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ふりかえる 月夜の森15

15年目の月夜の森。
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今年もメインイメージには町田尚子さんの絵を使わせていただきました。
『いっしょに帰ろう』
雪の村で猫のチロに食事と屋根を約束する少女です。
いっしょに帰ろう。いっしょに生きよう。
大げさなことなどなく、こんなふうに一人が一匹に、
差し出すことができたなら。という願いを込めて。
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すず学芸員も去年に増して活躍します。
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第一夜|ジャズ|三木俊雄(ts)/上村 信(b)
第一部はバーで、第二部は蔵で。
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蔵での響きは、特に木の楽器では格段に異なる。
この小さな箱の中が、夜のすべてであるかのように、
震えて鳴り始める音たちが、森に命を灯してゆく。
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こらえきれず すずも第二部から参加させていただいたのでした。
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いますいます。
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天井桟敷の乳母の膝で寝てただけだけど。
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第二夜|朗読|銀河万丈『天切り松闇がたり』
「声になる言葉は、全部嘘になってしまうような気がしてね」…
"百面相" と呼ばれる詐欺師・常次郎の恋。
松蔵少年の目線から見上げる兄ィたち姐御たちは、
みな抜群に颯爽とカッコイイ。
九年目のお茶目な銀河さんとすず坊。
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第三夜|民族楽器
15年連続出演の「天鼓」のお二人。
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雨粒、ダイアモンドダスト、こもれび、波、風、
いろんなものが、降ったり舞ったり吹いたり寄せたりしていたなぁ。
様々に表情を変えながら肌を直接なでてゆく音たちは、
月夜の森の妖精のようなのでした。
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一番乗りで席を確保していたのに事務所に閉じ込められ
昼公演のあいだ中ぎゃん泣き叫び続けたオトコ、
夜の部はいっしょに聴かせていただいた。
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いたずらも邪魔もせず、早々に二階に駆け上がって乳母のもとですやすや、
アンコールの直前に階段を降りて来るというエンターテイナーぷり。
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第四夜|ギター弾き語り|中山うり
うりさんの歌と歌声は、雪原に一軒だけある家の灯を目指すような、
月のない夜に自分だけの星に導かれるような、
今こことこの先にあたたかく明るいものを信じさせてくれる。
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優しいとかやわらかいとかだけでない、
猫のしたたかさ、風を切る心地よさ。
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マイクを通さない声の響きのぜいたくさ。
「メンバー」と紹介していただいたすずは特設ベッドで寄り添い出演。
うりさんが一曲ごとに撫でる、愛しいやりとり。
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第五夜|薩摩琵琶|友吉鶴心『花一看』別会
今年も鼓の望月左太寿郎さん(右、大鼓の橘内 幹さん(左 をお迎えし、
毎年12月恒例、赤穂浪士討入の物語『雪晴れ』を詳しい解説とともに。
雪の降る音、一行の足音、扉を打ち破る音、激しい闘い、雪煙。
ひと筋の表現が描く無念と祈り。
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第六夜|星ノ飛ブ夜:西川郷子/小沢アキ/関根真理
その歌声はどこへでもゆける乗り物のよう。
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天井桟敷から降りそそぐ祝福の雨、
真っ暗闇に飛び交う生命のざわめき、
生きるための足音ひとつひとつ。
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第七夜|落語|柳家ほたる
前座ねこ
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年末年始といえば、の「初天神」と「芝浜」。
ほたるさん演じる小さいヒトが可愛らしくて特に好き。
見上げる坊に、応えるお父っつぁん。
いっしょに屋台の人混みを歩いた気持ちよ。
敢えて去年と同じ演目を選んだという「芝浜」も、よりまっつぐ心に届き。
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お楽しみじゃんけん大会。
ハワイ旅行(のなにか)が当たったヒトも。
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だいぶ猫を(すずを)触れるようになったほたるさん。
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第八夜|おお雨:おおはた雄一+坂本美雨
朝のネコ吸い
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子をあやす世界中の母親たちに歌い継がれて来た
歌の力に圧倒されているという美雨さん。
あたたかな闇を抱く胎内のような蔵で、誰もが子となり母となって
抱きしめ合っていたひととき。
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「二階席〜」
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特設ベッドで添い寝出演のすず、首飾りの鈴も楽器になり。
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かぁちゃんの出番中、ええコで待っているなまこちゃん。
トコトコ歩けるようになっちゃって。
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終演後、バーに登場した流しのヒトに大歓声。
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第九夜|インド古典音楽
サーランギー:ナカガワユウジ タブラ:U-zhaan
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初めて聴くサーランギー、黄金の宮殿の荘厳さと、
千の鈴を集めたような倍音の華やかさ。
海の底と空のてっぺんを行き来するタブラの響き。
宇宙を漂う小舟に乗り合い一時間の永遠をゆく。
一つとして同じでない音の波が何度も何度も出会う。
全身の細胞が泡立つ。
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11年目にして初の場面、U-zhaan猫を抱く。
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九つの夜、すべて無事に開くことができました。
この小さな音楽会をたいせつに想ってくださる出演者のみなさま、
全国からご参加くだすったみなさま、どうもありがとうございました。
今年も皆勤賞はボン母さんでしたおめでとうありがとう。

とちゅう入院しながらも全公演を務められたこと、
友人たちの支えに深く感謝です。
一年はほんとに早いね、ってみんなと何度も言い合う。
だからまたすぐに、また来年。
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by ginji_asakusa | 2016-12-26 20:00 | イベント | Comments(2)

前へ

ぴかー 晴れましたよ
2月11日(祝)、第3回「顔見せ 福島の猫の譲渡会」開催です。
今回は大きなポスターもプリントしてみました。
寄ってらっさーい 
第1回の様子  第2回の様子  かるらのこと
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今回も町田尚子さんが作ってくだすったチラシ/ポスターには、
かわいい猫の絵が登場。参加猫の写真がなかなか揃わないため
苦肉の策だったけど、むしろこのほうが親しみやすいかも。
「ホントの家族を探してます。会いに来てにゃー」と書いてある。
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しかもそれを粘土作家のポヲさんが立体にしてくだすったのでした。
様々な応援や関わりのかたち。
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前日にはいつもの猫の手メンバーで会場作り。
ビールケース&カーテン生地端切れで明るくカラフルな空間に。
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今回は寒いので日陰亭提供ホットカーペットもオンだわさ。
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前回まで「顔見せ」と呼んでいましたが、なんなのかわかりづらい、
という声を受けて、一般的に使われている「譲渡会」としつつ、
浅草らしさが捨て難く「顔見世」も残してあります。
さぁどのくらいの方にいらしていただきご縁を結べるのか、
始まってみるまでは誰にもまったくわかりません。

当日。猫の手班は朝10時に集合。
すずと留守番でさくちゃん気の毒だなぁと思っていたけれど、
事情が変わってすずも連れて来ることができた。
とはいえ事務所でええコにしててくださいな。
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大人気の寅印菓子屋さんから届いた箱いっぱいのお菓子。
ぶさねこ堂に参加してくださることになり、名付けて「ぶさ寅」は
猫にちなんだお菓子ばかり。しかもスペシャルあご海苔バージョンが!
ぶさ寅は必ずしも譲渡会とセットということではなく、他の商品と同じく
無理のない範囲でついでに作れるときにご参加いただくことになっています。
猫のようにふらりと訪れる出会いをお楽しみに。
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福島から猫10匹とヒト2匹(寝不足でヘロヘロ顔)も無事到着 @11:00
どんどんケージは組み上がり、
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はい猫さん入りまーす
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福猫舎から、千世(ちせ)
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今回もチーム銀次手芸部のKaeさんとナリナリさんが
すてきなおめかしグッヅをたくさん作ってくださいました。
かわええね〜
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真澄
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ロキシー
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おかゆ
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個人的に、唯一関わりのあるこのお方。千世という名前をもらったのは、
給餌ではほぼ毎回通った「タロさと猫たくさん」宅の「ポンちゃん」です。
村にいた頃のポンちゃんは[こちら]から全部遡れます。
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吹き抜けた納屋の二階に空の皿の補充に行くと、いつも私を追い抜いて
ハシゴを駆け上がり、顔を洗いながら得意顔のポンちゃん。
似たような梁の天井を持つこの蔵に、ポンちゃんがいるふしぎ。
なにしろ「猫たくさん」「猫∞」と呼ばれた餌場、
最大で15匹近くいたこともある。
四方が開きっぱなしで屋根も穴が空いているし、
カラスもイノシシも野生動物はなんでも入り放題。
ドライフードを盛ったバケツも洗面器もプラ皿も紙皿も
いつでもすっからかんで吹っ飛ばされている。
そんな納屋さえも、解体されるとなれば十数匹が居場所をなくす。
シェルターには余裕がない中で、一斉保護はあまりに厳しいと思えた。
けれど、そんなときこそ諦めないのが犬班おっちゃんなのだった。
で、少なくともポンちゃんはいま、守られて、ここにいるのだった。
あの場所へは戻れない。戻らない。前へ進むしかないのだ。
(2/14 解体され更地になった餌場→  日比さんのブログより)
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ちーむぼんぼんからは、みつまめ
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はくたか
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いつき
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いせき
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あら、誰かと色が似てますねぇ、おこげ。
黒白だといたずらワルに見えちゃうのはヒドい風評被害ですよな。
(写真が曲がっててごめんなさいよ)
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そしてひとり二階には大きなおっさん。
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こちらが彦摩呂
出せー!出せー!
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蔵の中は広くはないけれど、一度に4〜5組が入ることができる。
事前予約はそれほど多くなかったものの、
実際には途切れることなくご来場の方々が。
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あとで知ったことには、おっちゃんはトイレも行かずしゃべりっぱなしだったとか。
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オ、おかゆちゃんがんばっとるねー
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真澄もかわええったら
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カフェもてんてこまいにつき、蔵の中で何が起きているのかは
まったくわからないのだけど、たまに入ってみますと
15:00!
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15:30!うわーっ!
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応援してくだすってるある方が、見せてくだすった。
ひゃ〜 近々ぶさねこ堂にやって来るみたいですよ!
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二階に上がってみると、そこは彦摩呂の園…
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ケージから出られて、みんなに構ってもらえて、よかたねよかたねー
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もう今にもどこの家でも暮らせそうだよね。
彦摩呂と会ったみなさん、その魅力にメロメロに。
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直接出会って触れた感触や、動いた気持ちは、それぞれの言葉によって
また別の場所へ別のヒトへと伝えられてゆく。
こうして往復500kmを猫とヒトが移動することの意味を、
戻らず前に進むのだということの実感を、
共有できる機会はとてもたいせつだなぁと感じた。
私が一人で徒歩徒歩とシェルターに行くよりもずっと。

だいぶちょいベロなオトコ。
きっときっと、すてきな家族を見つけようね。
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終わりの時間が近づいてきてもまだ途切れない。
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こんなにかわええのに、今日は残念。
かゆゆ、またおいでね。
きみが首に巻き付いてパルパル鳴ってると、おっちゃん眠れないんだって。
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16:20、片付け開始
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帰り仕度ゴー みんなでやれば早いよ早いよ
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バケツリレーは誰も動かなくて済むほどの人数に連なった。
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おとーさんたちも
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重機が似合うヒトビト
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チーム福猫に移動して家族を探すことになる真澄。
今日は一旦日陰亭へ。日陰亭は一瞬7匹に、キャー!
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大きな袋に二つずつものたくさんの差し入れ。
事前にお預かりした分や寄付も二人に確かにお渡ししました。

お見送りーズ。
写ってないけどこちら側にも同じくらいいるのでして。
この小さい店にどんだけ猫とヒトが入ってたの。
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かるら、nana、松子、権兵、シンバ、レオン、福蔵、
シュー、みつき、十兵衛、真友、もなか、
福猫舎、ちーむぼんぼん、チーム福猫、日陰亭、オッサン猫の会、
それぞれの保護先から里親になった方たち、
銀次子分の会から、シェルターや活動の支援を始めてくだすった方たち、
それはもう、大きな猫親戚の輪のように、ふくらむ一方なのであって、
前へ進むしかない猫たちを、うんしょと押す力にもなっている。
こうして集まる一人ずつがそれぞれに里親候補のもう一人へとつながり、
出会いの場は強く大きく育ってゆく。

ちーむぼんぼんからは、いせき、おこげ、みつまめ、いつき、
福猫舎からは千世、10匹中5匹がトライアルに進むという成果。
これはもう、やってよかた!としか言いようがないし、
どのようにしてこの会にいらしてくだすったかの話を聞くにつけ、
三回を重ねたことの効果を実感することができた。
応援してくだすったみなさま、どうもありがとうございました。

このまま東京に残って家族を探すのは、
千世とロキシー@日陰亭、真澄@チーム福猫です。
引き続き、ご紹介などどうぞよろしくお願いします。

この日の福猫舎のブログ[こちら
この日のたこちゃんのブログ[こちら

やっと降りられたオトコ。
でもこのひとホントに他の猫のことは気にしない性質で、
一度もそわそわしなかったし、匂い嗅いだりすらしない。
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この日のぶさねこ売上は、主にぶさ寅で32,500円でした。
寅印さん、ご参加ありがとうございました!
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甘やかしー
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by ginji_asakusa | 2016-02-14 23:26 | イベント | Comments(2)

ふりかえる 月夜の森14

幕が開きました、月夜の森14
町田尚子さんの描き下ろしポスターが目印。
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原画は会場内に展示、販売しました。
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猫当てクイズやろうと言ったのに、やらなかった…すません。
位置の高い順に:松子、故メェメェ、千夜、チビ、美郷、マリリン
さくらとすず、誰でもなく誰でもある茶トラ、銀次親分、白木(原画のみ)、
でしたー

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それでは九つの公演を振り返ります。
写真もコメントも、その夜のうちにツイッタに投稿したものをまとめました。
すず学芸員も受付に前座にとがんばりましたよー
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5日 
朗読|銀河万丈 バイオリン|鈴木葉子
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安吉親分突然のワルツ、からの中抜きが痛快にカッコよく。
霧の観音裏を歩きながら「おやびんがだいすきです!」と泣く松に
銀次親分とすずが重なったり。
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この抱っこ写真を後日銀河さんが自らご所望になり、
お送りしたところ「幸せな気分になります♥」とお返事いただき萌え
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6日 
民族楽器|天鼓:暁天+花岡英一
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14年連続出演、世界各地の民族楽器を奏でる「天鼓」のお二人。
二胡の音色のゆらぎはやさしい腕のように心を包んでくれる。
大きいカリンバを床に置いて演奏したら蔵全体が楽器になった!
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暁天さん自作のハングドラム
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爪を噛んでるわけではなく、鳥笛ちう
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11日 
ジャズ|テナーサックス:三木俊雄 ベース:上村 信
開演時間にお食事中の方が多かったので、
いつもと逆にバーでの演奏から始めていただき。
その流れが心地よかった。
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蔵の中に移っての第二部。
一階で、二階の天井桟敷で、バーに残って、
グラスを片手に思い思いの場所で聴く。
散らばる私たちを音がつなぎ、ビルの谷間の小さな空間は、
ひとつの大きな船のように夜に浮かぶ。
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12日 
薩摩琵琶|友吉鶴心『花一看』対談ゲスト:橋本 治
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ぶれ、揺れ、雑音、濁ったもの、いびつさ。
そんなものたちの中に宿る「やまとごころ」について語ってくだすった
作家の橋本治さん。
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琵琶の響きは風や落ち葉と同じ、音の余韻で情景を描く。
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13日 
バンドネオン|大久保かおり ギター|小沢あき
摩訶不思議な楽器バンドネオンと、
その大きな音色に全く負けないギターの深い響き。
彼方の空の下に連れ去られて体の中身を全部入れ替えられた感じ。
音とともに、蔵も夜の中でふくらんだりちぢんだりしていた。
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大久保さんとバンドネオンの出会いのお話、楽器の紹介もとても興味深かった。
お話は[こちら]にも。
バンドネオンが最初にふぉーと鳴ったとき、笙の音に似てる、と思った。
第二部のお話で大久保さんがかつて笙の奏者だったと聞いてなんだか納得。
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17日 
旅猫油団:うた、アコーディオン、ベース、パーカッション
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蔵とバーを行き来して、世界のあちこちや空や海を行き来して、
しかも新たに加わったのがお江戸深川エッセンス!
今年も楽しかったーー
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ボーカルは育休中のもみちゃんに代わって、
伸びやかな歌声に笑顔のすてきな歌姫ゆっきい(YUKKIY)さん。
2016年の新しい旅猫油団にも大注目(アルバム創るって約束!)!
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宿六氏撮影すず on ステージ
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パーカッション岩原さんの楽器群の中☞岩原さん足もと☞
アコーディオン梅ちゃんの足もと(あくび&ちょいベロ)☞
最前列のお客さまの抱えた膝の上にすっぽり飛び乗りイン
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18日 
落語|柳家ほたる
高座を巡ってすずとのバトルが。
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寒かったであろう江戸の師走の空気に想いを馳せながらの
『時そば』と『芝浜』。蕎麦が食べたくなるのなんのって。
そしてこれでもかとぐいぐい泣かされちまったい。
笑って泣いて、心の筋肉がほぐれるー
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20日 
うた、ギター|オオヤユウスケ タブラ|U-zhaan
毎年すてきな共演者をご紹介くださるタブラ奏者のU-zhaanさん。
十年目の今年は歌とギターのオオヤユウスケさんをお迎えしました。
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すべすべ猫の毛並のような歌声に包まれ、
喉を鳴らして永遠に眠ってしまいそうだった
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言葉とメロディがやわらかな闇の中を泳ぎ、
超絶タブラから飛び散る光や水や風の粒をまとって輝き始める瞬間が
たまらなく愛しくてやさしくて、呼吸とともに深くたいせつに存在を確かめた。
昼と夜で湿度がうんと変わり、蔵も生き物らしさを強めていた。
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23日 
おお雨 おおはた雄一、坂本美雨
前座
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猫も走るわなまこも歌うわで親戚の集まり感増し増し。
今夜この場所に集まったヒトたちそれぞれのたいせつにしているものが、
きらきら結晶になって降り注ぐような森だった。ありがとうありがとう
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出番アリアリのオトコ
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スイスイ(演奏中)
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毎年天気に恵まれる月夜の森。
晴れ組でもあるおお雨の夜の部から雨が降り始め、終演後は本降りに。
9組14ステージ、今年も無事みなさまをお迎えし
終えられたことに心から感謝します。
この奇跡の森は、みんなの呼吸で生きているのだと毎年思います。
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お気づきかな。
これまでライブの写真といえば、照明係の私が
階段の上から見下ろして撮ったものでした。
二階にいると体調が悪くなっても途中で降りられないため、
今年は猫の手ムニくんがほとんどの公演で照明係をやってくれました。
なので私は体調不安も気にすることなく入口の土間のところで
全公演に立ち会うことができ、これらの写真も撮ることができました。
ありがとうムニくん。

そして史上初、全公演皆勤賞の快挙を成し遂げたのは、
ボン母さんです!
忙しい師走に様々な仕事や行事が行き交ってスレスレのところ、
参加したい!という強い一念を通して達成してくださいました。
おめでとうございました!&ありがとうございました!
でもね、絶対楽しかったはずなんです。
どの公演がおすすめですか、とよく訊かれますけれども
「ほんとうにどれも全部なんです!」と答える私の気持ちが
わかっていただけたと思います。
まだ見ぬ方々とも、いつの日か月夜の森の音の宴で
お会いできますように。
by ginji_asakusa | 2015-12-26 00:12 | イベント | Comments(3)

月夜の森 第七夜:オラ座

ギャラリー・エフ冬の音楽会月間「月夜の森14」、開催中です。
今年は全九公演、今日はすでに第七夜。
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ランチタイムのすずはカフェで真ん中サービス。
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まるで銀さんみたいに、こんなこともするように。 
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蔵のご案内 
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銀さんに見守られ 
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今夜は柳家ほたるさんの落語です。
昨夜の公演後にできなかったので、これから高座を組みます @16:00
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できました。
そう、エフの高座はビールケースでできています。
(先日は顔見せ会でも活躍してましたぬ)
これがちょうどいいのなんのって。
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上(底)はぎざぎざなので、いろいろ敷き物して整え、
銀の布をかぶせてできあがり。
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上等なお座布団はかるらご両親からの寄贈品。
縁が切れぬよう、縫い目のない面をお客さまに向けるのがしきたりです。
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住み始めた…
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ほたるさん到着で、照明セッティング。
先に座っていたすずは、ちょっと気に喰わないらしい。
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ほたるさんがいなくなると座布団に陣取り、
それはもうずーーっと。
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やがてカフェに戻っていたのに、再びほたるさんが蔵へ向かうと
すずがダッシュで追い抜いてシュタッと座布団に座り、
「来ンなー」とほたるさんを手で押し出す。
盗られちゃいましたw このままやっても面白いですけども
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ンなわきゃない。キリリと開演です。
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演目はまさにこの季節のお噺『時そば』と『芝浜』。
寒かったであろう江戸の師走の空気に想いを馳せながら。
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さすがにこの噺は、落語初心者の私もネットで見聞きしたことがあった。
知っていても、何度聞いても、おもしろいのが話芸のチカラ。
美味い蕎麦と…
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不味い蕎麦。
どっちにしても、蕎麦喰いてぇぇ
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飛び入り参加で、日本語わからないリチャードもいたのだけど、
この噺はなんかわかった!と言っていた。おぉそうかもね!

『芝浜』は、え、そんなベタな、そんなええ噺なんてアリ?と思いながら、
旦那想いのけなげな奥さんと、心を入れ替えた旦那の葛藤と、
目の前の二人の熱いやりとりが胸にぐいぐい迫り、
これでもかと泣かされちまったい。
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ハーあんな風に、年を越せるかな。
笑って泣いて、心の筋肉がほぐれたー

終演後、ギネスに挑戦・月夜の森皆勤賞のボン母さん。
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かるらさんを迎えて1ヶ月、すっかり猫の抱き方が上手になったと
評判のゆかりさん。ほたるさんも驚くほど、猫の話ばかりなヒトにw
そしてもれなくスマホの中身は猫写真だらけにw
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やがて、盛り上がるバーを駆け抜けてひとり蔵に飛び込んだすず。
出て来ないので覗きに行くと、ライトが当たっていた場所に…

「オラ独演会はじまるよー」
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すずくん、今夜は終わったんだよ…高座も片付けちゃったし…ね

(くじけずに)
「はじまるよーみんな集まったらどうなのー…」
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(↑ 泣ける噺)

お、ブログにツイートが埋め込めるようになったぞ!

by ginji_asakusa | 2015-12-19 02:22 | イベント | Comments(2)

第2回 顔見せ会

たいへん遅くなりましたよ…
10月18日、第2回「福島の猫たちの顔見せ会」のレポートです。
(第1回の様子[こちら])

がんばっぺ福島 in 浅草 隊長のさくら姐さんから
朝のグッ玉いただきました(寝ながら)。
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今回もシェルター福猫舎とちーむぼんぼんたこちゃんが主催、
子猫だけでなくオトナ猫もやって来る。
集合は朝10時。
すずは留守番のつもりだったけど、置きメシすると
いっぺんに食べて吐いてしまうから、いっしょに来た。
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すずは前夜の準備も手伝ってくれた。
日陰亭あやこ園長のアイデアで、猫入りキャリーをのせるための
ビールケース10台を用意。
これでみな床に這いつくばらなくて済むというわけ。
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何匹来るかわからないけれど、とりあえず前回と同じように配置。
どうですかね
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準備完了ー
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カーテン部のharumiさんが、ビールケースにかぶせる布を持って行きます!
と言ってくださり、そのための下準備。
ビールケースの底面はでこぼこなので、平らにするための段ボールをカット。
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猫の手tomoさん
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猫の手ボン母さん
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宣伝部絵画班の尚子さんは松子の絵を描いてくださり。
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当日も朝から猫の手たくさん
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二度目の来浅、福猫舎から松子〜
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松子ときょうだいの権兵〜
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もう一匹の兄弟・与作は第1回の顔見せ会で「とき」くんとともに
手芸部でおなじみカルアさんとルディママのおうちのコに迎えられ、
シンバという名前になり(ときはレオンに)今日からトライアル開始!
ふたりも続きますように〜

たこちゃんのところから、あいばちゃん
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色とりどりの厚手のカーテン生地に巻かれ、とてもビールケースとは思えぬ
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あやこ園長の一声で、配置換え。
うむ、たしかにこちらのほうがスペースを取りやすく動きやすそう。
写真撮ってるのは日陰亭撮影係のにゃいさん。
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おめかし仕度。
手芸部のナリナリさん、Kaeさんが作ってくだすった首飾りたち。
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開始前に腹ごしらえ @12:00
おやつ番長のふぐふぐさんから最強のさしいれも到着♥
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終わるまで閉じ込めになるすずくん、がんばって…
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松子がんばっているよ〜
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蔵の二階は成猫部屋。
あやこ園長がその場で編んだベレー帽をかぶってカッパちゃん。
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若葉。
福猫舎のまるこシェルターから、東京のチーム福猫さんに移動して
家族募集中のふたりです。
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ちゃふ(♀)真っ先にトライアル決定
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もろ(♀)
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はくたか(♂)
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誰でしょね〜
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わかっぱ
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じとー…
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退屈かね…
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先ほどのトライアル決定キャリーは、
松子と、
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権兵でした〜 しかも兄妹いっしょにお申し込みが!
なんとうれしや、おめでとーっ!
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お祝いちゅーる、ンメーッ!
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立ってまちゅw
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尚子さんが原画を持って来てくれたよ〜
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あいばちゃん、相当かわいいのに…お声かからず残念
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うぅ
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このふさふさ!
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あいばちゃん、どうぞお見知りおきをー
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カッパちゃん、場所に慣れてからは次々と誰のお膝でも抱っこで穏やか
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ベレーはヅラの一部です、てことで、のちにこの帽子は
「ヅレー帽」と命名されぶさねこ堂でも販売されています。
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かわえ…
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若葉 最後のお見合い、からのトライアル決定〜 おめでとう!
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終了時間となりました @16時
前回より来場者数は少なかったものの、
10匹中4匹がトライアルに進めることになった。

荷物を取りに二階に行くと、事務所に閉じ込めっぱなしだったすずが
ドアからすり抜け階段を駆け下り一直線に蔵へと飛び込んだ!
わわーっ!とんでもないことヲー!と青くなって追いかけたら、
おっちゃんに捕まってきょとんとしてたw
運悪く、まっつぐ飛び込んだ先が捕獲大魔神の腕の中だったのだ。
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片付け開始。
やはりこれも二回目だからでしょうな、さっさか早い早い。
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息つく間もなく…けえるぞー @17時
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この日の福猫舎のブログ[こちら
この日のたこちゃんのブログ[こちら
お二人もみんにゃさんも、おつかれさまでした!

すずも…
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がんばりました!
乳母ーズみなさまに甘やかしていただき
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のり弁寝
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開催から二ヶ月も経ってしまったので(汗)
いろいろ進展がありましたご報告!

❀松子と権兵はお名前そのままで11月11日正式譲渡に!
お父さんのツイッター[こちら
ナツ捜索隊にも参加してくだすっています。
福島からやって来た猫を想う気持ちは同じ。

❀与作→シンバ、とき→レオンも11月2日、正式譲渡に。

❀若葉は「むつこ(夢都子)」としてmiikoさんちのみいこさんとトライアル中。
手に汗握る、日々の様子は[こちら

❀ちゃふは「かるら(迦楼羅)」として11月にトライアルからの正式譲渡。[こちら

❀カッパちゃんは「ぶんちゃん」としてその後トライアルへ。[こちら
[追記]12月16日、正式譲渡に![こちら

❀[追記]あいばちゃん、お見合いからトライアルへ!(12月)[こちら

日陰亭では真友が募集中でしたが、カッパちゃんの枠で出場した譲渡会で
ご縁を得て、12月中にトライアルへ!

❀郡山のシェルター福猫舎では、飯舘村でまもなく取り壊しになる
納屋に居着いた10匹以上の猫たちの保護が始まっています。
ポンちゃんたちがいる「タロウと猫たくさん」宅の「猫たくさん」です。
ポンちゃんは犬班おっちゃんの命名で「千世(ちせ)」に。
こちら]←さくらはんの娘みさとの最新写真も載ってます❀

シェルターに10匹入るということは、10匹出なくてはなりません。
家族に迎えてくださる方、預かりだけでもできる方、ご検討ください。
ご友人にこのような活動をご紹介いただき、
ご協力の声かけをしていただくことも、大きな力になります。
by ginji_asakusa | 2015-12-15 23:59 | イベント | Comments(1)

夏の森の終わり

昨日は三年目のれんちゃんの日でした。
(尚子さん作 睡蓮こけし
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今も憶えてくださる方々がおられることに驚かされます。
ありがとうございます。
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死は終わりではなく始まりでもある。
れんちゃんからも銀さんからも教えられたこと。
れんちゃんの死から生まれたつながりや、
強くなった結びつきはいくつもあり、それは今も続いている。


町田尚子さんと初めてお目にかかったのは、れんちゃんが旅立った翌日
お弔いに来てくだすったのだった。
すでに『いるの いないの』は出版されていて私も手にしていた。
銀さんに先導されて蔵の二階にたどり着いた尚子さんが
「あの梁の絵を描く前にここに来たかったなー」と言って
私は「ここであの梁の絵を観たいなー」と思ったのを覚えている。
怖いだろうなーとも思ったけれど、怖がらせるためではなく。
ニンゲンより長生きな建物に、ニンゲンより先にナニカが住み着いていても
ふしぎはない。その説得力ったら。


大学生の頃(20年以上前!)、安曇野の森の中にある
絵本館と出会い、折りに触れ通った。
ページをなでるほど絵本が大好きだった私に、
(当たり前のことだけれど)「絵本という印刷物には原画がある」
ということを教えてくれた場所。
絵のように眺めていた絵本には見えていなかった原画の色彩や質感。
ふたたび絵本に出会い、慈しむための、オトナのための場所。
入院中から、夏休みに安曇野まで行って自転車に乗って
蕎麦を食べ絵本館を訪ねることを、回復の目標にしていた。[プラン例
残念ながら絵本館はこの夏から無期限の休館に。
ともあれ私は、「絵を観る」のとは感覚の異なる
「絵本の原画を観る」ことが好きだ。


尚子さんの絵のなかの森や草原に私はいつも心を惹かれる。
怖いみたい。怖くないみたい。
遠いのかもしれない。近いのかもしれない。
夏なのに寒そう。でもその距離のなかではあたたかそう。
誰の手も届かず誰にも見えないかもしれない特別な場所。
だからそこにだけ息づいているイキモノたちは
きっとそこでだけは護られていてしあわせにちがいないと思えて
どこか不安な景色のなかに奇妙な安心感がちいさく灯る。
ポ、と灯るその瞬間が好き。
そして、チーム銀次トホホメンバーの一人として
そこに加わった、あの村の景色(『あずきとぎ』)。
空恐ろしい現実が物語のなかで永遠に美しく反転した。


押しもせず引きもせず、小川のように自然な流れのなかで
実現することになった絵本原画展。
二冊の絵本の原画全点が並ぶ稀少な機会である。
出版元である岩崎書店さんの愛あるご協力も心強く、
ご出演を快く引き受けてくだすった方々にも励まされ、
企画の全容が決まっていったのはまだ春の頃だった。
しかし途中で病が発覚した私は、本番で浅草にいないだけじゃなく、
この世にいるの?いないの?困るじゃないの? なことになった。
誰ともどんな約束もできないのでは? と思えたけれど、
私一人のためにおおごとにしてこの森を閉じたくなかったし、
なんとかなると信じてた。
本来なら不要なはずのヒヤヒヤを背負わされつつ尚子さんは
暑い夏のさなか病室に三度も通ってくれて、
打ち合わせはいつもいちばん最後の後回しになるくらい
いろんな話をして、壁には私を励ます猫たちの絵が増えていった。


そして私は設営も二つのイベントも、毎日の展示も大忙しだった連休も、
少年たちと猫たちと犬と妖怪たちと、緑のなかで過ごすことができた。
そんな日々もあと二日。夏の終わりが二度来たみたいだ。

木々の息づかい、古い建物の息づかい、少年の息づかい、
いるかもしれないしいないかもしれないものたちの存在、
怖がってみたり怖くなんてないさと歌ってみたり、
足もとをかすめる黒白の猫、もしくは銀色の猫、
見たり見なかったり、見えたり見えなかったり……
この場所に生まれてはただよう様々な気配と触れ合いつつ、
二つの物語と、その世界を描いた原画とに出会っていただきたく、
ご来場お待ちいたしております。

26日(土)12:00〜19:00
27日(日)12:00〜17:00
町田尚子さんは両日とも在廊
[会場への地図 こちら

会場にて販売中:
怪談えほん『いるの いないの』(在庫少)
妖怪えほん『あずきとぎ』(在庫少)
絵本『おばけにょうぼう』
展覧会特製手ぬぐい「13 CATS」
ポストカード


すず学芸員も様々に活躍中です。
「見習い」を外したいくらいに。
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会場ではあちこちで足元と頭上にご注意ください
(怪談ではなく構造上の問題から来る注意事項)
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チュゥサービス(熱烈ガブリ注意)
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写真撮影サービス
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ハラ出しゴロンサービス
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by ginji_asakusa | 2015-09-26 02:22 | イベント | Comments(3)

納涼落語会

姐御風さくらはんに見送られ 
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第二弾イベントの日(9/11)。
すずくん行方不明!と慌ていたら、高座の下に潜っていました 
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オラは階段にいるけど怪談が始まるよー
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柳家ほたる納涼落語会。
特製おみやげは、尚子さんの似顔絵パッケージのキャラメルです
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始まりました
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お化けです
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満席です!
演目は『番町皿屋敷』と『もう半分』
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ぞぞ〜っ
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きや〜〜っ
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ええお顔…
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『もう半分』はニンゲンの欲の醜さがこれでもかと描かれた噺。
ぞぞ〜、オェー、という気持ちになりました。
このような怪談噺のあとには大喜利などをやって
お客さんを陰気のまま帰さないというきまりがあるんだそうで、
それはありがたや!
尚子さんが呼ばれまして、二人で縁側のように並んで腰掛けていい感じ。
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このお二人は第一回子分寄り合いのときに出会っている子分同士。
昨年ほたるさんが初めてご出演くだすった「月夜の森」で
私も尚子さんもすっかりファンになり。
怪談や妖怪好きで知られ、手ぬぐいもお化け絵のほたるさんに、
ぜひこの展覧会の中で落語会を!とお願いして実現しました。

京極さんのときと同じくトークは「ノープランで」いこうとした尚子さん、
ほたるさんから「ヒト前で話すというのになんていいかげんなんでしょう!」
とイジられてw そのギャップが愉快なコンビです。

ほたるさん、すっくと立ち上がって絵を指差し、
「みなさん猫好きだから、猫が描いてあるからって騙されちゃってますけど
 おかしいですよ?いいですか?どの絵もものすごく怖いですよ?」
尚「どこがですか〜 ただのさわやかな絵じゃないですか〜
 マイナスイオンたっぷり〜」
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あ、いつの間にか猫もいますね
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トークの部になってから私が放流したのですが、
すずは客席を抜けてまっつぐに舞台へと進み、
高座の上の座布団の真ん中に腰を下ろしたのでした。
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じゃんけん大会の賞品です。
特製怪談CD(!)とほたる手ぬぐい。尚子さんも会場では売っていない
手ぬぐいとポストカードたちを出品。ほしいなぁ。
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すずくんもええ仕事してます。
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じゃーんけーん
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うふふ、尚子さんも楽しそう
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こうして展覧会中の二つのイベントが無事終わりました。
7月のイベントを二つもすっ飛ばしてしまったことがショックで、
今回も、約束を守りきれるのか不安でした。
絵だけでなくトークの才能にも熱い注目が集まっている
尚子さんの存在は私には心強かったものの、
尚子さんには誰よりも心配をかけてしまいました。
たくさんの猫の手とみなさまのご参加を得て、いつもの場所で
いつも通りにエフらしい公演が開催できてほっとしました。

そしてもう一つ。頼んでも教えてもいないのに、
めちゃくちゃにしすぎずにステージで期待以上の活躍をしてくれる、
ふしぎな猫の存在。
そんな猫が二匹も続くなんて、どう考えてもおかしいなぁと思うのです。
誰に教わったの?と尋ねるならば、やはりそれは
いるのいないの?と尋ねる必要もないくらいに
あの方しかいないんじゃないかと。
by ginji_asakusa | 2015-09-22 22:22 | イベント | Comments(2)

いるからね

町田尚子 絵本原画展『いるの いないの』『あずきとぎ』
始まりました 
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尚子さん在廊中は絵本にサインしていただけますので
お気軽にお声をおかけください 
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すず学芸員も活躍中 
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いるからね 
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絵本とグッヅも販売中です。ギャラリー入口にある注文票にご記入の上
カフェにてスタッフへお渡しください
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6日(日)は京極夏彦さんと町田尚子さんのトークイベントでした。
すず学芸員も颯爽と!
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座布団運び!それ二階のだけどね!
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自ら椅子に飛び乗って照明セッティング、助かるぅ 
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二階の座布団チェック
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その横で京極さんが絵本にサイン中です
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その横で尚子さんが無邪気で残酷な子どものように
次々とリクエストを繰り出しています
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おかげさまで、京極さんの休憩時間は減ってしまいましたが
予定より多くサインしていただけました。しかも一冊ずつ絵付き。
京極さんのお宅にも猫さんが二匹おられるそうです。
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すずも肉球スタンプ押しています(価値が下がるよ)
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いらないよ、いらないよ
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エフ用にいただいたサイン
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最後に、全体を見渡して。
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カクイー
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始まりました。
打ち合わせナシ、ノープランのゆるトーク、
それが魅力なお二人の対談は三回目とのことで、
息の合いっぷりも楽しみです。
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「猫又」は妖怪なのお化けなの?化け猫とは違うの?というお話に始まり、
京極さんが暴露する尚子さんの天然っぷり(深くうなずく観客一同)、
猫の魅力、猫に似ていると尚子さんが言い張る軽トラの魅力、
『いるの いないの』と『あずきとぎ』が生まれた経緯や裏話などなど。
絵を描くにあたっては、妖怪「あずきとぎ」を「絶対知らなそうなヒト」
が望まれ、尚子さんが選ばれたそうです。
そして「知らないままに、描き終わるまで調べないように」とも言われて、
尚子さんはほんとうに調べなかったそうです。
音しか聞こえず姿の見えない、けれども逃げられないほど近くに
忍び寄るような怖さは、そんなところからも滲んでいるのかもしれません。
そうして手渡された京極さんの文章を、尚子さんは「ドッグラン」に例えます。
好きにやってみたらいいよと手放される加減がとても心地よく、
のびのびと描けるのだそうです。
800字の物語から、尚子さんは「書かれていないお話」を読み取って描きます。
たとえば軽トラも橋も犬も猫も、お話にはまったく出て来ません。
それが「絵本」の魅力でもあり、実はすごいことなんだなぁと改めて興奮。
逆に、尚子さんが描いた絵をもとに、まったく違うお話を
京極さんが書き下ろすことも可能というわけ。それ見てみたい!
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ところで、います。
ご出演のお二人の意向と、お客さまのご了承を得て、
すずは公演中自由に出入りしていいことになったんです。
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ピャーと走り去ったかと思うとカフェ二階の事務所から
自分のおもちゃをくわえてピャーと走って持って来て、
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客席をすり抜けて、京極さんと尚子さんにお供え!ドヤ!
そのまま京極さんの着物の裾の中をバッサバッサと
おもちゃとともに出たり入ったりして。やるなァ
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誰一人慌てることなくトークは進行
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寝てる氏
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90分が経った合図を送って、では締めヲ、となったところで
尚子さんが「朗読するの忘れてた!まいっか!」と言い、
せっかくだから聴きたいじゃないですかゼヒ!ってことで
まずは尚子さんが『あずきとぎ』。
尚子さんの声、小鳥みたいで好きなのです。
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続いて『いるの いないの』を京極さんが。
先日、他所で開かれた朗読会でも初めて京極さんの朗読を拝聴したのですが、
ねっとりまとわりつくような声と息づかいが、そりゃぁもう怖いのです。
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いるいなの "あそこ" にいるのが "おじいさん" であるとは
ひと言も書いていないから恥ずかしがり屋の女子高生かもしれないし、
あずきとぎの川には「どぼん」と書いてあるだけ、水紋もない。
想像する余白からさらに生まれて来る怖さ。
何度でも読みたくなるおもしろさ。
あれはなんなのか? 何が起きたのか? いるの いないの?
「闇」が存在する蔵の空間で、物語の世界観を存分にお楽しみください。
(足もとにはくれぐれもご注意なさりつつ…)
いるしね。
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「いるいなさん」のプリントには京極さんがサインをしてくださり、
仁義箱へのチャリティー販売を快諾してくださいました。
サイレントオークション形式で販売いたしますので、
ご希望の方は入札用紙にご記入の上、こちらの専用箱に入れてください
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終演後、ゴルゴと
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マメと
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いる氏
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すず学芸員、毎日ハリキッテます、キリッッ
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販売作品四点は売り切れました
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入札はどうかな
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いるからね
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by ginji_asakusa | 2015-09-13 22:51 | イベント | Comments(3)

ちびーず顔見せ会

涼しくなってきて途端にくっついて寝るようになるのねぇ 
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行きますよー 
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この日は福島からやって来る仔猫たちの顔見せ会
主に飯舘村でこの夏保護された仔猫たちです。
前夜の会場準備ではすずくんもハリキッテいました。
猫の手はボン母さんと、福猫舎の保護猫を家族に迎えたtomoさん。
猫たちのため何かしたいというヒトたちが自然に集まって自然に動く。
チーム銀次のええところなぁ。
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時間通り、浅草に到着ー @10:30
14匹のちびーずたち、そして福猫舎おっちゃんこと犬班A。さんと
ちーむぼんぼんたこちゃん。ご無事にようこそ!
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たこちゃんが持って来てくれた、桃たくさん!
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日陰亭あやこ園長+チーム銀次参加でさくさくと搬入完了
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蔵のなかに史上最多数の仔猫! 大合唱が響き渡る〜
これずっと聴いていたいライブ。チケット完売だな。


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松子〜
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チラシのセンターだった宝と書いてほーちゃん
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この日参加した仔猫:
福猫舎から5匹[こちら]ちーむぼんぼんから9匹[こちら

ちびーずをキャリーからケージに入れ替えます。
こちらのケージはRAINBOW PROJECTのマメKさんからのご支援
マメKさんもご来場で初めてお目にかかれて感激。
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仮積み
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少しでも落ち着けるよう、一つずつケージカバーをかけていきます。
こちらも手作りの支援品。あちこちに猫たちへの愛情が溢れています。
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ちびーずも、チーム銀次手芸部のKaeさんとナリナリさん作の
首輪&首飾りを着けておめかしです。
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階段下に福猫舎の5匹。
ケージにお名前プレートもつけました。
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正面と右列はちーむぼんぼんの9匹。
なんとか一匹ずつのお見合いスペース(間隔)も確保。
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よい出会いがありますようにな
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がんばって福島からやって来たんだもんね
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準備完了してカフェで腹ごしらえしながらスタッフ打ち合わせで
それぞれの役目と流れを確認。

13時、顔見せ会開始。
ランチをしながら開始を待ってくだすった方も。
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お見合い担当は犬班おっちゃん、たこちゃん、
そしてチーム福猫のむーまま、日陰亭のあやこ園長。
命のやりとりをするために必要なことを聞き出し、伝える、
肝力の必要な役目。誰にでもできることではなく、経験が物を言います。
4〜5組の希望者が同時に入場でき、10〜15人くらいが
蔵のなかにいたことになります。面積的にかなりの熱気です。
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私はカフェでの待ち合い担当。
お見合い担当が全員ふさがっている状態で蔵も満タン、
常に3〜4組の方たちにカフェでお待ちいただかなくてはならないほど
たくさんのご来場をいただいたのでした。
うれしい悲鳴で全員フル稼働のてんてこまい。
時々給水に飛び出して来るおっちゃんとたこちゃんに、
カフェでお待ちのサポーターの方々や、日陰亭を通して
福猫舎の猫たちの里親になった方々をご紹介したり。
支援のやりとりでは長い付き合いでも会うのは初めてな方ばかり。
一目会いたいとみなさん駆けつけて来られたのでした。
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わ!検討しててくだすったんだ!と初めて知った子分さんも
ご家族と来てくださり、うれしかった。
いつかそんな日が来ることを願っていました。
そんな方たちが、まだまだおられるのだろうと思うのです。

カフェ猫の手は今週もまどか&ムニ夫妻。
入口案内と消毒係は豆かあさん。
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蔵の入口に貼ったマメKさん作の注意書き。
開始前におっちゃんがヒドく頭をぶつけ、
でっかいたんこぶができたのは本当の話。
手ぬぐいで氷袋を包んで頭に巻いている姿が最高におもしろいのに
写真をお見せできずに残念です。
[追記:マメKさんのブログに写真が! こちら
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マメKさんが描いてくだすった銀さん
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松子がんばれ〜
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4時には終わらない感じになってきました(汗
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少し遅れてしまいましたが、大盛況のうちに終了です。
一刻も早くちびーずとおっちゃんたちを福島へ送り返すべく、
みなでさくさくと撤収。
シェルターでは50匹の猫たちがおっちゃんの帰りを待っている。

新幹線の名前がついたちびーずたち、
並んだキャリーが発車を待つ新幹線の車庫みたい。
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人数多いからすべてバケツリレーで早い早い!
お手伝いはそんなにいらないと思うよなんて言っていたのだけど全然必要だった。
みんないてくれてぎりぎりなんとかなってほんとによかった。
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ねむねむ松子、おつかれさん。
チーム銀次では一番人気の松子は残念でしたが
4匹のトライアルが決まり、まだ検討中の方々も数組。
どうなることかドキドキだったけれど、成果があってよかった!
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最後におっちゃんに給餌しながら、見送りのヒトだかり。
現場を支えたいと思う気持ちは親戚付き合いにも似て。
気負わないけど揺るがない、そんなスタンスがいいなぁと思うのです。
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今回は「店の前のポスターを見た上司から教えられて来た」
という方がおられたそうで、にゃんとうれしい!
「家族に迎える猫とはああいう場所で出会うもの」
という認識が共有されるためには、定期的に続けてゆくことが必要。
ネットで知ったヒトでも近所のヒトでも「あそこに行ってごらん、
いろんな猫に会えるよ」と誰かに話してくれるヒト、
誰かを連れて来てくれるヒトが増える。
そんな場が生まれるための第一歩となった一日でした。

引き続き募集中、ちーむぼんぼんの仔猫たち[こちら
この日のたこちゃんのブログ[こちら
この日の福猫舎のブログ[こちら
チーム福猫では[若葉]、日陰亭では[幸生]、それぞれ家族募集中です!


さてさて、出番ゼロだったうえに誰にもかまってもらえず
二階でずっとひとりだったすずくん、イジケたあまり
紙袋のなかで眠っていました。こんなの初めてです。
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スネヲくーん
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by ginji_asakusa | 2015-08-25 23:27 | イベント | Comments(2)

月夜の森 第四夜:旅猫油団

普段は赤一色の境内も、今はみごとな黄金色です。
いちばんきれいなのは神社入口の銀杏。
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『月夜の森』第四夜、2011年から四年目の「旅猫油団」のみなさんです。
すずもハリキッテ出動。
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実は連れて来るか迷ったのですが、メンバーのみなさん
銀次親分のお弔いに揃って来てくだすった上、
ヴォーカルのもみちゃん以外まだ三人はすずに会ってなくて、
会えるのを楽しみにしてくだすっていたから。
よろしくお願いしまーす
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さっそく猫遣いの梅ちゃんがワシャワシャと遊んでくださる
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昨年一人だけ銀さんと記念写真を撮って
メンバーにうらやましがられていた岩原さん。
なんで岩原さんだけだったかというと、
車に積み込む楽器があまりに多くていつも居残りなのです。
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アフリカの、ふしぎな楽器。これひょうたんだそうです!
岩原さん、すずを入れて猫鍋にしたかったけど入らなかった。
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太鼓にのって、シャラランの楽器も鳴らしたぞ。
今日はアフリカン太鼓に弟子入りかえ。
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豆かあさんと。旅猫モフド、鈴とっちゃったごめん >あやこ
そしてすずは銀さんと同じくリハーサルで太鼓の音にびっくりして、
二階に逃げ帰った。
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第一部は蔵の中で。
CDで何度も聴いて何度も歌って大好きな曲たち。
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西やんの弾いているのはメキシコのベース、乾いたいい音!
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第二部はバーで。
もみちゃん&西やん(上々颱風)
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梅ちゃん&大ちゃん
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銀さんトリビュートで特別に猫アレンジした曲をみなさまに
クリスマスプレゼント!という第一部からの前振りで期待の高まった曲。
外国の歌をネコーネコーと言い換えているだけという可笑しさが
渦になって炸裂してみんなでミャーミャー大合唱で大盛り上がり。
閉じ込め中のすずも二階で大絶叫。
人気が出たらよそでもやります、と言っていたけど、
うちは猫ヘンタイ成分濃すぎるからなぁw
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第三部
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『まわる』
命のすべてはまわる 命のすべてはめぐる 季節のように
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この笑顔と明るさが心からの元気をくれる
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ラストは『君の歌僕の歌』はみんなで手拍子。
世界のどこへ旅しようとそこには同じ空がある、
みんながひとつになる、そんなイメージ。
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音楽で世界を旅をして、最後のアンコールではもみちゃんが
「やっぱり私にはふるさと日本なんです」と歌った『群青雲』で
涙ほろり。


あっという間の世界旅行、2時間の終演後。
すずを探せ。
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すずも旅猫になりますかー
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太鼓に使うブラシは格好の猫じゃらし。
手前のアフリカのマラカスも転がしてよく遊んだ(遊ぶな)。
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ついには楽器ケースにイン
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膨大な量の楽器が全部片付くまで、すずは蔵で旅猫メンバーと過ごしていた。
やっぱり来てよかった。
梅ちゃんと。
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楽器運び出しの間は miikoさんが抱っこしていてくださり。
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とろ〜ん 今日もがんばったね
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すずにとってこの毎日はどんなだろう。
毎日違う景色、毎日違うたくさんのヒト、モノ、音。
ここではそういうものなのだと、わかっていて全然驚かない
ということだけは、銀さんの仕事を引き継いでいる。
またさくらはんに話して聞かせてあげてね。


まだまだ続く『月夜の森』、半分も行ってません。
一日おいて第五夜は12月13日(土)15時/19時
おなじみ琵琶ッチこと友吉鶴心『花一看』別会
鳴り物(鼓)との共演が毎回好評な、赤穂浪士討入りの物語
『雪晴れ』の解説と演奏です。
夜の部は満席、昼の部は残席わずかとなっております。
詳細は[こちら

第六夜は12月14日(日)14時/18時
上々颱風の歌姫・西川郷子さんと、ギターの小沢あきさんのユニット
「星ノ飛ブ夜」
昼の部は一階席満席で二階席のみ、夜の部はお席がございます。
詳細は[こちら
by ginji_asakusa | 2014-12-12 02:25 | イベント | Comments(1)


浅草ギャラリー・エフの看板猫・銀次親分の日々。


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