツワモノとな! お仲間〜
昨年には初期の気管支腺癌の手術も無事成功したそうです。
えらいのぅ。そんなところの癌、どうやって見つけるんだろう…
眠いと肉球をちぱちぱ吸う。横目がわえぇー
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妹さんのお友だちが保護したふうこさん、9歳。
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健康体でおねえちゃんを立てて謙虚なお方、でありながら、
立ちションするんですと!
ちひろさんのお母さんとお風呂に入ってお湯を飲むのが好きで、
寝るときはよじ登って顔を噛んで甘えるそうです。うらやましィ…
なのでお風呂も寝るのもいつもより遅いと、この写真のように正座して
「まだですか?」。家に帰ると必ずこうしてお出迎えしてくれるそうです。

姫おふたりは、銀さんと同じく戸をヒトに開けさせたり、
毛布にくるんでお輿上げをご所望にも。
ジンルイみな猫の下僕。はぁぁぁ、どのコもかわえぇのう。

そして今日のちひろさんは銀さんの寝ハラがたまらんかったらしく、
「匂い嗅いでもいいですか…」とおっしゃるので、どうぞどうぞ、
うちには吸ったり喰ったりするヒトもいるんスから。
ご感想は、「うちの二匹とも全然違う匂い…♡」だそうです (*´д`*)
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ちひろさんお元気でね。
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実はですね… 銀次親分の子分はすでに14万人を突破しております…
13万人目になったのがあまりに早くて12万人目のご紹介が済んでいなかったのと、
ちょうど3月10日で公演でバタバタしていたりで、募集を見送らせていただきました。
それでもまだちひろさんのご紹介が終わらぬまま今月のイベントを迎え、
14万人目は私が飯舘村に行っている間にお迎えしておりました。
本日で 140,850人となっております。のべですよ、のべ。
楽しみにしてくださってた方々、ごめんなさい
そして 10万人目の記念品もできていないまま、15万人目になってしまうー
10万人目のももさん、ごめんなさいね、いつの日か必ず (>_<)
自分で自分の首を締めるとはこのことよ…
でも、「毎日更新」以外をプレッシャーにしてしまうと続かないので、
ゆるいままにさせといておくんなせぇごめんなすって。


点滴完了 @17:00
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銀次学芸員
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やまゆり和田さんにツンデレ。
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希望の牧場・吉沢さんのお姉さんも牧場からご来場。
銀さんの牛増量しておいてよかったー
牧場ではお世話になりました[写真]。
クイちゃんの匂いがするのか、銀さんはお姉さんをモーレツに嗅いでいた。
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半行き倒れ
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Mr. コネリー @19:30
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石巻ぷちにゃさんのサイトに、あやこさんからいただいたスタイを装着した
双子ちゃんの写真を掲載していただきました〜[こちら

あやこさんたちのバーのお会計が 7,780円で、スリーセブン惜しいっ
と思ったら、1万円でお釣りがニィニィニィーだった〜

[追記]
おっと、美雨ちゃんのインタビュー記事『やっぱりメシが好き』
第三弾が掲載されましたョー[こちら
見つめ合うふたりww
次週、最終回『やっぱり猫が好き』編!



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旧ブログ『今週の銀次親分』

by ginji_asakusa | 2013-04-26 23:59 | ブログ | Comments(5)

寝不足につき

昨日は飯舘村の犬猫たちに出番を譲った銀次親分、
店では変わらずしっかりお仕事しておられます。
やまゆりファーム支援グッズの宣伝中、押忍!
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今週の花姫 by 本所吾妻橋・花辻さん
アンスリウム、サクランボ(食べられるって!)、てまり草、カーネーション
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あ、昨日のレポートに登場した花の名前にいくつか間違いがあり、
母に訂正され、修正しましたー  (;-ω-)ゞ テケトー書いちった…

昨日はボン母さんとお友だちが展示を観に来てくださり、
見守り席へ。
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トークイベントにも参加してくださったボン母さんの記事[こちら
銀さんエェ顔しとる。
そしてボンちゃん、5歳のお誕生日おめでとー!ヽ(゚ω゚=)
これからも毎日すこやかに母さんとラブラブしてくだされ。

銀さんは 19:00まで寝っぱなしで、点滴終わったのは 19:30。
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蔵の見回りなどして、
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バーで居場所がなく、
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しばし検討の結果、ハウスで寝るのは却下だそうで、
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結局寝られないまま閉店から深夜業務へ。
ついに寝たのは朝の 4:00。7時間も起きておられたの… (゚A゚;)

というわけで、寝不足なのは私ではなく銀さんでして、
本日はこんな感じに気持ちよーく寝ておられ。
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外からはこんな感じ。大サービスだのぅ。
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harumiさんが展示を観に来てくださり、
れんちゃんのお花をいただきました。今日は月命日。
ぷちにゃもお持ち帰り、ありがとうございまーす。
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ここで3つのおしらせです。

5月11日(土)開催、琵琶ッチこと友吉鶴心による『花一看』
昼の部は一階席が満席となっており、二階席残りわずかのご案内です。
夜の部の一階席もまもなく定員となります。
参加ご希望の方はお早めにお申し込みください。

公演の詳細とご予約は[こちら]から

おまたせしておりました、オーガニックハーブティー SAMOVA の
アルベルタロデオが再入荷しました!
カフェのメニューも4種類に戻り、hot or ice 一杯580円
リフィル販売も再開です。1,900円
イスタンブールナイツのティーバッグも同時に再入荷しました。
20袋入り箱 1,500円 おためし2袋 150円

SAMOVA TEA について詳しくは[こちら

春の限定ビール、アンカー ボックビールもカフェ/バーにて好評販売中です。
900円  ※バーのハッピーアワーでは 30〜50% OFF!

ボックビールについて詳しくは[こちら


起きました @16:30
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起きがけによくある光景。いつか動画に納めたい。
ドアがちりりんと開いてお客さまがご入店になると、
ハリキッテ駆け寄り、おもむろに体を捻ってお出迎えゴロンサービス。
そしてスルーされる、その瞬間です。
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ぁゎわ…
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もちろん駆け寄ってフォローモッフしましたよ…

気を取り直して、
やまゆりファームさんの募金箱が到着しましたー
支援グッズと併せてよろしくお願いします。
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点滴もがんばったシ @17:30
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19:30からシルバーシートでおやすみ中。
というわけで、今日は3時間しか起きていませんでした。
まっぼろしィ〜



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旧ブログ『今週の銀次親分』

by ginji_asakusa | 2013-04-25 22:54 | 日常 | Comments(9)

犬と猫とヒト 4

「ここまでのは全部練習ですよ、最後に残っているコたちは
 最も過酷な環境にいます」と上村さんから言われて、ゴクリと唾を呑む。
最後のお宅に到着。
もと農場だったところに現在は6頭の犬が置き去りになっている。
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事前に上村さんから、警戒区域より心が折れる、と聞かされていたので
牧場へ行ったときの経験も踏まえて覚悟をしていた。
警戒区域では放たれた動物たちを救い出すことも選択できる。
ここではかろうじてヒトの行き来があり、飼い主の意志とのやりとりになる。
どんなに他人から見てかわいそうでも勝手に救い出すことはできない。
せめて少しでも改善になればと願いながら行動するしかない。

二棟の納屋のようなところに二頭ずついる。
日が暮れなくても暗い場所。
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物置の屋根の下にも二頭。
このコは年を取っているのかな。
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三本足のコ。名前はチャックとある。
上村さんが初めて会ったときから三本足だったそうで、原因は知らない。
ここらでは猟犬にも使うから、ワナに挟まれたのかもしれない、とのこと。
少しでも近づくと威嚇し、後方に下がって隠れたまま吠え続ける。
触らないよ、だいじょうぶ、ごめんね。
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牛がいたと思われる部屋。
干し草が散っており、外にはサイロがある。
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最後の日が落ちる @18:30
真っ暗闇を覚悟するときが来た。心細い。
犬たちはこれを二年間毎日耐えて来た。これからも。
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頼りの月もおぼろ。
チャックと老犬以外の3頭を Kさんと上村さんが散歩に連れ出す間、
山田クンとメシ水ンコ係。どのコもコンクリートの上にいるから
ンコも比較的取りやすかった。
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最後のミッションとは、ここにいるマックという名の犬を横浜に連れて行くこと。
飼い主が「このコはいい」と手放したそうだ。
ここにいながら里親募集していても、ほぼ決まることはないため
横浜で募集することになる。

他のコたちはここに留められている。
マックを移動する前に、マックと同じ納屋にいた黒い犬がひとり取り残されるのは
あまりにかわいそうということで、チャックと同じ屋根の下に連れて来てみることに。
相性が合わずお互いストレスになるようなら次のヒトに戻してもらいましょう、
と Kさんがチームのリーダーと電話で連絡を取り合って決断。
少しでも犬たちによいように、犬たちの声をできる限り聞き、
きめ細やかな配慮と判断をする。
その姿は、真っ暗闇の無人地帯をあたたかく照らす唯一の灯りだった。
実際屋根の下は電気も点いた。
村の光熱費は東電の補償範囲になっているそうだ。

どのくらいぶりに会うのだろう、二頭は静かに顔を寄せ合っている。
おぉ、うまくいきそうだ。
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黒い犬と会わせてからのチャックは足を畳んで穏やかになり、
私たちが近づいても逃げず、全く吠えなくなった。
さみしかったのかな、うれしいのかな、そうだといいな。
それを伝える相手も、今までいなかったんだね。
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それでももしケンカになってもだいじょうぶないように、それぞれの鎖の長さも調整。
柱の周りを犬が回って鎖が絡まってしまわないように、犬舎を柱に近づけて置き、
回り込めないようにする。たしかに、これをしておかなかったら
明日までにぐるぐる巻きになっていたかもしれない。
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命がけで命をつないで来たヒトの思いやりと知恵は、自然にさっと行動に現れる。
私が銀さんのお好みに合わせてさっと爪研ぎを出したりさっとベッドの位置を変えたり
してるようなこと、もっともっともっともっと応用して、想像して、
他のコたちにもできるようにならなければな。できるはずだよね。
Kさんと上村さんの行動の一つ一つ、すべてが勉強になった。
犬の触り方だけでも見ているだけで多くのことを教わった。
上村さんも私と同じで犬が苦手だったとはとても思えなかった。
なんだよ猫撮りは犬もイケるのかよ、とジェラシーを感じたほどに。
上村さんも他のヒトたちと通いながら学び、こうなったのではないだろうか。
こうして知らない同士が少人数のチームで行動するというのも、
震災前には経験したことがなかった。

また来るからね、という約束。
どうか無事に生きて、という祈り。
裏切らないことを、必死で伝える愛。
二度以上捨てないこと、殺さないこと、守り抜くこと。
涙と怒りだけに留まらない行動に支えられた命の二年間が、ここにあった。


最後にいよいよマックを車に積む @19:00
そういえば白猫さんも乗っているのだった、がんばれー
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ヘッドライトだけを頼りに進むなか、道路脇の茂みにサバ白の猫が見えた。
前を行く上村さんの車からも見えたようで、停車。
茂みに缶詰を入れた紙皿を置く。こんな一匹さえ落とさない。
私たちが行ったらお食べ、そして道路に出るんじゃないよ。
この暗闇に飛び出されたら、私たちだって轢いてしまうかもしれない。
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那須高原SAで休憩 @21:30
マックもトイレ&お散歩。

マックはいつもこうして立ち上がってしがみつき、帰らないでとせがむそうだ。
シッポを丸めているのは怖がっている印、と Kさんが教えてくれた。
こんな人工物がいっぱいのところは初めてなのだ。
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二台はここで別れることにした。
マックに別れの挨拶。
淋しさにも怖さにも寒さにも暑さにも耐えて、二年間がんばって生きたね。
あなたが生きて、ここに来られたことが心からうれしい。
きっときっといいおうちに迎えられるからね、安心してね。
どうか元気で、しあわせに。
猫とは違う固い胴体とざりざりした毛を抱きしめ、
私たちに課された「これから」への責任を想う。


再びマックを車に積み、上村さんたちは食事休憩に、我々は帰路へ。
上村さんにはこれからまだマックと白猫を横浜のおーあみ避難所まで
届ける任務がある。どうかお気をつけて。
たいへんお世話になりました、ありがとうございました。
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やがてスカイツリーとビルの灯りが見え始め、
都市は相変わらず何もなかったような姿を保っている。
同じ「一日」という時間が流れたはずの二つの場所。
毎度そうだ。そこへ帰ってゆく自分が恨めしい。
どちらがほんとうの世界かといえば、いまこの国で起きていることの
ほんとうの姿を見せているのが福島の警戒区域周辺だ。
ヒトが住めないということの過酷さ、重大さ。そこに巻き込まれ、ものも言えず、
ただ受け容れヒトを信じ続けるしかできない犬や猫や家畜たち。
繰り返すことの愚かさと罪深さを、どうしたら私たちは心に刻めるのか。


銀さん、ただいま… @0:00
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泥や犬のついた靴と上着は外で脱いで袋に詰めて中に入る。
「銀ちゃんは一日中ものすごく怒っていました」と母から置き手紙。
ずーーっと窓際でフテくされていたそうな。
そうですよね、銀さんにしてみりゃ定休日でおうちに帰れるところを
朝からまさかの置き去りですもんね。すません…
おかげさまでたくさんのたくさんの猫さん犬さんたちに会うことができましたよ。
みんな一生懸命生きていました。そしてとてもとても淋しがっていました。
銀さんもどのコもそんな目に遭わせないように、
オレたちこれからもがんばるから。


予定通り20軒以上を回った。と思う。
時間がないから飛ばしたという話は聞かなかった。
犬猫の数はとても数えてはいられなかった。

線量は 0.4μSv/hくらいのところが最も多く(東京の4倍)、時に1〜2μ、
他は東京と変わらない場所も多かった。
山の上のほうなので、地形によって差が大きい。
山田クンが「僕の線量計 0.14から上がったことないんですよ、
中国製の安いのだから壊れてんのかな」と言っていたけれど、
それは東京がそうであるということが証明され、どの場所でも
全3台ともほぼ同じに測れていた。私のはアラームを切ってあり、
上村さんのは車でチチ、チチチ、と鳴っていた。

行って帰って 20時間弱。走行距離は 705km。
東京⇔福島の往復が 500kmだから、村の中だけで200km近く走ったことになる。
目標20軒と聞いて最初は村役場にでも車を停めて歩いて回るような感じを
勝手に想像していた。だいたいどこの家も5〜20分は走って移動していた。
運転できない私が言うのもナンだが、福島との往復と村内の移動、
どちらかだけでもたいへんな労力。運転してなくてもヘトヘト(注:基礎体力はゼロ以下)。
山田クンも、ほんとうにおつかれさまでした。
これを毎週なり毎月なり続けることのたいへんさ。
今回はたまたま天気に恵まれたけれど、雨の日もマイナス10度の日もある。
次のヒトに託しても、フードが翌日には腐り始める真夏の日もある。
どちらも同じ「一日」。その闘いはこれからも続いてゆく。
むしろ数年経ってヒトビトが疲れ果てるこれからがほんとうの闘いだ。


自宅に戻って引き続きご機嫌ナナメの銀さんにメシの支度。
スプーンで皿に盛るとき、毎日のその動作がまるで違うものに感じた。
帰宅の安堵もあって、涙が一気にあふれた。

この一杯を求める命。
この一杯がつなぐ命。
この一杯をあたりまえに皿に運べることのありがたさ。
この一杯を私が運べなくなったとき、スプーンを引き継ぐヒトたちのこと。
私たちにいま託された、一杯のスプーンのこと。



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旧ブログ『今週の銀次親分』

by ginji_asakusa | 2013-04-25 02:50 | お出かけ | Comments(6)

犬と猫とヒト 3

次のお宅 @16:00
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その次のお宅 @16:30
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この頃までには分業ができるようになってきて、
Kさんと上村さんが散歩に行っている間に山田クンと私で水と餌の補給、
ンコの片付けをやっておくようにした。
餌は缶詰とドライを両方山盛りにする。車の中には大量の空き缶が溜まっていく。
泥が溜まっていたり藻が生えていたり、水の容器の汚れ具合で
どのくらい放置されたかがなんとなくわかる。お墓参りみたいだと思った。
この水がしばらくはもちますように、次のヒトもどうぞよろしくお願いします、
と唱えながら。

周辺の田園風景。
「原発さえなければ」自殺した酪農家の言葉を思い出す。
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満開の山桜とれんぎょう。
雪見に加えて花見までできるとは思わなかった。
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タンクに給水。
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荒れ果てた庭にも満開の桜。
誰のためにでもなく咲く花は美しい。
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山つつじ、桃、椿。
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ヒトだけがいない。
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次のお宅には三頭の犬。
順番にお散歩へ行っている間に給水と給餌。
警戒心が強かったけれど Kさんが根気よく馴れさせて
みなうれしそうにお散歩へ行った。
Kさんどんだけ走るんだ。すごい。
でもこれだけ喜んでくれる犬たちのためならきっと走れる。
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ここには猫もいる。
ほたちゃん(ほたて)でーす。
なんたるピンクっ鼻。
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ありゃほたちゃん、いっしょに行きますか?
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飼い主さんがだいじにしておられるのでこのコは行きません。
このコのように「里親募集で一発でもらわれちゃうんじゃないの?」というコは
当然みなそう思っているけれど、飼い主さんが手放さないケース。
そういう情報も、しっかり共有されていないと危ない。
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せめていっぱいお食べなせぇよ。お皿がちと大きかったね…
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次のお宅には2頭の犬。
メシ作っときますけん、お散歩行ってらしゃー
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ハイおかえりおかえり
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ぺんぺん草
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その隣のお宅にも犬。
一軒の家で歓迎の声が上がれば当然近所の家ではオレもオレも!と絶叫が始まる。
だいじょうぶ、誰も忘れやしませんから。
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もう一頭。みな順番に Kさんがお散歩に連れて行ってくれる。
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そうやって誰も漏らさないよう作業をしていくので、当然時間が掛かる。
この時点で撤収目標の 17時を1時間過ぎているが、
ミッションは完了しておらず黙々と続行。
次は上村さんも初めて行くというお宅。
裏の竹林の方からもたくさんの犬の吠え声がするのだ。

芝桜
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入口に一頭。ニンゲンをとても怖がって縮こまり、
ついにはひっくり返ってガクガク震えている。
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だいじょうぶだよ、お散歩に行こうね
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奥に進むとさらに3頭。
最初のコは歯を剥き出して唸り、吠えている。
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「上村さん、これ怒ってるんですよね?(怖い…)」
「うーん… もしかして肺が悪いのかも」
当たりでした。近寄ってみるとギューと抱きついて来て大歓迎。
歯を剥くほど喜んでいたというか、うれしすぎて喜びの表現を
間違えてしまったのか、とにかく肺の音がゼコゼコとひどい。

いちばん奥のコ。だいじょうぶ、みんなお散歩行けるからね。
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予定にないお宅だったので、Kさんも「4頭ですか!」とびっくり。
日も暮れて来たし、ここは全員でやらないと間に合わない。
ウシ、オレも!
ここまでンコメシ係でロクにリーシュに触らずに来たけれど、
前夜に美雨ちゃんから直伝でコツを教えてもらったのだ。一度はやらねばよ。
リーシュを腕に巻き付けて、綱引きの要領で腰を落として、出発ー
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肺が悪そうだったコ。外に出た途端生まれ変わったように元気に走り出す。
ゴーーー
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おばさんね、猫おばさんだから犬の散歩やったことないし、
もしも綱が手から離れてしまったら、って怖くてできなかったの。
でもできてるできてる、楽しい楽しい!
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ただいまー 合流ー
みんな似てるから親子か兄弟なのだと思う。
増えるままに増やすのがここの慣習なのだろうけれど、
こうなった今、命の質量に圧倒される。
牛ほどではないけれど、猫と比べてなんと不自由なことだろう。
ほんとはお散歩ももっと行きたいよね。
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春の匂いいっぱいだね。
お母さんが丹念に咲かせたお花だよ。
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芝桜と椿
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10分ほどだけど、犬たちは満足してくれたようで、
戻ってからはもう吠えなくなった。
水を汲んでメシを全員に配る。
このコたちも次からルートに記載されるだろう。
水汲み場の桜草。
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まもなく 18:30。
ほぼ日は暮れた。

つづく



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by ginji_asakusa | 2013-04-25 00:51 | お出かけ | Comments(2)

犬と猫とヒト 2

続いて犬二頭のお宅。
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上村さんのレポートによれば母子のようだ。
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鎖が短いため、犬の動けるエリアにンコが大量に溜まっている。
そこらへんにあるスコップとちりとりで片付けるも、
スコップ自体が重くて小回りが利かずに取りづらい。
つい手でつかみ取りたくなってしまう。
スコップのように小振りなンコ掃除グッズも持って行くとよいな。
掘り返すと化石のように見えるのもみんなンコだ。

こちらの犬の周りはどこもぬかるんでいて、乾いた地面がまったくない。
気の毒なので山田クンが片付けてあげている。
うれしくて飛びつかれると泥だらけ。
ここにもウッドデッキができるといいなぁ。
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裏庭に梅の木。
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近所の方が通りがかって声を掛けてくださる。
ボランティアチームから茶色いほうの犬は妊娠の可能性があるという情報があり、
それを伝えると飼い主の方にその場で電話してくれた。
実際は妊娠しておらず生理が来ていただけ、と確認されたのだが、
これを機に今後の避妊手術の了承を取り付ける。
鎖に繋がれたメス犬の元にも野良犬がやって来て妊娠させてしまうことがあるのだ。

電話をしてくださった方は今後はうちに水も汲みに来ていいよと言ってくださる。
秋田犬がいるそうで、覗いて行ってよ、とお宅を教えていただいた。

行ってみるとホワイトパンダのようなむくむく子犬ちゃん二頭が
コロコロ転がりながら駆け寄って来て大歓迎。
子犬のうちは母犬のそばを離れないので繋がなくてもよいそうだ。
二頭に地面に押し倒されめちゃくちゃにされているところ。
なんだこのイキモノー がわえぇ
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むはむは
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動くものすべてについてゆく。
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猫撮る犬乗られ。
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うれしくってしょうがないんですねわかります。
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やべぇ横目かわえぇ
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おやつムハムハ&体当たられ動画。
後ろでずっと吠えているのは子らを守ろうとする母さん(つながれてる)。


このコたちも、どうなるんだろうか…

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次のお宅の元気くん。
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これまででいちばん小型であり、
いちばん広い範囲を動けるようになっていた。
ンコスペースも広い。広大にモリモリ。
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原型がわからないほどモサモサ。なんだこのイキモノー
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ここまで来ると私もだいぶ犬に慣れてきた。
犬だとか猫じゃないとか関係なく、どのコもさみしくてしかたないモフのかたまりだ。
気の済むまで思いっきしワシワシしてあげた。
こんな少しの時間で、気が済むことはないだろうけれど。
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ブラシ登場。数回掻いただけで驚くべき量が取れる。
あぁ全部やってあげたい。
「一晩やっていく?明日は迎えに来られないと思うけど」と上村さん。
ほんとに、そうしてあげたいね…
今でもかわいいけど、もっともっとかわいいんだろうね。
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こちらのお宅には白い猫さんもいて、このコが一度出産しているのを
上村さんたちが目撃している。子猫たちはたぶん死んでしまった。
飼い主さんからはほぼ放棄されているそうで、避妊手術をしたいところ。
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元気と遊んでいたら納屋の二階の窓からニャーと大声で呼ぶので、
ハラが減っていて出て来たようだ。捕獲器をセット。
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しかしこのコが頭がよいのかたまたまか、バネを踏まずに 3回も出て来た。
やるなぁ。根気よく続けて 4回目でようやくかかった。
捕獲器のまま車にイン。
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次のお宅では野良猫がたくさん集まっていた。
家の中にも飼い猫がいるけれど頼まれていない。
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れんぎょうの下の美人さん。
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美人さんは怪我をしたばかりのようで、爪がグッサリ刺さったような傷と鮮血が。
保護したいけれど近づくと逃げてしまうし、捕獲器には先客アリ。
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黒いコもたくさんいる。一歩でも近づくと逃げてしまう。
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いちばん馴れていたキジトラ白。
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立派なタマタマをお持ちだぬ…
オレの庭、と得意気に案内しているみたいだった。
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別のキジトラ白。目の周りだけでなく口の周りも黒の縁取りがあって、
お歯黒の姐さんみたい。
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わりと馴れてる。
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つるむらさきと栗。
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ここには犬もいる。肥えとる。
絶叫し続け、喉が鳴るその音がノォー!ノォー!と聞こえる。
ノーだよ、ノーに決まってるよ、こんなところに置き去りなんて。
重たい鎖につながれることは、毎日ヒトがいてくれることとの引き換えだよね。
ヒトのいない場所に、それでも逃げずにいるためのモノじゃない。
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Kさんが美人さんを携帯のヒモで遊びながら近くへ釣ることに成功。
でもそれ以上はどうしようもなかった。
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いっしょに行きませんの…?
傷おだいじにね。
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ここまでで 15:00。
残り時間が少なくなってきた。

つづく



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旧ブログ『今週の銀次親分』

by ginji_asakusa | 2013-04-25 00:50 | お出かけ | Comments(1)

犬と猫とヒト 1

銀次親分、では行って来ます。
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朝4:30に出発して東北道で福島県を目指す。
半分を越えた那須高原SAで休憩を取り、
待ち合わせの 7:30ぴったりに安達太良SAに到着。

雑誌『ねこねた』のための銀さんの取材で知り合った
写真家の上村雄高さんが一年前から続けておられる
相馬郡飯舘(いいたて)村での犬猫給餌に同行させていただけることになった。
飯舘村は原発から約40kmの計画的避難区域。

上村さんと初めてお会いした日、今しかない!ここぞ!とばかりに
私がモーレツにアピールしたのは二つ:
無関係を装うどんなアートよりも、いま私がやりたいのは原発事故の現実、
特に動物関連の展示であるということ、
そして運転はできないけれど足手まといにならないようだったら
給餌活動に同行させていただきたい、ということだった。
上村さんは快く、ぜひ今度いっしょに行きましょう、と言ってくださった。

3.10公演を終えてやまゆり報告会の準備を進めるため3月と4月前半は見送り、
GW前にということで、奇しくもやまゆり会期中の定休日で日程を決めた。
牧場にも寄れたら寄ろうかと話していたけれど、初回なので犬猫に絞ることに。

私といっしょに行くのは画家の山田クン
昨夏の牧場行きには都合が合わなかったため、今回声を掛けてみた。
この二年間、原発事故の話をともにできるアーティストといえば
唯一山田クンだけだった。
まどかちゃんも行きたかったけれど平日の仕事の合間の日帰りは
キツイので次回に見送ることに。


週末の寒気で東北地方は大雪が降り、チェーンが必要かと
心配していたけれど、道路の雪も二日経ってちょうど溶けたようだった。
免許を持っていなくて運転も全くできないのでたいへん心苦しいのだが、
どうぞよろしくお願いします。

車の中でいろんな話。
私と山田クンはいわゆる「放射"脳"」と呼ばれるのであろう。
放射能の危険や脱原発を公言し、SNSでは意見の違いから
別れてしまった友だちもいると山田クンから聞いていた。

二年が経って、なんかもう、それぞれの事情があっての判断だし、
それぞれの人生だし、救うことなんてできないし、
だったら言ってもしょうがないんだよな、と同じに諦めを抱えていた。
子を持つお母さんにさえ、そんなの気にしてたら子育てできない、と言われた。
ヒトは救えるとも変えられるとも、思っていたわけではなかった。

ヒトはそれぞれに辻褄を合わせて生きてゆく。
汚染により辻褄の合わなくなった自然が、その牙を剥く日まで。
ヒトには直ちに影響はないとしても、剥き出しで二年間(そして今後も)
被曝し続けている自然界がどのような進化を遂げるのかは、誰も知らない。
放射能の影響をナメることは、核アル世界を容認し、
広島、長崎、ビキニ、チェルノブイリの悲劇を否定し、
すなわちジンルイの罪を軽く見積もる姿勢だと思っている。
だから私はその仲間にはなれない。
だから私は、ヒトに巻き込まれた動物たちに絞ろうと決めたのだ。

それでもそこには必ずヒトが関わっている。
希望の牧場を始め、動物レスキューの活動をしている方たちが
自ら被曝をしながらもそれぞれどのような想いで携わっておられるのか、
体験や想いを直接聞くことで、自分自身の考えや取るべき行動も
見えるようになっていく。そこには放射能は安全かどうかという話などない。
放射性物質のまっただ中=現実での「行動」しかない。
私はそうやって犬と猫と牛たちとヒトとのことを考えていきたいと思っている。
少なくとも、何もなかったことにしないための一端でありたいと思っている。
原発を乱立した世代に続き、過酷事故を経てなお隠蔽し原発を存続再開した
おぞましい世代の声なき一人として生きることを肯定したくない。


最初の給餌ポイント @9:00
車が着くと猫たちが3匹ほど集まって来た。
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事前に教えていただいた各人の持ち物は
◎カッター:餌袋を開ける
◎スプーン(カレー用くらい):缶詰から餌をほじくり出すので強めのもの
◎ウェットティッシュ:使ったスプーンや手を拭いたり
いちいち手を拭くのは面倒なので薄手のゴム手袋もあるとよいかも。
これらは各人がポケットやポーチに常に持っているとよい。
貸して、どこだっけ、とやっている時間が省ける。
各人持っていてもどこかに置き忘れてしまうこともあるから二本くらいずつ。

つくしなんて見たのはどれだけぶりだろう。
日陰には雪が残っている。
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土壁が剥き出しの家々は、土がだいぶ崩れて木舞が見えている。
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二軒目の家には小さな物置小屋があり、その中に餌を置く。
上村さんと同行しているのは動物ボランティアをされていて
犬の散歩が趣味という女性、Kさん。
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周囲は雪景色。
30cmも積もったんだよ、(この時期)こんなの初めて、と村のヒトが言っていた。
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最初の犬。警戒心が強く、おやつも口にしない。
無理はせず、お散歩にも行かないことにした。
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れんぎょうが満開。
ぽかぽか陽気で、上半身5枚下半身2枚も着てきたから暑いのなんの。
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続いてのお宅、マメちゃんです。
マメちゃんについて詳しくは上村さんの過去の記事をご覧ください。
こちら]と[こちら]と[こちら
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お手々かわゆ。
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マメちゃんのしっぽは見たことないくらい三角形に折れ曲がっている。
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一人で来るときはマメちゃんと2時間過ごすこともあると上村さん。
わかる。こんなにヒトを恋しがって。
メシよりもヒトに触れているほうがうれしいようだった。
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マメちゃんゴロスリ動画。


マメちゃんの家は今回の行程でいちばん線量の高かった場所で、
線量計は 4μSv/hを超えていた。
そのすぐ先は帰還困難区域で住民以外の行き来は禁止されている。
こんな場所で立たされているのはマスクだけ着けた若い警備員。
あの先の犬猫たちはどうしているのだろう。
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次のお宅には痩せ細った一匹の猫がいた。
お宅の中に入るのはこれが初めてで、生活感は残っているし、土足だし、
最初はかなり抵抗があった。
中に入る家はもちろん持ち主から許可や依頼を受けている。
箪笥の中にはボランティアが残していったフードが大袋のままたくさん入っている。
猫は外に出られるようになっているものの、トイレは備え付けのものを使うようで
ほとんど使うところがないくらい糞尿が山盛りだったので片付ける。
トイレ砂も補充分が置いてある。
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痩せているのは飢えによるものではなく、フードはこのようにふんだんにある。
明らかに猫白血病だろうなぁ、痩せてるし、そんな顔してる、と上村さん。
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見た目からは意外なほどガツガツ食べていた。
満足して猫は居間のほうへ行き、日の当たる窓際の椅子で横になった。
誰もいない家の中でひっそりと息を引き取るであろう猫のことを思うとせつない。
それでも、たとえ一匹でも生き物のいる家は上村さんたちの給餌ルートに入っていて、
少なくともこのコの死を知るヒトたちは、ちゃんといる。


次のお宅も中へ。ここにはたくさんいた。
あちこちから現れるので数えられないくらい。
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やわらかい缶詰でもかたまりだと食べにくそうにしている黒猫。
エイズかなぁ。みんな歯は悪そうだ。
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家の玄関には「たぬきが入りますので閉めてください」と張り紙があった。
こちらはたぬきのようで猫である。かわえぇ…
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外にもかわいい猫さん。耳切ってある(手術済み)。
ボランティアチームはこの地の猫たちに避妊手術を施し、戻すこともやっている。
そうでなければいくらでも増えてしまう。
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次のお宅は二頭の犬。
この犬舎もボランティアさんが作ったものだそうだ。
餌を狙ってやって来た猿に襲われて大怪我をしたため、安全なハウスを建てた。
こんな風に、ボランティアの関わり方はいろいろある。
あのコにハウスを作ってあげよう、と思ったなら
それだけで一日を費やすこともあるのだろう。

ここで初めてのお散歩。飼い主さんもちょうどおられたけれど
二頭を散歩させるのはなかなかできない様子で、助かるなぁと言っていた。

犬たちはリーシュを着けてもらって待ちきれず、柵を突き破って出たい勢い。
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外はこんな景色。
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交替で行くかと思ったら、Kさんと山田クンは元気いっぱいな犬たちに引っぱられ
あっという間にカーブを曲がり坂を駆け上がって、私が曲がったときには
もう姿が見えなかった。オレあんなに走れん…

お散歩終わって水ゴブゴブ。なんとうれしそうなこと。
猫の「べ、べつにうれしくなんかねぇゼ」って感じと違って、
犬はこのまっすぐさが、いいんだろうなぁ。
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犬たちも慢性的に運動不足なので、一度にそれほど長時間の運動は要らない。
10分ほどで帰って来て、うれしさとともにゼハゼハヒィヒィ言っている。
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他県からのボランティアだけでなく村には村民の方々による「見守り隊」
という組織があり、常に地域を見て回って留守宅や動物たちを守っている。
このお宅にいたときも女性二人がいらして「他県ナンバーだったからさ」と
声を掛け、「動物の給餌や散歩に」と答えると、ありがとうと言ってくださる。
「なーかなかできることでねぇべ。放射能とか、気にしねぇの?」
と笑っておられ、栄養ドリンクをいただいた。

こうした会話から上村さんたちは、どこの家にどんな動物がいるとか、
手放すことや病気の相談などをていねいに聞き取り、活動に反映している。
ボランティアグループの実績や横のつながりから、
村のヒトたちにも安心して任せてもらえる。
関わって来たヒトたちの根気強い活動の継続に頭が下がる。


次のお宅では猫たちは室内で寝ていた。
布団の上には吐いたものがあった。
室内だけにいる猫たちは、飼い主が頻繁に戻って来ているのだろう。
「このお宅は?」といちいち上村さんに訊き、「毎日」とか「二日にいっぺん」とか
「ほとんど来ない」と教えていただきほっとしたりぞっとしたりする。
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次のお宅のウタちゃん。マメちゃんに続いて人なつこく、
車の音がすると通りまで迎えに出て来る。
上村さんはウタちゃんが産んだ子猫4匹(!)を引き取って育てている。
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メシメシ。
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立ち上がっちゃうほどうれしい。そして帰ってほしくない。
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"猫獲り" は猫の敵だけど、こちらの兄さんは "猫撮り" ね。
猫撮るを撮る。
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あまりにハラを出すので調子に乗ってウリウリーモフモフーとやっていたら、
興奮したウタちゃんにガブ&ケリーを見舞われた。
ガブには歯が付き物であることを、オレはこの3年間完全に忘れていたね。
手の両側にぷっすり穴が開いた。
その歯の跡さえ勲章のようににやにやと眺めてしまうものだがね。


ウタちゃんが通りまで追って来た。
往来は少ないとはいえ、車に気をつけてくだされよ…
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去り難い、こんな想いを、何度重ねて来たのだろう。
だからまた来るのだ、このヒトたちは。


ここまでが午前の部。記録が抜けていなければここまでで9軒。
ランチタイムなんて呑気なものはなく、
持参のおむすびやパンなどを移動の合間にぱくぱく。

つづく



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旧ブログ『今週の銀次親分』

by ginji_asakusa | 2013-04-24 23:42 | お出かけ | Comments(3)


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